78歳女性、大うつ病性障害のため2週間前にエスシタロプラム10 mg/日経口投与が開始された。新たに頭痛、悪心、錯乱を訴… | MyMerci
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問題

78歳女性、大うつ病性障害のため2週間前にエスシタロプラム10 mg/日経口投与が開始された。新たに頭痛、悪心、錯乱を訴え、家族によると自宅で1回転倒した。本日の血清ナトリウム値は124 mEq/L(以前は138 mEq/L)である。看護師が最初に行うべき行動はどれか。

解説
SIADH関連の低ナトリウム血症はSSRIの副作用として認識されており、特に高齢者、女性、低体重、利尿薬服用者で起こりやすく、通常治療開始後2~4週間以内に出現する。症状は脳浮腫を反映する(頭痛、悪心、錯乱、転倒、極度の低ナトリウムでは痙攣)。優先されるのは、原因薬剤を中止し、処方医に連絡し、水分制限を実施することであり、ナトリウム値と神経学的状態をモニタリングする。サイアザイド系利尿薬の追加は低ナトリウム血症を悪化させる。用量を倍増するとリスクが高まる。生理食塩水の急速静注は浸透圧性脱髄症候群のリスクがあり第一選択ではない;補正は緩徐に行う(24時間あたり8~10 mEq/L以下)。

詳細解説

SSRI開始間もない高齢者の混乱・転倒は即時のNa検査と薬剤レビューが必要 — 「うつ病」「老化」と片付けてはならない。

臨床シナリオ

シナリオ 78歳女性、MDDで2週間前にescitalopram 10 mg/日開始。現在、頭痛・嘔気・混乱、目撃された転倒1回。BV: BP 118/68、HR 82、RR 18、T 36.8°C。検査: Na 124 mEq/L(基準138)、K 4.1、Cr 0.8、尿浸透圧480 mOsm/kg、血清浸透圧262 mOsm/kg、尿Na 60 mEq/L → SIADHに合致。脱水・溢水所見なし。常用薬: escitalopram、atorvastatin、Ca・ビタミンD。

重要概念

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