# 臍帯脱出のリスク因子でないのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=370497  
> language: ja  
> subject: 周産期の異常と看護

## 問題

臍帯脱出のリスク因子でないのはどれか。

## 選択肢

1. 横位
2. 羊水過多
3. 過期産 **✔ 正解**
4. 低出生体重児
5. 骨盤位

**正解: 3**

## 解説

臍帯脱出のリスク因子は、胎位異常（骨盤位、横位）、低出生体重児、羊水過多、多胎妊娠などである。過期産は児頭が大きくなり骨盤との不均衡を生じやすいが、臍帯脱出の直接的なリスク因子とはならない。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、臍帯脱出 (Umbilical Cord Prolapse) のリスク因子を正しく理解しているかを問うています。臍帯脱出は、破水後に臍帯が児の先進部よりも先に腟内に脱出する緊急事態で、臍帯圧迫による胎児仮死を引き起こす可能性があります。そのため、リスク因子を正確に把握し、予防と早期発見に努めることが重要です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
正解は **③ 過期産 (Post-term Pregnancy)** です。過期産は、胎盤機能不全や羊水過少をきたしやすいですが、臍帯脱出の直接的なリスク因子とはなりません。むしろ、児頭が大きくなることで骨盤との不均衡を生じやすく、分娩進行に影響を与えることはあっても、臍帯脱出の発生頻度を高める因子ではないとされています。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
① 横位 (Transverse Lie): 混同注意！ 胎位異常では、児の先進部が骨盤入口部に緊密に接しないため、臍帯が脱出しやすくなります。横位は臍帯脱出の代表的なリスク因子です。
② 羊水過多 (Polyhydramnios): 羊水量が多いと、破水時に大量の羊水が急速に流出し、その勢いで臍帯が腟内に押し出されるリスクが高まります。
④ 低出生体重児 (Low Birth Weight Infant): 児が小さいと、先進部と骨盤との間に空間が生じやすく、臍帯が脱出しやすくなります。
⑤ 骨盤位 (Breech Presentation): 骨盤位も胎位異常の一つであり、児の臀部や足が先進部となるため、骨盤入口部との密着性が悪く、臍帯脱出のリスクが高まります。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
臍帯脱出のその他のリスク因子として、多胎妊娠 (Multiple Pregnancy)、早産 (Preterm Labor)、低位胎盤 (Low-lying Placenta)、臍帯付着異常 (Abnormal Cord Insertion) なども挙げられます。また、人工破膜 (Artificial Rupture of Membranes) の際にも発生リスクが高まるため、手技後は必ず胎児心拍数の確認が必要です。

概念整理: 臍帯脱出のリスク因子は「胎児と骨盤の間に隙間ができる」という病態で捉える。胎位異常（骨盤位・横位）、児が小さい（低出生体重児・早産）、羊水が多い（羊水過多・多胎）、破水の勢いが強い（人工破膜）がキーワード。過期産はこれらに該当しない。

一目で比較！:

| リスク因子 | 病態メカニズム | 頻出度 |
| --- | --- | --- |
| 骨盤位・横位 | 先進部の密着不良 | 高 |
| 低出生体重児 | 児が小さい | 高 |
| 羊水過多 | 破水時の羊水流出が強い | 中 |
| 過期産 | リスク因子ではない | - |

看護過程ポイント: **アセスメント**：リスク因子を持つ妊婦の破水後は、胎児心拍数モニタリングと内診時の臍帯触知に注意する。**看護診断**：「胎児交換能低下リスク (Risk for Impaired Fetal Gas Exchange)」。**計画**：臍帯脱出時は、ただちに骨盤高位または膝胸位をとらせ、臍帯の拍動を確認しながら医師に報告する。

暗記のコツ: 「臍帯が脱出しやすい = 児の頭と骨盤の間にスキマがある」とイメージ。過期産は逆に児頭が大きく、スキマができにくいと覚えましょう。

国試頻出ポイント: リスク因子の組合せ問題、または「臍帯脱出が疑われる時の看護師の初期対応（骨盤高位・膝胸位、臍帯の還納禁止など）」とセットで出題されることが多いです。

出題パターン注意！: 「リスク因子を選べ」という問題の他に、「このリスク因子を持つ妊婦の破水時、看護師が優先的に観察すべきことは？」といった状況設定問題に発展します。単純暗記ではなく、病態と看護介入を結びつけて理解しましょう。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
臨床シナリオ (Clinical Scenario)
あなたは分娩室で勤務する看護師です。30代の経産婦、妊娠39週、骨盤位のため予定帝王切開が決まっていました。朝方、陣痛が始まり、自然破水がありました。あなたはすぐに内診と胎児心拍数モニタリングを行ったところ、内診で臍帯を触知し、胎児心拍数が80bpmまで低下しているのを確認しました。

看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)
1. **観察**: 破水直後の内診所見、胎児心拍数パターン（遅発一過性徐脈や遷延一過性徐脈がないか）、臍帯拍動の有無。
2. **アセスメント**: 臍帯脱出による胎児機能不全の可能性が極めて高いと判断。最重要！
3. **報告**: SBAR形式で迅速に医師へ報告。「S（状況）：骨盤位の妊婦が自然破水し、臍帯脱出と胎児心拍数低下を認めます。B（背景）：骨盤位、経産婦。A（アセスメント）：臍帯脱出による胎児仮死の可能性。R（提案）：緊急帝王切開の準備と、骨盤高位の指示を仰ぎたい。」
4. **介入**: 医師の指示を仰ぐと同時に、患者を骨盤高位（または膝胸位）にし、臍帯を腟内に還納しないよう注意。酸素投与（10L/分、マスク）、点滴ルート確保を準備。臍帯の還納は絶対禁忌！感染や臍帯血管攣縮のリスクがあります。

看護プロトコル: 臍帯脱出を発見したら、まず用手（内診した手で児頭を押し上げ、臍帯への圧迫を解除）または体位変換（骨盤高位）で臍帯圧迫を解除する。臍帯の拍動が触知できる間は胎児蘇生の可能性があるため、迅速な準備と対応が命を分ける。

先輩看護師の一言: 「臍帯脱出は『超緊急』の分娩時合併症です！内診の経験が浅いと『触れたものが何か』判断に迷うかもしれませんが、破水後の内診で紐状のものを触れたら、まず臍帯脱出を疑ってください。『この患者さん、骨盤位だし羊水も多いから気をつけなきゃ』と事前にアセスメントできていれば、いざという時の行動が変わります。国試でも現場でも、リスク因子を頭に入れて観察することが、赤ちゃんの命を守る第一歩です！」

## 重要概念

- **臍帯脱出** — 破水後に臍帯が児の先進部より先に腟内へ脱出する状態。臍帯圧迫による胎児仮死をきたす産科救急。
- **骨盤位** — 胎位異常の一つで、児の臀部または下肢が先進部となるもの。臍帯脱出のリスク因子。
- **羊水過多** — 羊水量が異常に多い状態（羊水インデックス 24cm以上など）。破水時の羊水流出が強く、臍帯脱出のリスクとなる。
- **過期産** — 妊娠42週以降の分娩。胎盤機能不全や羊水過少をきたしやすいが、臍帯脱出の直接的なリスク因子とはならない。
- **低出生体重児** — 出生体重が2500g未満の児。児が小さいため先進部と骨盤の間に隙間が生じ、臍帯脱出のリスクとなる。

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