# 13歳の男児が、肥満を主訴に来院した。両親は「食事制限をさせたいが、反抗して言うことを聞かない」と話す。看護師の対応で最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=369738  
> language: ja  
> subject: 思春期の小児の健康増進のための看護

## 問題

13歳の男児が、肥満を主訴に来院した。両親は「食事制限をさせたいが、反抗して言うことを聞かない」と話す。看護師の対応で最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 両親の指導方法を強化する。
2. 学校の担任に相談するよう勧める。
3. 両親と男児の両方と個別に面談する。 **✔ 正解**
4. 食事制限を開始するよう指示する。
5. 男児に肥満のリスクを説く。

**正解: 3**

## 解説

思春期の肥満では、本人の自律性を尊重しつつ、家族全体での生活習慣の改善が重要となる。両親と本人の認識や思いにずれがある場合、それぞれと個別に面談し、双方の意見を聞いた上で、家族全体で取り組める目標を設定することが有効である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、思春期肥満 (Adolescent Obesity) に対する看護面接の基本姿勢を問うています。13歳の男児は 混同注意！ 「反抗期」にあたる思春期にあり、親の管理（食事制限）に対して 自律性 (Autonomy) を求め、抵抗する発達段階にあります。看護師は、単に「正しい知識」を一方的に伝えるのではなく、患者と家族の間にある認識のずれを調整し、家族全体で 生活習慣の改善 (Lifestyle Modification) に取り組めるよう支援することが重要です。特に 最重要！ 本人（男児）と両親のそれぞれの思いを聞き、両者を尊重する立場から、個別面談で双方の意見を引き出すことが最も適切な対応です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**:
思春期の肥満指導では、子どもの発達段階（自律性・反抗）を考慮し、家族システム全体へのアプローチが必要です。両親だけ、あるいは子どもだけに指導するのではなく、両者を個別に面談し、互いの意見や思いを確認した上で、家族全体で協力できる目標（例：一緒に運動する、間食のルールを決める）を設定することが効果的です。これにより、親の不安や子どもの反発を軽減し、持続可能な生活習慣の改善につなげられます。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
①番の「両親の指導方法を強化する」は、混同注意！ 親の考えだけを強化すると、子どもがさらに反抗し、親子関係が悪化する可能性があります。
②番の「学校の担任に相談するよう勧める」は、問題の核心（親子の認識のずれ）を解決するものではなく、むしろ子どもにとっては「親が裏で話をつけている」と感じ、信頼関係を損ねる可能性があります。学校との連携は重要ですが、まずは医療者と家族の間で信頼関係を築くことが優先です。
④番の「食事制限を開始するよう指示する」は、混同注意！ 成長期の子どもに厳しいカロリー制限を指示すると、栄養障害や摂食障害（Eating Disorder）のリスクが高まります。医師の指示に基づく場合でも、まずは本人の同意と理解が必要です。
⑤番の「男児に肥満のリスクを説く」は、知識不足の子どもに一方的にリスクを説明しても、反発や無関心を招くだけであり、行動変容にはつながりにくいです。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:
思春期の肥満指導では、動機づけ面接 (Motivational Interviewing) や 家族支援モデル (Family-Based Approach) が有効とされています。また、メタボリックシンドローム (Metabolic Syndrome) や 2型糖尿病 (Type 2 Diabetes Mellitus) の予防という観点からも、早期介入が重要です。単なる体重減少ではなく、適切な食習慣と身体活動の増加 を目標にすることが推奨されます。

概念整理: 思春期肥満の看護 は「本人の自律性尊重」と「家族全体での生活習慣改善」のバランスが鍵。両親と本人の認識のずれを調整し、協力的な目標設定を支援する。

一目で比較！:

| 対象 | アプローチのポイント | リスク |
| --- | --- | --- |
| 幼児期肥満 | 親の食習慣・生活習慣の改善が中心 | 親の過干渉 |
| 思春期肥満 | 本人の自律性と親の管理欲求の調整が中心 | 反抗・摂食障害 |
| 成人肥満 | 本人の行動変容と動機づけが中心 | リバウンド |

看護過程ポイント:
**アセスメント**: 両親と男児それぞれの「肥満に対する認識」「健康信念」「生活習慣（食事・運動・睡眠）」「ストレスや学校生活の状況」「家族の力関係」を面談で丁寧に評価する。
**看護診断**: 「非効果的健康維持 (Ineffective Health Maintenance)」や「非効果的家族対処 (Ineffective Family Coping)」などが挙げられる。
**計画・実施**: 個別面談で両者の意見を聞いた後、家族全員が参加する話し合いの場を設定し、小さな目標（例：週3回家族で散歩する）から始める。専門的な栄養指導や運動指導が必要な場合は、管理栄養士や理学療法士と連携する。

暗記のコツ: 「思春期は **反抗期＝自律性の芽生え**」と覚えてください。親が「制限」しようとすると、子どもは「自由」を求めて反抗します。看護師は「両者の意見を聞く調整役」になることが大切です。

国試頻出ポイント: 小児看護学の「肥満」に関する問題は、単純な知識問題よりも「発達段階に応じた関わり方」を問う事例問題として頻出です。特に「思春期」「親子関係」「家族アプローチ」の3点はセットで覚えておきましょう。

出題パターン注意！: 「食事制限を指示する」「肥満のリスクを説く」といった「指示的・説得的」な関わりは、発達段階を無視した対応として、常に誤答となります。正答は「本人と家族の意見を聞く」「協力を促す」といった「支持的・調整的」な関わりです。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**:
13歳男児、身長160cm、体重75kg（BMI 29.3）。学校健診で肥満を指摘され来院。母親は「毎日夕食後にポテトチップスを食べている。やめさせたいが口答えばかりで」と相談。男児は「別に太ってないし。学校でいじめられてもないから放っておいてほしい」と話す。看護師はどう対応すべきか？

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:
最重要！ まずは両親と男児を 別々の時間に個別面談 します。
1. **観察**: 面談時の両者（親・子）の表情、口調、態度、家庭内のルールやコミュニケーションのパターンを観察する。男児の学校生活（部活や友人関係）への関心も引き出す。
2. **アセスメント**: 両親は「管理したい」、男児は「自律したい」という相反する欲求があると評価。単なる知識不足ではなく、親子の関係性の問題 として捉える。
3. **報告・相談**: 医師や管理栄養士、必要に応じて学校養護教諭と情報共有し、チームで対応する。
4. **介入**: 両親には「お子さんが自分で健康について考えられるよう、一緒にできることを探してみませんか」と提案。男児には「部活で疲れない？もっと動けるようになると、好きなスポーツがもっと楽しめるかもね」と、ポジティブな目標を一緒に考える。
5. **評価**: 数週間後に再診し、家族の取り組み状況と、男児の生活習慣の変化（例：間食が減ったか、運動量が増えたか）を評価する。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:
禁忌！ 急激な食事制限や「絶対に痩せなければ」というプレッシャーは、摂食障害 (Eating Disorder) や うつ状態 (Depression) のリスクを高めます。また、親子関係が悪化し、家庭内暴力（DV）につながる可能性もあるため、注意深く観察する必要があります。

看護プロトコル:
**観察項目**: 体重・身長の推移、食事内容・運動量、学校生活の状況、睡眠パターン、親子のコミュニケーションの質。
**報告基準（SBAR）**:
S (Situation): 「13歳男児、肥満で来院中。両親と本人の認識にずれがあり、食事制限を巡って衝突しています。」
B (Background): 「学校健診で肥満を指摘。両親は制限を希望、本人は反抗的。」
A (Assessment): 「思春期の自律性と親の管理欲求の葛藤があり、家族全体への支援が必要と判断。」
R (Recommendation): 「両親と本人を個別に面談し、協力的な目標設定を提案したいと考えています。」
**記録のポイント**: 面談時の発言内容（直接引用）、両者の感情表現、看護師の関わり（例：傾聴した、共感した、情報提供した）を客観的に記録する。
**家族への説明の留意点**: 決して「悪者」を作らず、「みんなで一緒に健康的な生活を送ろう」という前向きなメッセージを伝える。

先輩看護師の一言:
「思春期の子を持つお母さんは、本当に悩んでいます。でも、子どもに一方的に指導しても効果はありません。まずは『お母さん、大変ですよね』と共感し、子どもの話も『そう思うんだね』と受け止める。その上で、両者が『一緒にやろう』と思えるような、小さな成功体験を作ってあげてください。看護師は、家族の橋渡し役です！」

## 重要概念

- **思春期** — 第二次性徴の発現から成人に達するまでの時期。身体的・心理的に大きな変化が生じ、親からの自立と自己同一性の確立が発達課題となる。
- **肥満** — 体内に過剰な脂肪が蓄積した状態。小児では性別・年齢別の標準体重の20%以上、またはBMIが年齢・性別の95パーセンタイル以上で判定される。
- **家族看護 (Family Nursing)** — 患者個人だけでなく、その家族をケアの単位として捉え、家族全体の健康と機能向上を支援する看護実践。
- **自律性** — 自己決定権。思春期では、親や教師の管理から離れ、自分自身で考え行動したいという欲求が強まる。
- **動機づけ面接 (Motivational Interviewing)** — 患者の行動変容への準備性を高めるための、共感的で指示的（指導的ではない）なカウンセリング技法。抵抗を最小限にし、自己効力感を高めることを目指す。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

