非選択的NSAIDのibuprofen・naproxen・ketorolacはCOX-1とCOX-2を阻害しプロスタグランジンによる炎症・痛み・発熱を軽減するが、GI粘膜障害・腎血管収縮・体液貯留・高血圧・心血管リスク増加を伴う。標準教育: (1) GI不快感軽減のため食事・牛乳・水と服用、(2) GI出血徴候 — 黒色便・吐血・コーヒー残渣様嘔吐・上腹部痛・貧血・原因不明倦怠 — は直ちに評価。60歳超・潰瘍既往・抗凝固薬・コルチコステロイド・アルコール・NSAID併用でリスク増加、(3) NSAIDはBPを上げ降圧薬効果を減じるためBP監視、(4) 腎警告 — 尿量低下・足首浮腫・体重増・Cr上昇は中止、(5) 心血管リスクのクラス警告(MI・脳卒中)、(6) NSAID同士・コルチコ・抗凝固薬の併用は処方医監督なしで禁止、(7) 低用量アスピリン併用時はアスピリンをibuprofenの30~60分前または8時間後に服用 — そうでないとibuprofenが抗血小板効果を阻害、(8) 妊娠第3三半期は早期動脈管閉鎖のため回避。空腹・毎日アスピリン併用・prednisone併用はいずれも誤り。