誘導II、III、およびaVFでのSTセグメント上昇とトロポニン値上昇は下壁STEMIを示唆します。選択肢2が正解です。一次的PCIのための心臓カテーテル検査室の即時起動が、再灌流の緊急性に対応するためです。選択肢1は不正解です。ルーチンのmorphineは第一選択治療ではなく、経口抗血小板療法の吸収を遅延させる可能性があり、適切な治療を行っても持続する疼痛に対して使用が控えられています。選択肢3は優先事項ではなく、右室心筋梗塞が存在する場合には安全でない可能性があります。nitroglycerinが前負荷を著しく減少させ、低血圧を引き起こす可能性があるためです。硝酸塩の使用前にV4Rなどの右側誘導を評価すべきです。選択肢4は追加情報を提供する可能性がありますが、再灌流を遅延させてはなりません。
詳細解説
臨床判断
下壁STEMI=II, III, aVFのST上昇。Time is muscle。Door-to-balloon目標: 90分。アウトカムを決める単一行動は心カテ室起動。MONA-B(モルヒネ・O2・ニトロ・アスピリン・β遮断薬)は補助で再灌流を代替しない。
記憶のコツ
STEMI = 時間+再灌流。Door-to-balloon <90分
韓 vs 米
米国AHA: PCI 90分、PCIセンターなければ転送後PCI 120分。日韓も同基準;基幹循環器センターは24時間心カテ室稼働、同様のCode STEMIフロー。