シナリオ 入院中の65歳患者が重症Clostridioides difficile腸炎(水様性下痢・発熱・WBC 18,… | MyMerci
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問題

シナリオ 入院中の65歳患者が重症Clostridioides difficile腸炎(水様性下痢・発熱・WBC 18,000)を発症。処方医がvancomycin 125 mg PO q6h × 10日を指示。最も適切な看護指示はどれか。

解説
重症C. difficile感染症(CDI)は現行のIDSA/SHEAとACGガイドラインで経口または直腸vancomycin 125 mg q6hを10日、またはfidaxomicin 200 mg q12hで治療する。重要な薬物動態のポイント: 経口vancomycinは消化管からほとんど吸収されず結腸内腔に留まる・これがC. difficileが存在する場所。IV vancomycinは全身組織に届くが結腸内腔に治療濃度で入らないためCDIには効果がなく、逆にIV vancoはMRSA等の全身性グラム陽性感染用でCDIには無効。重要な看護: (1) 経口vancomycinを指示通り投与、(2) 接触(腸管)感染予防策と個室、または別CDI患者とコホート、(3) アルコール手指消毒はC. difficile芽胞に効かないため石鹸と水で手指衛生、(4) 抗菌薬を見直しdysbiosisを助長する薬剤(FQ・clindamycin・広域cephalosporin)を可能なら中止/狭域化、(5) 重症ではtoxic megacolonを増悪するためloperamideなどの止瀉薬を避ける、(6) 劇症CDI(低血圧・腸閉塞・巨大結腸)を監視し外科評価、(7) 家族と訪問者へ教育。IV変更・牛乳混合・重症CDIでの退院はすべて不適切。

詳細解説

経口vancomycinがCDIを治療する唯一の経路。手指衛生は石鹸と水、アルコールは芽胞に効かない。個室+接触予防策。

重要概念

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