# 学童期の子どもが「学校に行きたくない」と訴えている。母親から「無理に登校させたほうがいいか」と相談を受けた。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=369708  
> language: ja  
> subject: 学童の健康増進のための看護

## 問題

学童期の子どもが「学校に行きたくない」と訴えている。母親から「無理に登校させたほうがいいか」と相談を受けた。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. しばらく休ませて様子を見るよう助言する
2. まずは子どもが学校に行きたくない理由を丁寧に聞くよう促す **✔ 正解**
3. 学校に行かないと将来困ると説明するよう伝える
4. すぐに無理に登校させるよう勧める
5. 精神科の受診をすぐに勧める

**正解: 2**

## 解説

不登校や登校しぶりの背景には、いじめ、学習の困難、友人関係の問題、家庭環境など様々な要因が考えられる。まずは子どもが安心して理由を話せるようにし、その原因に応じた対応を検討することが重要である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、学童期 (School-age Child)の子どもの「登校しぶり (School Refusal)」に対して、母親から相談を受けた看護師の対応を問うています。登校しぶりや混同注意！不登校 (School Non-Attendance / Truancy) の背景には、いじめ、学習困難、友人関係、発達障害（注意欠如・多動症 (ADHD)や自閉スペクトラム症 (ASD)の二次障害）、家庭環境（親の過保護・過干渉、虐待）、分離不安など、多様な要因が存在します。最も重要な初期対応は、子どもの気持ちを理解し、安全な環境で話を聴くことです。母親への看護師の役割は、決して即座に判断を下すことではなく、まずは子ども自身の語りを引き出すための具体的な方法を助言することです。これは、小児看護学 (Pediatric Nursing)における発達段階に応じた関わりと、家族看護 (Family Nursing)の原則に基づきます。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**: ②「まずは子どもが学校に行きたくない理由を丁寧に聞くよう促す」が最も適切です。最重要！ 子どもの主観的体験を尊重し、非審判的な態度で傾聴することが、問題解決の第一歩です。理由が明らかになれば、それに応じた支援（例：いじめへの介入、学習サポート、学校との連携）が可能になります。看護師は母親に対して、「まずはお子さんの気持ちを聞いてみましょう」と具体的な方法を伝える支援が求められます。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
①「しばらく休ませて様子を見るよう助言する」: 状況によっては休息も必要ですが、理由を探らずに単に休ませるだけでは問題の先送りになり、長期化のリスクがあります。まずは原因を探る努力を優先すべきです。
③「学校に行かないと将来困ると説明するよう伝える」: これは脅しや説教に近く、子どもの不安を増大させ、親子関係を悪化させる可能性があります。子どもの気持ちに寄り添う姿勢に欠けます。
④「すぐに無理に登校させるよう勧める」: 危険！ 無理な登校強要は、子どもの心理的ストレスを極度に高め、身体症状（頭痛、腹痛、嘔吐など）の出現や、より深刻な不適応状態（登校拒否の固定化）を招く恐れがあります。
⑤「精神科の受診をすぐに勧める」: 最初の相談でいきなり専門医療機関への受診を勧めるのは、母親に過度な不安や抵抗感を与える可能性があります。まずは学校や地域の教育相談、スクールカウンセラーなどの一次的な相談機関と連携することが一般的な対応です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:
- 混同注意！ 不登校 (School Refusal) vs 登校しぶり (School Non-attendance / Truancy): 不登校は長期（年間30日以上など）にわたり登校できない状態を指すことが多く、登校しぶりはその前段階や軽度の状態です。いずれも背景要因のアセスメントが重要であり、特に小学生では分離不安 (Separation Anxiety)の関与も考慮します。
- 小児看護過程 (Pediatric Nursing Process): アセスメント（子どもの発達段階、家族機能、学校環境）→看護診断（例：非効果的コーピング、不安、家族プロセスの中断）→計画・実施（傾聴、情報提供、関係機関との連絡調整）→評価の流れを意識します。

概念整理: 登校しぶりは子どもの心のSOSサインです。背景には心理的要因（いじめ、学業不振、友人関係）や環境要因（家庭問題）、発達特性が関与します。看護の基本は子どもの語りを引き出すための傾聴と受容であり、母親への支援では「解決策を急がない」「子どもの気持ちを優先する」ことを伝えます。

看護過程ポイント:
- **アセスメント**: 子どもの発達段階（学童期の産業期 vs 劣等感）、家族の養育態度、学校での適応状況（担任との関係、友達の有無）、身体症状の有無（起立性調節障害の可能性も考慮）。
- **看護診断**: 「非効果的コーピング」「不安」「家族プロセスの中断（リスク状態）」「社会的相互作用の障害」など。
- **計画・実施**: 子どもが安心して話せる場の提供、母親への具体的な声かけの提案（「どうしたの？教えてくれる？」）、学校との情報共有の促進。
- **評価**: 子どもの表情や発言、母親の不安の軽減、関係機関との連携が図れたか。

暗記のコツ: 「**問い詰めない、説教しない、即決しない**」の3つの「しない」を覚えましょう。最初にすべきことは「**聴く**」ことだけです。

国試頻出ポイント: 小児看護学の領域で、特に思春期・学童期の精神保健の問題として頻出です。事例問題として、「子どもが学校に行きたがらない」という母親の訴えに対し、看護師が最初にとるべき行動を問う形式が典型的です。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
保健センターや学校保健の場面で、母親から「子どもが学校に行きたがらない」と相談されることは少なくありません。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 8歳の女児。母親が健康診断のついでに相談に来ました。「最近、毎朝『お腹が痛い』と言って学校に行きたがらない。『いじめられてるの？』と聞いても『わからない』と言うだけで…。無理に連れて行ったほうがいいですか？」と不安そうな表情で質問します。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:
1. **観察・傾聴**: まず母親の不安を受け止めます。「お母さん、心配ですよね。よく相談してくださいましたね」と共感を示します。その後、「お子さんがどのような様子か、もう少し詳しく教えていただけますか？」と具体的な状況（いつから、どんな時に、他に症状はないか）を引き出します。
2. **アセスメント**: 身体症状（腹痛）が登校前に限られる場合、起立性調節障害 (Orthostatic Dysregulation)や心理的ストレスによる身体化症状を疑います。年齢的に分離不安 (Separation Anxiety)や、友人関係のトラブルも考慮します。
3. **具体的な介入の助言**: 「まずはお子さんがリラックスできる時間に、『どんなことがあったの？お母さんはあなたの味方だよ』と優しく聞いてみてください。答えにくそうだったら、無理に聞き出さず、『話したくなったら教えてね』と伝えるだけでも大丈夫です」と具体的な声かけ例を提示します。
4. **連携の提案**: 「担任の先生や養護教諭にも状況をお伝えになってみてはいかがでしょうか。学校での様子を聞くことで、何かヒントが見つかるかもしれません」と、学校との連携を促します。
5. **フォローアップ**: 「また何かありましたら、いつでもご相談くださいね」と、継続的な支援が可能であることを伝えます。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:
- 警告サイン: 長期化（2週間以上）、体重減少、強い睡眠障害、自殺に関する言動（「死にたい」「消えたい」）が見られる場合は、早急に専門機関（児童精神科、教育相談センター）への紹介を検討します。
- 最重要！ 虐待のサイン（不自然なアザ、極端な痩せ、親の過度な支配や無関心）がないか、常にアセスメントの視点を持つことが看護師の重要な役割です。

先輩看護師の一言:
「子どもの『学校に行きたくない』は、決してわがままではありません。それは『助けて』というSOSのサインです。看護師の役割は、そのSOSに気づき、子どもと家族に寄り添い、適切な支援へとつなぐこと。まずは『話を聴く』ことからすべてが始まります！この姿勢は、小児看護に限らず、すべての看護の基本ですね。」

## 重要概念

- **登校しぶり (School Refusal)** — 子どもが学校に行くことに強い不安や抵抗を示す状態。いじめや学習困難など様々な要因が背景にあるため、まずは子どもの気持ちを傾聴することが重要。
- **傾聴 (Active Listening)** — 相手の話を遮らず、共感的に聴く技法。看護面接の基本であり、子どもの真のニーズを理解するために不可欠。
- **分離不安 (Separation Anxiety)** — 愛着対象（主に母親）から離れることに対する過度の不安。幼児期に多いが、学童期に見られることもある。
- **家族看護 (Family Nursing)** — 患者だけでなく家族全体をケアの対象とする看護の視点。家族の機能を評価し、家族が健康問題に対処できるよう支援する。
- **起立性調節障害 (Orthostatic Dysregulation)** — 自律神経の調節不全により、朝の起立時に立ちくらみや動悸、頭痛などの症状が出現する疾患。不登校の身体的原因として鑑別が重要。

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