5P徴候(疼痛(pain)、感覚異常(paresthesia)、麻痺(paralysis)、腫脹(palpable swelling)、脈拍消失(pulselessness))を伴うコンパートメント症候群であり、圧迫を直ちに解除しなければ下肢切断に至る可能性があるため、ギプスの除去が最優先となります。
ギプス固定中の患者に損傷の程度に見合わない激しい疼痛、感覚鈍麻、足背動脈の拍動消失がみられた場合はコンパートメント症候群を疑います。
最も緊急性の高い介入はギプスとその下の綿包帯・巻軸帯をすべて除去し、外部からの圧迫を解除することです。筋は完全虚血後4〜6時間以内に不可逆的な壊死が始まります。
ギプス除去後も症状が改善しない場合は筋膜切開術が必要となるため、直ちに医師に報告します。冷罨法や止血帯の適用は組織虚血を悪化させるため絶対禁忌です。
学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。