BP 226/132+末梢臓器損傷徴候(強い頭痛・視力ぼやけ・混乱・乳頭浮腫)は高血圧緊急(vs 高血圧切迫:BPのみ高く末梢臓器損傷なし)。処置は滴定可能なIV薬(ラベタロール・ニカルジピン・クレビジピン)、目標は最初の1時間でMAP 25%以内低下、その後2~6時間で約160/100まで。急速正常化は慢性高血圧患者で自動調節破綻により脳・冠動脈・腎の低灌流・脳卒中を誘発。経口クロニジンは切迫向け・作用緩徐。降圧薬中止は進行中の損傷に不適切。
高血圧緊急vs切迫の鑑別はNCLEX核心:(1)緊急 — BP >180/120+急性末梢臓器損傷(脳症・乳頭浮腫・MI・脳卒中・AKI・解離・子癇)、滴定IV薬。(2)切迫 — 同BP・末梢臓器損傷なし、経口薬で時間単位処置。コントロールされたMAP減少 — 最初の1時間≤25%、次の2~6時間に約160/100。慢性高血圧患者は自動調節曲線が右方移動しており「正常化」が虚血を誘発。例外:大動脈解離(SBP 100~120まで急速)・子癇(MgSO4+ラベタロール)・褐色細胞腫。IV薬:ラベタロール(混合α-β)、ニカルジピン(CCB、滴定容易)、クレビジピン(超短作用CCB)、ニトロプルシド(強力だがシアン化物リスク)。コカイン誘発性高血圧・EF低下心不全ではラベタロール回避。
<p><strong>56歳患者</strong>が<strong>BP 226/132</strong>、<strong>強い後頭部頭痛</strong>、<strong>視力ぼやけ</strong>、<strong>軽度混乱</strong>で救急外来に来院。眼底検査<strong>乳頭浮腫</strong>。</p>
学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。