長期の経口コルチコステロイドは視床下部-下垂体-副腎軸(HPA)を抑制する。急な中止は副腎不全を引き起こし副腎クリーゼ(低血圧・低血糖・高K・倦怠・嘔吐・ショック)へ進展しうる。慢性prednisoneの教育要点: (1) 自然コルチゾールピークに合わせGI副作用を減らすため朝食と一緒に服用、(2) 急に中止せず処方の漸減に従う、(3) ステロイドは典型的感染徴候を隠し治癒を損なうため発熱・咽頭痛・排尿時痛などの感染徴候を報告、(4) 高血糖・体重増加・浮腫・気分/睡眠変化・易出血・白内障/緑内障の自己モニター、(5) 骨粗鬆症予防のためカルシウム1000~1200 mg・ビタミンD 800~1000単位・荷重運動・骨密度モニター、(6) ステロイド依存を示すmedical alertブレスレット装着、(7) sick day計画携行・大病/手術/外傷時はストレス用量、(8) 飲み忘れに2倍量は禁忌、次回定時に服用。早期中止と倍量服用は直接禁忌。