# 訪問看護の利用対象者として正しいのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371378  
> language: ja  
> subject: 訪問看護の概要

## 問題

訪問看護の利用対象者として正しいのはどれか。

## 選択肢

1. 65歳以上の高齢者のみ
2. 介護保険または医療保険のいずれかの被保険者で、医師が訪問看護の必要性を認めた者 **✔ 正解**
3. 医療保険の被保険者とその家族のみ
4. 介護保険の要介護認定を受けている者のみ
5. 寝たきり状態の者のみ

**正解: 2**

## 解説

訪問看護は、介護保険法または健康保険法に基づき、医師の指示のもとで提供される。対象者は要介護認定の有無や年齢に関わらず、医師が訪問看護を必要と認めた者であれば利用できる。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、**訪問看護 (Home-Visit Nursing)** の利用対象者に関する法的根拠を問うています。訪問看護は単一の制度だけで運用されているわけではなく、介護保険法 (Long-Term Care Insurance Act) と 健康保険法 (Health Insurance Act) の2つの制度に基づいて提供される点が最大のポイントです。

**1. 核心概念の分析 (Key Concept)**: 訪問看護は、疾病や障害を持つ人が住み慣れた地域でその人らしい生活を送れるように支援する在宅ケアの中核です。医師の指示 (Doctor's Orders/Instruction) に基づき、看護師が利用者の自宅を訪問して療養上の世話や診療の補助を行います。利用対象者は、最重要！ 年齢、要介護度、疾患の種類、寝たきりの有無では一律に規定されていません。

**2. 正解の根拠 (Answer Rationale)**: 選択肢2が正解です。訪問看護の利用対象者は、介護保険 の被保険者（原則65歳以上の要支援・要介護認定者、または特定疾病による40〜64歳の要介護認定者）または 医療保険 の被保険者（年齢制限なし）であり、主治医が「訪問看護の必要性」を認めた者です。つまり、制度の垣根を越えて、**「医師が必要と判断した人」** という点が利用可否の本質的な基準となります。

**3. 誤答の分析 (Distractor Analysis)**: 他の選択肢は、対象者を極端に限定している点で誤りです。
① 混同注意！ 65歳以上の高齢者のみ：65歳未満でも特定疾病（末期がん、関節リウマチなど）があれば介護保険の対象となり、医療保険では年齢制限がありません。
③ 混同注意！ 医療保険の被保険者とその家族のみ：介護保険の被保険者も対象です。対象制度を一方に限定している点が誤りです。
④ 混同注意！ 介護保険の要介護認定を受けている者のみ：医療保険による訪問看護もあります（例：末期がん、急性増悪時など）。
⑤ 混同注意！ 寝たきり状態の者のみ：歩行可能でも、医療的ケア（褥瘡処置、点滴管理など）や療養指導が必要な場合は利用対象となります。

**4. 関連概念の整理 (Related Concepts)**: 介護保険と医療保険、それぞれの訪問看護の相違点を理解しましょう。医療保険の訪問看護は、末期がん や 急性増悪 などで比較的短期間に濃厚な医療処置を行うケースに用いられ、介護保険の訪問看護は、慢性的な状態にある利用者への継続的な療養支援に用いられることが多いです。両者は併用されることもありますが、原則として給付調整（医療保険優先）が行われます。

概念整理

| 項目 | 介護保険による訪問看護 | 医療保険による訪問看護 |
| --- | --- | --- |
| 対象者 | 要支援・要介護認定者（65歳以上または特定疾病の40-64歳） | 年齢制限なし（末期がん、難病、急性増悪など） |
| 指示書 | 主治医の訪問看護指示書 | 主治医の訪問看護指示書 |
| 特徴 | 継続的な生活支援・療養管理 | 比較的短期間、濃厚な医療処置・症状緩和 |

一目で比較！

| 混同しやすい概念 | 訪問看護 (Home-Visit Nursing) | 訪問介護 (Home Help Service) |
| --- | --- | --- |
| 提供者 | 看護師・保健師など | ホームヘルパー（介護福祉士など） |
| サービス内容 | 医療処置・病状観察・療養指導 | 身体介護（食事・入浴・排泄介助）・生活援助（掃除・洗濯） |

看護過程ポイント
- **アセスメント (Assessment)**: 主治医の指示書に加え、利用者・家族の意向、生活環境、病状の安定度、必要な医療処置の内容を把握します。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)**: 「非効果的健康管理」「感染リスク状態」「介護者役割緊張」などが挙げられます。
- **計画・実施 (Planning & Implementation)**: 多職種（医師、ケアマネジャー、薬剤師、ヘルパーなど）と情報共有し、緊急時の連絡体制も事前に整えておきます。

暗記のコツ
最重要！ **「医師の指示があれば、年齢も要介護度も関係なし！」** と覚えましょう。訪問看護の利用条件は「〇〇な人」と限定できない、というのが最大のポイントです。国試では「〇〇のみ」という限定表現が誤答であるケースが非常に多いです。

国試頻出ポイント
訪問看護は在宅看護論で毎年必ず出題されます。特に **医療保険と介護保険の給付調整ルール**、**訪問看護指示書の有効期間**（通常6ヶ月、末期がん等は例外）、**准看護師の業務範囲** などが頻出です。

出題パターン注意！
単純な知識問題だけでなく、状況設定問題（事例問題）も頻出です。例えば、「末期がんの患者が自宅での療養を希望。利用できる制度と訪問看護の役割は？」といった形で、複合的な知識が問われます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 「80歳女性、脳梗塞後遺症で右片麻痺があり、要介護3の認定を受けています。夫と二人暮らしで、夫も高齢のため介護力は高くありません。胃瘻（PEG）を造設して退院することになり、主治医から訪問看護指示書が交付されました。訪問看護師として、初回訪問時に何を確認し、どのようなケアを提供すべきでしょうか？」

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: 初回訪問では、全身状態の観察（バイタルサイン、SpO2、神経学的所見の変化） と 胃瘻周囲の皮膚状態、チューブの固定状態 を確認します。同時に、**生活環境アセスメント**（手すりの有無、ベッドの高さ、室温・湿度、清潔状態）と、**介護者である夫の健康状態・介護負担感**の評価が極めて重要です。医師の指示に基づいた胃瘻管理（栄養剤注入、管理指導）を行い、ケアマネジャーに介護負担軽減のための福祉用具導入やショートステイ利用の提案を相談します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 医療処置（胃瘻管理）の手技は必ず医師の指示と看護手順に従い、感染予防（手洗い・手指消毒、清潔操作）を徹底します。高齢者夫婦世帯のため、最重要！ 緊急時の連絡先リストを電話の前に貼る、緊急通報装置の導入を提案するなど、**「もしも」の備え** を具体的に整えておくことが安全を守る鍵です。

看護プロトコル
- **観察項目**: バイタルサイン、意識レベル、麻痺の程度、嚥下機能、栄養状態、排便状況、胃瘻周囲の皮膚、チューブの閉塞・破損、介護者の疲労度。
- **報告基準**: **SBAR**（S: 利用者の熱発、胃瘻周囲の発赤・腫脹、B: 胃瘻造設後の状態、A: 感染や閉塞の可能性、R: 訪問での処置継続可否や受診の必要性の判断を依頼）で医師に簡潔に報告します。
- **記録**: 訪問看護記録書Ⅱ（様式第2）を用い、日々の状態変化、実施したケア、指導内容、ケアマネジャーとの連携内容をSOAP形式で記録します。

先輩看護師の一言
「訪問看護の現場では、病院と違い『患者さんの生活の場』に踏み込むことになります。医療処置の技術はもちろん、『この家でどう安全に暮らし続けるか』という視点が不可欠です。介護している家族もまた、支援を必要としていることを忘れないでください。制度の知識は、利用者を支えるための『道具』です。国試勉強でも、制度の目的と対象者をセットで理解することを心がけましょう！」

## 重要概念

- **訪問看護 (Home-Visit Nursing)** — 看護師などが利用者の自宅を訪問し、主治医の指示に基づいて療養上の世話や診療の補助を行うサービス。
- **訪問看護指示書 (Home-Visit Nursing Order)** — 訪問看護を利用するために主治医が交付する文書。有効期間は通常6ヶ月間（末期がん等の場合は例外あり）。
- **介護保険法 (Long-Term Care Insurance Act)** — 要介護者等への保険給付を定めた法律。訪問看護は「居宅サービス」の一つ。
- **健康保険法 (Health Insurance Act)** — 業務外の疾病等に対する医療保険給付を定めた法律。医療保険による訪問看護の根拠法。
- **給付調整 (Adjustment of Benefits)** — 介護保険と医療保険の両方が適用可能な場合、どちらの制度を優先するかのルール。訪問看護は基本的に医療保険が優先される。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

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