# 医療保険（健康保険）における訪問看護の利用について正しいのはどれか。

> source: MyMerci (mymerci.kr)  
> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371382  
> language: ja  
> subject: 訪問看護の概要

## 問題

医療保険（健康保険）における訪問看護の利用について正しいのはどれか。

## 選択肢

1. 介護保険の訪問看護と同時に医療保険の訪問看護を併用することはできない
2. 医師の指示書は不要で、利用者の希望のみで利用できる
3. 末期の悪性腫瘍以外の疾患では利用できない
4. 利用者の年齢が65歳以上であることが必須条件である
5. 主治医が訪問看護の必要性を認めた場合に、訪問看護指示書に基づいて提供される **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

医療保険による訪問看護は、主治医が訪問看護の必要性を認め、訪問看護指示書を交付した場合に利用できる。対象となるのは、疾病や傷病により在宅での療養が必要な者で、年齢制限はない。介護保険と医療保険の併用は、条件を満たせば可能な場合もある。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、医療保険（健康保険）(Health Insurance) における 訪問看護 (Home-Visit Nursing) の利用要件に関する理解を問うています。最重要！ 訪問看護を提供するためには、主治医が医学的に必要と判断し、訪問看護指示書 (Home-Visit Nursing Order) を交付することが絶対条件です。この指示書に基づき、看護師等が訪問看護計画を立案し、ケアを提供します。これは医療保険でも介護保険でも共通する大原則であり、看護業務の法的根拠となります。

概念整理

| 項目 | 医療保険の訪問看護 | 介護保険の訪問看護 |
| --- | --- | --- |
| 根拠法 | 健康保険法 (Health Insurance Act) | 介護保険法 (Long-Term Care Insurance Act) |
| 主な対象者 | 全年齢の疾病・傷病を有する在宅療養者 | 原則65歳以上（第1号被保険者）または特定疾病による40歳以上65歳未満（第2号被保険者） |
| 利用開始条件 | 主治医の訪問看護指示書が必須 | 要介護・要支援認定と主治医の訪問看護指示書が必須 |
| サービス内容の重点 | 病状の観察、医療処置、終末期ケアなど | 日常生活支援を含む包括的なケア |

一目で比較！
混同注意！ 医療保険と介護保険の訪問看護の対象者は異なります。医療保険には年齢制限がなく、小児から高齢者まで疾患があれば利用できます。一方、介護保険は基本的に65歳以上が対象です。また、混同注意！ 末期の悪性腫瘍（ターミナルケア）に限らず、急性増悪時や慢性疾患の管理、医療的ケアが必要な小児など、幅広い疾患・状態が医療保険の対象となります。両保険の併用についても、厚生労働大臣が定める疾病等（特定疾病）の場合は、介護保険の訪問看護と医療保険の訪問看護を併用できるケースがあります。

看護過程ポイント
**アセスメント (Assessment)**: 患者の病状だけでなく、年齢、利用している保険制度、医師の指示内容を確認します。
**看護診断 (Nursing Diagnosis)**: 治療計画の非遵守リスク（指示書の不在による）なども考慮します。
**計画・実施 (Planning & Implementation)**: 指示書の有効期限（通常6ヶ月）を管理し、医師との連絡を密にします。指示書の内容を超える看護行為はできません。
**評価 (Evaluation)**: 提供した看護が指示書の範囲内であり、かつ患者の状態改善に寄与したかを評価します。

暗記のコツ
「**訪看 (ホウカン) のホ**」は「**ホ**ケン（保険）」と「**ホ**うもん（訪問）」。保険の種類が違えばルールも違う！「**指示書**」は**すべての訪問看護のパスポート**と覚えましょう。パスポートがなければ海外に行けないのと同じで、指示書がなければ訪問看護は始められません。

国試頻出ポイント
医療保険と介護保険の訪問看護の違いは、毎年のように出題される頻出テーマです。特に「指示書の要否」「対象者の年齢」「特定疾患での併用」は、正文化した文章でしっかりと区別して覚える必要があります。事例問題で「この患者はどの保険で訪問看護を利用するか」という形式も増えています。

出題パターン注意！
単純知識問題：「訪問看護指示書は誰が出すか？」→ 主治医。事例問題：「40歳の筋萎縮性側索硬化症（ALS）患者。医療保険と介護保険のどちらを使うか？」→ 特定疾病に該当するため、基本的には介護保険が優先されるが、医療依存度が高い場合は医療保険の適用も検討される、といった応用問題が出ます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**
「50歳男性、慢性閉塞性肺疾患（COPD）の急性増悪にて退院。在宅酸素療法（HOT）導入となり、退院後も呼吸状態の観察とセルフケア指導の継続が必要です。妻から『介護保険の申請中だが、まだ認定が下りていない。すぐにでも訪問看護を利用したい』と相談がありました。あなたは訪問看護ステーションの看護師です。どのように対応しますか？」

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
最重要！ この患者は要介護認定前のため、介護保険 (Long-Term Care Insurance) はまだ利用できません。しかし、急性増悪後の不安定な状態であり、主治医が医学的必要性を認めれば、医療保険 (Health Insurance) で直ちに訪問看護を開始できます。まずは主治医に連絡し、訪問看護指示書 (Home-Visit Nursing Order) の交付を依頼します。指示書を受領後、速やかに初回訪問の日程を調整し、バイタルサイン、SpO2、呼吸音の聴診、呼吸困難感の評価、HOT機器の使用状況などをアセスメントします。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
訪問看護指示書には、頻回な訪問が必要な「週4回以上」や、特別な医療処置を伴う場合の指示が明記されます。指示書の有効期限を必ず確認し、期限切れでケアを提供することがないよう厳重に管理します。また、介護保険の認定が下りた後は、医療依存度の高さによっては医療保険と介護保険の併用（特定疾病の場合）が可能な場合もあるため、ケアマネジャーと連携し、患者にとって最適な制度利用を検討します。

看護プロトコル
**観察項目**: SpO2（安静時・労作時）、呼吸数・パターン、呼吸音、喀痰の性状・量、口唇・爪床のチアノーゼ、HOT機器の流量とトラブルシューティング、服薬状況（吸入薬の手技確認）。
**報告基準（SBAR）**: SpO2が安静時90%以下に低下、呼吸困難感の増強、発熱、意識レベルの低下、指示された酸素流量ではコントロール不良の場合。
**記録のポイント**: SOAP形式で客観的データと看護介入、患者教育の内容、患者・家族の反応を具体的に記録。保険制度の利用状況も明確に記載する。

先輩看護師の一言
「訪問看護の現場では、病院と違って『医師の指示書』が物理的に手元にないこともあります。しかし、指示書なしの看護提供は違法行為にもなりかねません。『指示書がないと動けない』という意識を常に持ち、医師・ケアマネジャー・ご家族との連携を大切にしてください。制度を味方につけて、患者さんの在宅生活を全力で支えましょう！」

## 重要概念

- **訪問看護指示書 (Home-Visit Nursing Order)** — 医師が患者の状態に基づき、訪問看護によるケアの必要性と内容を指示する法的文書。これがなければ訪問看護は提供できない。
- **健康保険法 (Health Insurance Act)** — 医療保険制度の根拠となる法律で、被保険者の疾病、負傷、死亡などに関して保険給付を行うことを定めている。
- **介護保険法 (Long-Term Care Insurance Act)** — 要介護状態や要支援状態にある者に対して、必要な保健医療サービス及び福祉サービスを提供するための社会保険制度。
- **特定疾病 (Specified Disease)** — 介護保険法において、年齢にかかわらず（第2号被保険者）給付対象となる、心身の病的加齢現象と医学的関連があると認められる16の疾病。
- **主治医 (Attending Physician / Primary Physician)** — 患者の治療やケア方針について最終的な責任を持つ医師。訪問看護指示書の発行はこの主治医が行う。

## 同じテーマの問題

- [訪問看護の利用対象者として正しいのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371378)
- [訪問看護ステーションの管理者の資格要件として正しいのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371379)
- [訪問看護のサービス提供の流れとして正しい順序はどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371380)
- [介護保険法における訪問看護の利用限度額の考え方として正しいのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371381)
- [訪問看護におけるターミナルケアの加算について正しいのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371383)
- [訪問看護ステーションの開設主体として認められていないのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371384)
- [訪問看護計画書に記載する内容として最も適切なのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371385)
- [介護保険における訪問看護の提供時間の区分として正しいのはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371386)

---

More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

