60歳女性、線維筋痛症と大うつ病でduloxetine 60 mg/日を1年内服中。毎晩ワイン2〜3杯。救急外来で腰部捻… | MyMerci
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問題

60歳女性、線維筋痛症と大うつ病でduloxetine 60 mg/日を1年内服中。毎晩ワイン2〜3杯。救急外来で腰部捻挫にtramadol 50 mg 6時間ごと頓用が処方された。看護師の適切な行動はどれか。

解説
本患者は2つのリスクが重なる。(1)肝毒性:duloxetineは多量飲酒(≥3杯/日または慢性)や既存の肝疾患で避けるべき薬剤で、併用ではALT/ASTが上昇し、まれに肝不全を起こす。(2)セロトニン症候群:duloxetine + tramadolはセロトニン作動性薬を二重に重ね、tramadolは発作閾値も低下させる。処方医にエスカレーションし、飲酒/SUD評価・LFT・非セロトニン作動性鎮痛薬(肝に注意したacetaminophen・lidocaineパッチ・GIリスクを考慮したNSAID)への切替・セロトニン症候群警告徴候(クローヌス・反射亢進・興奮・発熱)の教育を行う。安心化・自己中止・飲酒減量のみでは安全問題を見逃す。

詳細解説

二重問題:アルコール+duloxetine=肝、duloxetine+tramadol=セロトニン。両方同時に対処する必要がある。

臨床シナリオ

シナリオ 60歳女性、MDD+線維筋痛症でduloxetine 60 mg/日を1年。毎晩ワイン2〜3杯。救急外来で急性腰部捻挫にtramadol 50 mg q6h PRNが処方。カルテに既往LFTなし、明らかな肝疾患所見なし、黄疸なし、asterixisなし、AOx3、バイタル安定。薬剤リストにSSRI/MAOI/triptan/St. John wortなし。

重要概念

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