# 6歳の女児が、マイコプラズマ肺炎のため入院した。乾いた咳が続き、夜間に増強するため睡眠が妨げられている。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=369805  
> language: ja  
> subject: 健康障害の病期別の小児と家族の看護

## 問題

6歳の女児が、マイコプラズマ肺炎のため入院した。乾いた咳が続き、夜間に増強するため睡眠が妨げられている。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 胸部の冷罨法を行う
2. 水分摂取を制限する
3. 咳を我慢するように指導する
4. 部屋の湿度を高く保つ **✔ 正解**
5. 吸引を頻回に行う

**正解: 4**

## 解説

マイコプラズマ肺炎では気道過敏性が亢進し、乾いた咳が特徴的である。加湿により気道粘膜の乾燥を防ぎ、咳の発作を和らげることができる。咳を我慢させることは苦痛を増強させる。喀痰が少ないため吸引の効果は低い。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、マイコプラズマ肺炎 (Mycoplasma Pneumonia) に罹患した小児における、乾いた咳嗽に対する看護介入の優先順位を問うています。マイコプラズマ肺炎は気道粘膜に炎症を起こし、気道過敏性 (Airway Hyperresponsiveness) が亢進することで、特徴的な乾いた咳 (乾性咳嗽) が生じます。特に夜間に咳が増強するのは、気道のクリアランス機能低下や副交感神経優位の影響です。このような病態では、咳そのものを抑制するだけでなく、気道環境を整えることが根本的なケアとなります。正解は「部屋の湿度を高く保つ」です。加湿は気道粘膜の乾燥を防ぎ、咳刺激を軽減する効果が期待できます。

1. **核心概念の分析 (Key Concept)**: この問題の核心は、小児の呼吸器感染症における症状緩和ケアです。特にマイコプラズマ肺炎では、湿性咳嗽（痰を伴う咳）ではなく、乾性咳嗽が主体である点が重要です。咳の種類によって看護介入が異なり、乾性咳嗽では気道の加湿と刺激の回避が優先されます。加湿 (Humidification) は気道粘膜の線毛運動を活性化し、粘液のクリアランスを促進するとともに、気道過敏性を低下させる効果があります。

2. **正解の根拠 (Answer Rationale)**: 最重要！ ④「部屋の湿度を高く保つ」が最も適切な対応です。マイコプラズマ肺炎の乾いた咳は、気道粘膜の炎症と乾燥によって引き起こされます。湿度を適切に保つことで、気道粘膜が潤い、咳反射の閾値を上げることができます。特に小児は気道が狭く、乾燥による刺激が増強されやすいため、加湿は効果的な非薬物的介入です。一般的に室内湿度は50～60%が推奨されます。

3. **誤答の分析 (Distractor Analysis)**:

①「胸部の冷罨法を行う」: 混同注意！ 冷罨法は発熱時の解熱や炎症部位の冷却が目的であり、乾いた咳に対する直接的な効果は期待できません。むしろ冷刺激が気道を収縮させ、咳を誘発する可能性もあります。

②「水分摂取を制限する」: 混同注意！ 肺炎では一般に全身の脱水予防のため水分摂取は推奨されます。水分制限は痰の粘稠度を上げ、気道クリアランスを悪化させるため禁忌です。

③「咳を我慢するように指導する」: 咳は気道を防御する生理的反応であり、無理に我慢させることは苦痛を増強し、呼吸状態を悪化させます。鎮咳が必要な場合は薬物療法が優先されます。

⑤「吸引を頻回に行う」: マイコプラズマ肺炎の特徴は乾性咳嗽であり、喀痰が少ないため吸引の効果は低く、気道粘膜を損傷するリスクがあります。吸引は湿性咳嗽で喀痰が多い場合に検討します。

4. **関連概念の整理 (Related Concepts)**: マイコプラズマ肺炎は、非定型肺炎 (Atypical Pneumonia) の代表的疾患です。症状が比較的緩やかに進行し、頑固な咳が長引くのが特徴です。治療にはマクロライド系抗生物質（アジスロマイシンなど）が第一選択となります。また、小児では気管支喘息 (Bronchial Asthma) との鑑別が必要な場合があります。咳嗽の性質（乾性/湿性、発作性/持続性）と発熱の有無を観察します。

概念整理: マイコプラズマ肺炎 は気道粘膜に付着して炎症を起こす。乾いた咳は気道過敏性亢進が原因。看護介入の目標は気道刺激を減らし、快適な呼吸を促すこと。加湿が最も基本的で効果的なケアとなる。

一目で比較！:

| 咳の種類 | 特徴 | 看護介入の優先 |
| --- | --- | --- |
| 乾性咳嗽（乾いた咳） | 痰を伴わない、刺激的 | 加湿、気道刺激の回避、鎮咳薬の検討 |
| 湿性咳嗽（湿った咳） | 痰を伴う、ゴロゴロ | 排痰ケア（体位ドレナージ、タッピング）、吸引、水分摂取促進、去痰薬 |

看護過程ポイント:
- **アセスメント**: 咳嗽の頻度、性状（乾性/湿性）、発作性の有無、夜間増強の程度、睡眠障害の有無、呼吸状態（呼吸数、SpO2、陥没呼吸）を評価。小児では呼吸困難のサイン（鼻翼呼吸、胸骨上窩陥没など）を見逃さない。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)**: 「気道クリアランスの低下」または「非効果的気道クリアランス」ではなく、「睡眠パターン障害」や「不快感（咳嗽）」が優先される場合もある。
- **計画・実施**: 加湿器の使用、適切な室温・湿度管理。咳発作時は背中をさするなどの安楽ケア。夜間は枕を高くするなど体位調整も有効。
- **評価**: 咳嗽の頻度減少、睡眠時間の確保、SpO2の維持。

暗記のコツ: 「マイコプラズマ＝乾いた咳＝乾燥が敵＝加湿（うるおい）」。語呂合わせ：「マイコ、カラカラ、カゼひいたら、うるおい（加湿）で、ケアしよう。」

国試頻出ポイント: マイコプラズマ肺炎は、小児呼吸器感染症の中でも特に咳嗽の特徴と治療（マクロライド系抗菌薬）が頻出。乾性咳嗽と湿性咳嗽の看護介入の違いを問う問題は、呼吸器疾患全般で応用可能なため、確実に区別しておくこと。

出題パターン注意！: 単純な「加湿を選べ」という知識問題から、「夜間に咳が増強して眠れない6歳児への対応」という状況設定問題へ発展。さらに「喘息発作との鑑別」や「抗菌薬の選択」と組み合わせた事例問題も出題される可能性がある。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
この知識は、実際の小児病棟や外来でのケアで直結します。乾いた咳で苦しむ子どもに、まず何ができるかを考えましょう。

- **臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 「6歳女児、マイコプラズマ肺炎で入院3日目。夜間に激しい咳込みで覚醒し、泣きながら『のどがイガイガする』と訴えている。バイタルサインは体温37.2℃、呼吸数28回/分、SpO2 98%（室内気）。胸部ラ音はなし。看護師としてどのように対応しますか？」
- **看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:

1. **観察**: 咳嗽の性状（乾性か湿性か）、呼吸補助筋の使用、顔色、SpO2の低下がないか確認。

2. **アセスメント**: マイコプラズマ肺炎による気道過敏性亢進が原因。喀痰が少ないため吸引は不要。咳を我慢させるのは逆効果。

3. **介入**: 最重要！ まず部屋の加湿を確認。加湿器があれば設定を確認し、なければ濡れタオルを干すなど簡易加湿を試みる。子どもを坐位にし、背中を優しくさする。必要に応じて医師に鎮咳薬の処方を相談。

4. **評価**: 30分後、咳嗽が軽減し、再び眠りについたことを確認。
- **患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:

- 注意: 加湿器は定期的に清掃しないと細菌やカビの温床となるため、清潔管理が必須。

- 注意: 加湿しすぎると結露が発生し、転倒リスクやアレルゲン（ダニ）の増殖につながるため、湿度は50～60%を目標に管理。

- 注意: 夜間は誤嚥のリスクにも注意。咳発作時は子どもを起こして安全な体位をとらせる。

看護プロトコル:
- **観察項目**: 咳嗽の頻度・強度・時間帯、呼吸数・努力、SpO2、睡眠状態、水分摂取量、食事摂取状況。
- **報告基準（SBAR）**: S (Situation): 「6歳のマイコプラズマ肺炎の患者さんです。」B (Background): 「夜間に乾いた咳が増強し、睡眠が妨げられています。」A (Assessment): 「気道過敏性亢進による咳嗽と考えられます。喀痰はほとんどありません。」R (Recommendation): 「加湿を強化し、鎮咳薬の追加処方を検討していただけますか？」
- **記録のポイント**: 咳嗽の性状、介入内容（加湿・体位・声かけなど）、介入後の反応（咳嗽の頻度、睡眠状態）。

先輩看護師の一言: 「乾いた咳で苦しむ子どもを見ると、つい『咳をしずめて』と言いたくなりますよね。でも、咳は体の防御反応。私たちができることは、気道を快適な環境に整えてあげることです。国試では『乾性咳嗽＝加湿』と覚えるのも大切ですが、『なぜ加湿が効くのか？』を考えられる看護師になりましょう。それが現場での応用力につながります！」

## 重要概念

- **乾性咳嗽** — 痰を伴わない乾いた咳。気道粘膜の炎症や刺激によって引き起こされる。マイコプラズマ肺炎や気管支喘息で特徴的にみられる。
- **気道過敏性** — 気道が通常の刺激に対して過剰に反応する状態。炎症や感染により引き起こされ、咳や呼吸困難の原因となる。
- **非定型肺炎** — 肺炎球菌などの定型肺炎と異なり、マイコプラズマやクラミジア、ウイルスなどが原因となる肺炎。症状が比較的緩やかで、頑固な咳が特徴。
- **マクロライド系抗生物質** — マイコプラズマ肺炎の第一選択薬。アジスロマイシン、クラリスロマイシンなど。タンパク質合成を阻害し抗菌作用を示す。
- **気道クリアランス** — 気道から分泌物や異物を除去する機能。線毛運動と咳嗽反射が重要な役割を果たす。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

