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Laboratory Values PA
問題
56歳の患者が血圧226/132、重度の後頭部頭痛、霧視、軽度の意識混濁を伴って救急外来を受診した。眼底検査でうっ血乳頭が認められる。看護師が優先的に予測すべき医師の指示はどれか。
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1
IVラベタロールまたはニカルジピンを滴定し、最初の1時間でMAPを25%以下に下げる。
✓ 正解
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2
IVニトロプルシドを急速に滴定し30分以内に正常BP 120/80まで下げる。
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3
経口クロニジン0.2 mgを内服、30分後にBP再測定。
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4
すべての降圧薬を中止し2時間後にBP再測定。
解説
血圧226/132で臓器障害の徴候(重度の頭痛、霧視、意識混濁、うっ血乳頭)が見られる場合、高血圧緊急症と定義される(高血圧切迫症は血圧上昇があっても臓器障害がない状態)。治療には点滴静注による厳密な血圧管理(ラベタロール、ニカルジピン、またはクレビジピン)が必要で、最初の1時間で平均動脈圧を25%以内の低下に抑え、その後の2~6時間で約160/100まで下げることを目標とする。急速に血圧を「正常」まで下げると、脳、冠動脈、腎臓の低灌流や脳卒中を引き起こす。経口クロニジンは切迫症には適応だが緊急症には不適切であり、作用発現も遅い。臓器障害が進行中の場合、降圧療法を控えることは不適切である。
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詳細解説
高血圧緊急vs切迫の鑑別はNCLEX核心:(1)緊急 — BP >180/120+急性末梢臓器損傷(脳症・乳頭浮腫・MI・脳卒中・AKI・解離・子癇)、滴定IV薬。(2)切迫 — 同BP・末梢臓器損傷なし、経口薬で時間単位処置。コントロールされたMAP減少 — 最初の1時間≤25%、次の2~6時間に約160/100。慢性高血圧患者は自動調節曲線が右方移動しており「正常化」が虚血を誘発。例外:大動脈解離(SBP 100~120まで急速)・子癇(MgSO4+ラベタロール)・褐色細胞腫。IV薬:ラベタロール(混合α-β)、ニカルジピン(CCB、滴定容易)、クレビジピン(超短作用CCB)、ニトロプルシド(強力だがシアン化物リスク)。コカイン誘発性高血圧・EF低下心不全ではラベタロール回避。
臨床シナリオ
56歳患者がBP 226/132、強い後頭部頭痛、視力ぼやけ、軽度混乱で救急外来に来院。眼底検査乳頭浮腫。
重要概念
- 高血圧緊急 — BP >180/120+急性末梢臓器損傷(脳症・乳頭浮腫・MI・脳卒中・AKI・大動脈解離・子癇)。同BP・末梢臓器損傷なしの高血圧切迫と区別。切迫は経口薬で時間単位処置。
- コントロールされたMAP減少 — 目標:最初の1時間でMAP ≤25%減少、次の2~6時間で約160/100到達。慢性高血圧患者で急速正常化は自動調節破綻により虚血を誘発。大動脈解離・褐色細胞腫はより急速な減少が例外適応。
- IV降圧薬 — ラベタロール(混合α-β遮断、早い作用)、ニカルジピン(CCB、滴定容易)、クレビジピン(超短作用CCB)、ニトロプルシド(強力血管拡張、長期使用でシアン化物リスク)。併存疾患により選択 — ラベタロールはコカイン誘発性高血圧・EF低下急性心不全で回避。
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