# 生後1か月の乳児の家庭訪問で、母親が「授乳のたびに吐き戻しがあり、量も多いので心配です」と話す。観察すると、哺乳後に少量の吐き戻しはあるが、体重増加は順調で機嫌も良い。看護師の対応で最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=369656  
> language: ja  
> subject: 乳児の健康増進のための看護

## 問題

生後1か月の乳児の家庭訪問で、母親が「授乳のたびに吐き戻しがあり、量も多いので心配です」と話す。観察すると、哺乳後に少量の吐き戻しはあるが、体重増加は順調で機嫌も良い。看護師の対応で最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 吐き戻しがある場合は、哺乳後すぐに仰向けで寝かせるよう指導する
2. 吐き戻しを防ぐために、哺乳量を現在の半分に減らすよう指導する
3. 吐き戻しを予防するために、哺乳のたびに必ずげっぷをさせるよう指導する **✔ 正解**
4. 吐き戻しは母乳の質が悪い証拠なので、育児用ミルクに切り替えるよう指導する
5. 吐き戻しは病的な状態であるため、すぐに小児科を受診するよう勧める

**正解: 3**

## 解説

生後1か月頃の乳児では噴門括約筋が未熟なため、哺乳後の吐き戻しは生理的にみられることが多い。体重増加が順調で機嫌が良ければ病的ではない。げっぷをさせることで胃内の空気を排出し、吐き戻しを軽減できる。哺乳後の体位は頭部を高くした右側臥位が推奨される。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、新生児・乳児の生理的吐き戻し (Regurgitation) に対する適切な家庭訪問看護の対応を問うています。生後1か月の乳児は、噴門括約筋 (Cardiac Sphincter) の緊張が未熟で胃の容量も小さいため、哺乳後の少量の吐き戻しは生理的に頻繁にみられる現象です。問題文では「体重増加は順調」「機嫌も良い」とあり、病的な 混同注意！ 胃食道逆流症 (GERD) や幽門狭窄症 (Pyloric Stenosis) とは区別できます。看護師の役割は、母親の不安を軽減し、正しい哺乳方法と吐き戻しの予防策を指導することです。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**: 最重要！ 哺乳のたびに **「げっぷ（排気）」** をさせることは、哺乳時に乳児が飲み込んだ空気（胃内ガス）を排出し、胃内圧を下げるため、吐き戻しの予防に最も効果的です。これは生理的吐き戻しに対する基本的かつ安全なケアです。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:

混同注意！ ①番「哺乳後すぐに仰向け」は、吐き戻した乳汁を誤嚥するリスクが高まるため、禁忌です。推奨されるのは **右側臥位（頭部を挙上）** です。

②番「哺乳量を半分に減らす」は、体重増加が順調な正常児に対して不適切で、発育に悪影響を与えます。

④番「母乳の質が悪い」は医学的に根拠がなく、母乳育児を継続する母親を不安にさせる誤った指導です。

⑤番「すぐに小児科受診」は、今回のケースでは生理的範囲内であり、過剰な対応です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:

生理的吐き戻しと病的な 胃食道逆流症 (GERD) や 肥厚性幽門狭窄症 (Hypertrophic Pyloric Stenosis) の鑑別が重要です。GERDでは噴射状嘔吐や体重増加不良、哺乳拒否などがみられます。幽門狭窄症では生後2～4週に発症し、噴射状嘔吐 (Projectile Vomiting) が特徴です。

概念整理: 新生児の生理的吐き戻し は、噴門括約筋未熟 + 胃容量小 + 哺乳時の空気嚥下が原因。看護の基本は **排気（げっぷ）** と **頭部挙上・側臥位** による誤嚥予防です。

一目で比較！:

| 状態 | 特徴 | 対応 |
| --- | --- | --- |
| 生理的吐き戻し | 少量、体重増加良好、機嫌良い | げっぷ、側臥位、経過観察 |
| GERD | 哺乳後の嘔吐、易刺激性、体重増加不良 | 医療受診、薬物療法 |
| 幽門狭窄症 | 生後2-4週発症、噴射状嘔吐、胃蠕動不眠 | 緊急受診、外科手術 |

看護過程ポイント: **アセスメント**：体重増加曲線、哺乳量、嘔吐の性状とタイミング、全身状態（機嫌・啼泣）。**計画・実施**：母親の不安を傾聴し、具体的な排気方法と安全な体位を指導。哺乳後20～30分は頭部を高くして観察。

暗記のコツ: 「生理的吐き戻し = げっぷ（排気）が鉄則！ 誤嚥予防の体位は『右側臥位（うつ伏せは絶対ダメ）』」と覚えましょう。

国試頻出ポイント: 新生児期・乳児期の「生理的 vs 病的」な症状の鑑別は、家族看護の観点から頻出です。特に **体重増加の有無** が正常・異常の境界線になります。

出題パターン注意！: 事例問題で「母親の不安に寄り添いながら、科学的根拠に基づいた指導を行う」という姿勢が問われます。単なる知識ではなく、看護師のコミュニケーション能力も評価されます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
実際の家庭訪問では、まず母親の不安に共感し「たくさん吐いてしまうと心配になりますよね」と声をかけます。その後、哺乳状況を詳しく聴取し、体重測定を確認。げっぷの出し方（縦抱きにして背中をトントン、または軽くさする）を実演しながら指導します。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:

1. **観察**: 哺乳量、哺乳後の体位、げっぷの有無、吐き戻しの量と色、全身状態（顔色、呼吸状態、大泉門の緊張）。

2. **アセスメント**: 体重増加良好（1日20～30g程度の増加が目安）、機嫌が良ければ生理的範囲内と判断。

3. **報告・記録**: 異常がなければ経過観察で良いが、体重増加不良や胆汁性嘔吐（緑色）がみられた場合は速やかに医師へ報告（SBAR: Situation: 吐き戻し頻回、Background: 体重増加不良、Assessment: 病的嘔吐の可能性、Recommendation: 小児科受診勧奨）。

4. **介入**: げっぷの指導、哺乳後の右側臥位（頭部挙上）の実演、吐き戻し時の処理方法（顔を横に向けて誤嚥予防）。

5. **評価**: 次回訪問時までに吐き戻しの頻度が減ったか、体重増加が継続しているかを確認。

看護プロトコル: **観察項目**: 体重、哺乳量、吐き戻しの性状（白色or黄緑色）、全身状態。**報告基準（SBAR）**: 吐き戻しが噴射状、胆汁性、体重増加不良を認めた場合。**記録のポイント**: 具体的な指導内容（げっぷの方法、体位）と母親の反応・理解度を記載。

先輩看護師の一言: 「お母さんが『吐き戻しが心配』と相談してくれたのは、あなたを信頼している証拠です。『生理的なものだから大丈夫』と軽く片付けるのではなく、『どうしたら吐き戻しが減らせるか一緒に考えましょう』と寄り添うことが大切です。げっぷの仕方一つで、お母さんの育児の負担が大きく変わりますよ！」

## 重要概念

- **生理的吐き戻し** — 乳児の噴門括約筋未熟などにより生じる、病的ではない嘔吐様症状。
- **げっぷ（排気）** — 哺乳時に飲み込んだ胃内空気を排出する行為。吐き戻し予防に有効。
- **胃食道逆流症** — 胃内容物が食道に逆流することで症状を起こす病態。体重増加不良を伴う。
- **肥厚性幽門狭窄症** — 幽門筋が肥厚し狭窄する疾患。噴射状嘔吐が特徴。
- **誤嚥性肺炎** — 吐き戻した乳汁や胃内容物を気道に吸引することで生じる肺炎。予防が重要。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

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