PaO2/FiO2比110、両側浸潤影があり心原性ではないことは、中等度ARDS(P/F 100~200)のベルリン定義に合致し、重度(100未満)に近い。中等度から重度のARDSでは、1日12~16時間の腹臥位により、虚脱した背側肺領域を再拡張し、灌流を再分配して、人工呼吸器関連肺傷害を軽減することで換気血流比のマッチングを改善する。PROSEVA試験とその後のメタアナリシスで死亡率の改善が示されている。選択肢1は腹臥位を血管拡張薬療法と混同している。選択肢3は重要な介入を軽視している。選択肢4は順序が逆であり、腹臥位はECMOの前に試みられるべきである。