# 生後6か月の乳児の健康診査で、母親が「離乳食を始めたのですが、あまり食べてくれません」と話した。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=369645  
> language: ja  
> subject: 乳児の健康増進のための看護

## 問題

生後6か月の乳児の健康診査で、母親が「離乳食を始めたのですが、あまり食べてくれません」と話した。看護師の対応として最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 食べるまで根気強く与え続けるよう指導する
2. 離乳食の代わりに市販のベビーフードに切り替えるよう勧める
3. ミルクの量を減らして空腹にしてから離乳食を与えるよう指導する
4. 離乳食を始める時期が早すぎた可能性があると説明する
5. 食べない日があっても無理強いせず、機嫌の良い時に試すよう助言する **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

離乳食開始期の乳児は食べることに慣れておらず、個人差が大きい。無理強いせず、機嫌の良い時に少量から始め、食べることを楽しい経験にすることが重要である。ミルクの量を減らすことは栄養不足のリスクがある。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、離乳食 (Infant Weaning / Complementary Feeding) 開始期の乳児への関わり方と、母親への適切な支援を問うています。離乳食は、生後5～6か月頃から、母乳やミルクだけでは不足する栄養素（特に鉄）を補い、咀嚼や嚥下の機能を発達させ、様々な味や食感を経験することを目的としています。しかし、この時期の乳児は食べることにまだ慣れておらず、個人差が非常に大きいのが特徴です。看護師は、子どもの発達と母親の不安を両方アセスメントし、無理のないペースで進めるよう支援することが求められます。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
最重要！ 離乳食の基本原則は「無理強いしない」ことです。乳児が食べない日があっても、それは正常な範囲です。食べることを楽しい経験と結びつけるために、機嫌の良い時に、少量から、笑顔で話しかけながら与えることが推奨されます。母親が「食べてくれない」と焦る気持ちを共感的に受け止めつつ、⑤の「無理強いせず、機嫌の良い時に試す」という助言は、乳児の発達を尊重し、母子の良好な関係構築を支援する適切な対応です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
混同注意！
① **食べるまで根気強く与え続ける**: 無理強い（強制摂食）は、乳児に食べることへの嫌悪感やストレスを与え、食行動異常のリスクを高めるため、避けるべき対応です。
② **市販のベビーフードに切り替える**: 手作り食へのこだわりは不要ですが、「代わりに切り替える」と勧めるのは、母親の不安を増強したり、調理意欲を損なう可能性があります。家庭の状況に応じて活用を提案するのは良いですが、切り替えを「勧める」のは適切ではありません。
③ **ミルクの量を減らして空腹にする**: 生後6か月の乳児にとって、母乳・ミルクは依然として主要な栄養源です。ミルク量を減らすと、必要な栄養・水分が不足し、脱水や発育遅延のリスクがあります。離乳食は栄養の「補完」であり、ミルクの代替ではありません。
④ **始める時期が早すぎた可能性がある**: 離乳食の開始時期は個人差がありますが、生後6か月は標準的な開始時期です。母親の不安を「時期が早い」と決めつけるのは不適切で、母親の努力を否定する印象を与える可能性があります。

概念整理
- **離乳の目的**: 栄養補給（特に鉄分）、咀嚼・嚥下機能 (Mastication & Swallowing)の発達、多様な食経験、家族との共食体験。
- **開始のサイン**: 首がすわる、支えると座れる、食べ物に興味を示す、スプーンを口に入れても押し出さない（舌突出反射の減弱）。
- **進め方の基本**: 1日1回、1さじから開始。ペースト状→粥状→みじん切りと、形態を段階的に進める。食物アレルギーに注意し、新しい食材は1種類ずつ。

一目で比較！

| 状況 | 適切な対応 | 不適切な対応 |
| --- | --- | --- |
| 食べない | 無理強いせず、次の機会に試す | 無理に口に入れる、長時間与え続ける |
| 吐き出す | 新しい味や食感に慣れていないと捉え、少量から再挑戦 | 「嫌いなんだ」と決めつけて与えない |
| 興味を示さない | ミルクの前に与える、楽しい雰囲気作り | ミルク量を減らして空腹にする |

看護過程ポイント
- **アセスメント**: 離乳食開始のサイン（発達段階）が揃っているか、母親の離乳食に対する認識と不安、家庭の食事状況、アレルギー歴。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)**: 非効果的授乳パターン / 非効果的乳児栄養パターン (Ineffective Infant Feeding Pattern)、知識不足（母親の離乳食に関する知識）、不安（母親の育児技術に関する不安）。
- **計画・実施**: 個人差を認める、発達に合わせた形態のアドバイス、無理強いしないことの重要性を伝える、成功体験を積めるよう励ます。

暗記のコツ
「離乳食の3つの柱」= **栄養**（補完） + **発達**（咀嚼・嚥下） + **楽しい経験**（食べる意欲）。無理強いして嫌いになるのが最悪の結果！「機嫌の良い時に、笑顔で、さじ1杯」が合言葉です。

国試頻出ポイント
離乳食に関する問題では、「開始時期」「進め方の段階」「食べない場合の対応」「アレルギー注意食品」「鉄欠乏性貧血予防」が頻出です。特に「無理強いしない」という原則は、どの発達段階でも共通する重要な看護介入です。

出題パターン注意！
単純に「離乳食を食べない時の対応は？」という知識問題に加えて、「体重増加不良がみられる事例」「食物アレルギーが疑われる事例」「保護者の育児不安が強い事例」など、複合的な状況設定問題として出題されることが多いです。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**
3か月健診で体重増加が良好だった生後6か月の女児。母親（30歳、初産）が「最近、ミルクを飲む量が減ったような気がする。離乳食も始めたけど、ほとんど食べてくれなくて。私の作り方が悪いのかな…」と不安そうに保健師に相談に来ました。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
1. **観察・アセスメント**: まず、乳児の機嫌、活気、体重増加カーブ、排便状況、皮膚の状態を確認します。母親の不安に共感し、「離乳食は食べる練習です。食べなくても心配いりませんよ」と安心させます。食べる様子を実際に見せてもらい、口の動きや嚥下の状態を観察します。
2. **介入**: 最重要！ 母親に「無理強いしない」「機嫌の良い時に」「最初は1さじから」の3原則を伝えます。食べなかった時の具体的な代替案（例：次のミルクの前に再挑戦する、別の食材を試す）を一緒に考えます。母親の調理方法を否定せず、形態が適切か（ペースト状か）を確認します。
3. **評価**: 2週間後のフォローで、母親の不安が軽減したか、乳児が口を開けるようになったか、体重増加が順調かを評価します。必要に応じて、地域の子育て支援センターや栄養相談を紹介します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
- 窒息リスク: 離乳食の形態は、乳児の嚥下機能に合わせて段階的に進める。ブドウ、ナッツ類、餅などは窒息の危険があるため絶対に与えない。
- アレルギー: 新しい食材は1種類ずつ、離乳食の最初の時間帯に与え、アレルギー症状（発疹、呼吸困難、嘔吐など）出現時にすぐ対応できるようにする。
- 衛生管理: 離乳食は雑菌が繁殖しやすいため、作り置きは避け、冷凍保存する場合も小分けにして清潔に保つ。

看護プロトコル
- **観察項目**: 体重増加曲線、機嫌、排便状態（回数・性状）、皮膚の状態（湿疹の有無）。
- **母親への問診**: 「どんな時に食べてくれますか？」「どんな様子（口を開ける、顔をそむける、押し出す）ですか？」「どのような食材をどのくらいの固さで作っていますか？」
- **記録のポイント**: 母親の不安の内容、指導内容（無理強いしないこと、機嫌の良い時に試すこと）、次回のフォローアップ予定。

先輩看護師の一言
「離乳食は、子どもが『食べることって楽しい！』と感じる最初のステップです。お母さんが『食べさせなきゃ』と焦れば焦るほど、子どもは敏感に察知して口を閉じてしまいます。『食べない日があっても大丈夫、赤ちゃんもお母さんも成長中』というメッセージを、優しく伝えてあげてください。国試では『無理強いしない』という原則が最優先！この機会に、発達段階に応じた食事支援の全体像をしっかり押さえましょうね。」

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