# 訪問看護師が、褥瘡（床ずれ）のある利用者宅を訪問した。褥瘡の状態を評価する際に最も適切なのはどれか?

> source: MyMerci (mymerci.kr)  
> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371236  
> language: ja  
> subject: 在宅看護の対象と生活

## 問題

訪問看護師が、褥瘡（床ずれ）のある利用者宅を訪問した。褥瘡の状態を評価する際に最も適切なのはどれか?

## 選択肢

1. 創傷被覆材の交換のみを行う
2. 褥瘡の大きさを目視で判断する
3. 褥瘡の写真を撮影し、医師に送付する
4. 褥瘡の臭いの有無のみを確認する
5. デザイン（DESIGN-R）ツールなどを用いて評価する **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

褥瘡の評価には、デザイン（DESIGN-R）などの標準化された評価ツールを用いることで、客観的かつ経時的な評価が可能となる。目視や臭いのみの評価では不十分である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、褥瘡（床ずれ）のアセスメント方法、特に在宅看護の現場における評価の質と客観性を問うています。褥瘡の評価は、単なる観察ではなく、標準化された評価ツールを用いた客観的で再現性のある評価が国際的なスタンダードです。在宅看護では、医師への報告やケアの継続性の観点からも、主観に頼らない評価が不可欠です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
最重要！ 正解は⑤番、DESIGN-Rツールを用いた評価です。DESIGN-Rは、日本褥瘡学会が推奨する褥瘡評価ツールで、**D**（深さ：Depth）、**E**（滲出液：Exudate）、**S**（大きさ：Size）、**I**（炎症：Inflammation）、**G**（肉芽組織：Granulation）、**N**（壊死組織：Necrotic tissue）、**R**（ポケット：Pocket）の7項目をスコア化し、褥瘡の重症度と治癒経過を客観的かつ継時的に評価できます。在宅看護においても、このツールを用いることで、看護師間や医師との情報共有が円滑になり、科学的根拠に基づく看護ケア（EBN）の実践につながります。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
①番の「創傷被覆材の交換のみを行う」は、処置（ケアの実施）であり、評価（アセスメント）ではありません。褥瘡ケアは、評価 → 計画 → 実施 → 評価のサイクルが重要であり、評価なしに被覆材を交換するだけでは、治癒経過の判断や適切な被覆材の選択ができません。
②番の「褥瘡の大きさを目視で判断する」は、主観的で再現性に欠けます。経過観察や他者との情報共有において、数値化やスコア化されていない「目視」は誤差が大きく、看護記録としての質も低下します。
③番の「褥瘡の写真を撮影し、医師に送付する」は、情報共有の手段として有効な場合もありますが、混同注意！ 写真だけでは深さやポケットの状態、硬さなどは評価できません。あくまで補助的な情報であり、評価ツールを用いた系統的な評価が優先されます。
④番の「褥瘡の臭いの有無のみを確認する」は、感染の兆候（嫌気性菌など）を疑う一つのサインですが、褥瘡の全体像を評価するには不十分です。滲出液の性状や量、周囲の炎症症状など、多角的な評価が必要です。

概念整理
- **褥瘡評価ツール (Pressure Ulcer Assessment Tool)**: DESIGN-R の他に、NPUAP（米国褥瘡諮問委員会）ステージ分類やEPUAP（欧州褥瘡諮問委員会）分類も国際的に用いられます。日本ではDESIGN-Rが標準的です。
- **在宅看護における評価の特性**: 訪問看護では医師が常駐しないため、看護師のアセスメント力が特に重要です。標準化ツールは、医師との情報共有（Information Sharing）や指示体制（Delegation）を円滑にします。
- **褥瘡予防と管理の基本**: ポジショニング（体位変換）、栄養状態の改善、圧分散マットレスの使用、皮膚の清潔保持。

看護過程ポイント
- **アセスメント**: DESIGN-Rを用いて、深さ、滲出液、大きさ、炎症、肉芽、壊死、ポケットの7項目を評価。さらに、全身状態（栄養指標としてのAlb値など）、疼痛の有無、周囲皮膚の状態も合わせて観察。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)**: 「皮膚統合性の障害 (Impaired Skin Integrity)」または「組織損傷 (Risk for Infection)」。
- **計画・実施**: DESIGN-Rのスコアに基づき、適切な創傷被覆材（ハイドロコロイド、フォーム、アルギン酸など）を選択。壊死組織があればデブリードマン（外科的/自己融解/酵素的）を実施。スコアの改善/悪化に応じてケアプランを修正。
- **評価**: 継続的にDESIGN-Rスコアを記録し、治癒曲線（スコアの推移）を確認。スコアが改善しない場合、感染や栄養不良、ポジショニングの不備などを再アセスメント。

国試頻出ポイント
- 褥瘡の評価ツールとしてDESIGN-Rが出題されることは非常に多いです。各アルファベットが何を表すか、スコアリングの大まかな基準を覚えておきましょう。
- 「客観的評価」と「主観的評価」を対比した問題が頻出。常に「標準化されたツール」を選ぶ意識を持ちましょう。
- 在宅看護の文脈では、「医師への報告」「家族への指導」「ケアの継続性」というキーワードと絡めて出題されることがあります。

出題パターン注意！
- 単純知識問題：「DESIGN-RのDは何を表すか？」→「深さ (Depth)」
- 状況設定問題：「訪問看護師が褥瘡の評価をしたところ、DESIGN-Rスコアが先週より2点上昇した。看護師の次の行動として適切なのはどれか？」→「ポジショニングと栄養状態を再評価し、ケアプランを修正する」など、アセスメント結果を次の介入につなげる思考が問われます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**
あなたは在宅訪問看護師です。80代女性、脳梗塞後遺症で寝たきり状態の利用者（Aさん）宅を訪問しました。前回訪問時は尾骨部に発赤のみでしたが、今回は2cm大の水疱が破れ、底面に黄色い壊死組織が付着した創部を確認しました。滲出液は中等量で、軽度の臭気があります。家族は「急に大きくなってびっくりして」と不安な様子です。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
1. **観察 (Observation)**: まず、DESIGN-Rを用いて創部を評価します。深さ（D）は真皮まで（d2）、大きさ（S）は4cm²（s3）、滲出液（E）は中等量（e2）、壊死組織（N）は黄色軟膏状（n2）、炎症（I）は周囲発赤あり（i1）、ポケット（P）はなし（p0）。合計スコアを算出し、前回と比較します。同時に、全身状態（体温、食欲、Alb値、体重変化）を確認します。
2. **アセスメント (Assessment)**: 新規発生から急速に進行した深さを伴う褥瘡（Stage III相当）と判断。感染の可能性を考慮し、壊死組織の除去と滲出液コントロールが優先課題です。家族のケア負担が増大し、介護力の低下も懸念されます。
3. **報告と介入 (Report & Intervention)**: 最重要！ 直ちに担当医へ電話報告（SBAR：Situation-褥瘡がStage IIIに進行、Background-寝たきり高齢者、Assessment-感染リスクあり、Recommendation-抗菌薬処方と創部の評価依頼）。指示に基づき、創部の洗浄（生理食塩水）、壊死組織に対する酵素的デブリードマン（軟膏）、滲出液吸収用のフォーム材での被覆を実施。さらに、ポジショニングの見直し（除圧マットレスの確認、エアマットレスの導入検討）と栄養補給（高カロリー・高タンパクの補食）の指導を家族に行います。
4. **評価 (Evaluation)**: 次回訪問時にDESIGN-Rを再評価。スコアの改善がなければ、医師に再報告し、外科的デブリードマンや入院治療の必要性を検討します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
- 感染対策: 創部の観察時は必ず手指消毒と清潔な手袋を着用。滲出液が多量の場合は、汚染した寝具・衣類の交換も徹底。臭気が強い場合や発熱を伴う場合は、感染の重症化（敗血症）を疑い、緊急対応を考慮。
- 誤嚥・栄養管理: 栄養状態の悪化は褥瘡治癒を著しく遅延させます。経口摂取が不十分であれば、経腸栄養（EN）や静脈栄養（PN）の導入を医師と相談。
- 家族指導: 褥瘡は「ケアが悪いからできた」という罪悪感を家族に与えやすい。「病気の進行と体圧がかかることでできてしまうもので、決してあなたのせいではありません」と伝え、心理的サポートを行う。

看護プロトコル
- **観察項目**: DESIGN-R全項目、バイタルサイン（特に体温）、栄養状態（Alb値、BMI、食事摂取量）、疼痛の有無（NRSなど）、周囲皮膚の状態、家族の介護負担感。
- **報告基準（SBAR）**: S（Situation）: 褥瘡の進行（新規発生、スコア増加など）、B（Background）: 患者の基礎疾患、リスク因子、A（Assessment）: DESIGN-Rスコアと感染兆候の有無、R（Recommendation）: 具体的な処方変更や介入の提案。
- **記録のポイント**: DESIGN-Rのスコアは必ず記録。写真は患者ID、日付、部位が分かるように撮影し、カルテに添付。ケアの内容（洗浄、使用した被覆材、ポジショニングの方法）と患者・家族の反応を具体的に記載。

先輩看護師の一言
「褥瘡の評価は、『見て、触って、測って』が基本です。DESIGN-Rはそのすべてを数値化してくれる、あなたのアセスメントを裏付けてくれる強い味方です。在宅では医師がそばにいないからこそ、あなたの評価が患者さんの治療方針を左右します。『なんとなく悪くなった気がする』ではなく、『DESIGN-RのNスコアが増えたから、壊死組織の除去が必要だ』と自信を持って報告できる看護師になりましょう！」

## 重要概念

- **褥瘡 (Pressure Ulcer)** — 長期間の圧迫により組織が虚血・壊死した状態。
- **DESIGN-R (日本褥瘡学会推奨評価ツール)** — 深さ、滲出液、大きさ、炎症、肉芽、壊死、ポケットをスコア化。
- **デブリードマン** — 創部の壊死組織を除去し、治癒を促進する処置。
- **在宅看護 (Home Health Nursing)** — 訪問看護師が利用者の自宅で提供する看護サービス。
- **客観的評価 (Objective Assessment)** — 標準化ツールを用いた再現性のある評価。

## 同じテーマの問題

- [在宅看護において、訪問看護師が初回訪問時に最も優先して確認すべきことはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371224)
- [訪問看護ステーションの管理者の業務として正しいのはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371225)
- [在宅酸素療法 (HOT) を導入する患者の自宅を訪問した。看護師が確認すべき環境整備として最も重要なのはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371226)
- [訪問看護におけるサービス提供の流れとして正しい順序はどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371227)
- [訪問看護師が利用者の家族から「夜間に呼吸が苦しそうで、何度も起こされる」と相談を受けた。看護師の最初の対応として適切なのはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371228)
- [訪問看護において、サービス提供の開始時に必ず作成しなければならない書類はどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371229)
- [在宅で療養する要介護高齢者の家族から「最近、母が食事をあまり食べなくなった」と相談があった。訪問看護師の対応として最も適切なのはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371230)
- [訪問看護師が利用者の自宅で誤った薬を服用していることを発見した。看護師の対応として適切なのはどれか?](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=371231)

---

More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

