# 高齢者の視覚障害を評価するための検査で、視野の広さを測定するものはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=368884  
> language: ja  
> subject: 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

## 問題

高齢者の視覚障害を評価するための検査で、視野の広さを測定するものはどれか。

## 選択肢

1. 細隙灯顕微鏡検査
2. 眼底検査
3. 眼圧検査
4. 視力検査
5. ゴールドマン視野計検査 **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

ゴールドマン視野計は視野の広さを定量的に測定する検査である。視力検査は視力、眼底検査は網膜や視神経乳頭、眼圧検査は眼圧、細隙灯顕微鏡検査は前眼部や水晶体の観察に用いられる。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、高齢者の視覚障害における評価項目のうち、**「視野の広さ」**を測定する検査を問うています。視覚機能は大きく分けて、視力 (Visual Acuity)、視野 (Visual Field)、色覚 (Color Vision)、調節力 (Accommodation)などがあります。高齢者では、緑内障 (Glaucoma)や脳血管障害 (Cerebrovascular Disease)による視野障害が生活の質（QOL）に大きく影響するため、視野検査は非常に重要です。

1. **核心概念の分析 (Key Concept)**: この問題の核心は、各眼科検査の**目的と測定項目**を正確に区別できるかどうかです。「視野の広さ」に特化した検査は、ゴールドマン視野計 (Goldmann Perimeter)または自動視野計（ハンフリー視野計など）です。これらは眼球が動かないように固定した状態で、周辺から光を呈示し、見える範囲をマッピングします。
2. **正解の根拠 (Answer Rationale)**: ⑤ ゴールドマン視野計検査は、視野の広さと感度を定量的・定性的に測定するための標準的な検査です。特に、緑内障の進行度評価や、脳梗塞後の半盲（同名半盲など）の評価に用いられます。高齢者の転倒リスク評価にもつながる重要な検査です。
3. **誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
- 混同注意！ ① 細隙灯顕微鏡検査 (Slit-Lamp Examination) は、角膜、水晶体、前眼部を拡大観察するためのもので、視野測定はできません。白内障や角膜炎の診断に用います。
- 混同注意！ ② 眼底検査 (Fundoscopy) は、検眼鏡を用いて網膜、視神経乳頭、血管を観察する検査です。緑内障では視神経乳頭の陥凹拡大を確認できますが、視野そのものを測定するわけではありません。
- 混同注意！ ③ 眼圧検査 (Tonometry) は、眼内の圧力を測定する検査です。正常範囲は 10～21 mmHg で、緑内障のスクリーニングに必須ですが、視野の広さではありません。
- 混同注意！ ④ 視力検査 (Visual Acuity Test) は、ランドルト環やスネレン視力表を用いて、**視力値**（どれだけ細かいものを見分けられるか）を測定します。視野とは全く異なる概念です。
4. **関連概念の整理 (Related Concepts)**: 視野障害のパターンには、求心性視野狭窄 (Concentric Contraction)（緑内障末期や網膜色素変性症）、半盲 (Hemianopia)（脳卒中後の視交叉以降の障害）、暗点 (Scotoma)（黄斑変性症など）があります。高齢者では、これらを早期発見するためのスクリーニングとして視野検査の重要性を理解しておきましょう。

概念整理: **眼科検査の種類と目的**

| 検査名 | 測定対象 | 高齢者における主な適応 |
| --- | --- | --- |
| ゴールドマン視野計検査 | 視野の広さ・感度 | 緑内障、脳血管障害後の半盲評価 |
| 視力検査 | 視力（解像度） | 白内障、老視、屈折異常 |
| 細隙灯顕微鏡検査 | 前眼部（角膜・水晶体） | 白内障、角膜炎 |
| 眼底検査 | 網膜・視神経乳頭・血管 | 緑内障、糖尿病網膜症、高血圧性網膜症 |
| 眼圧検査 | 眼圧 | 緑内障スクリーニング |

一目で比較！: **視力 vs 視野**

- **視力 (Visual Acuity)**: 「どれだけ細かいものを見分けられるか」の能力（中心窩の機能）。

- **視野 (Visual Field)**: 「どれだけ広い範囲を見渡せるか」の能力（周辺網膜の機能）。

混同しやすいので、「視力 = 視力表」、「視野 = 視野計」とセットで覚えましょう！

暗記のコツ: 「ゴールドマン」という名前は「Gold（金）+ man（人）」と覚えずに、「視野を測る機械の名前」として暗記しましょう。日本語では「視野計」とも呼ばれます。

国試頻出ポイント: 高齢者看護や成人看護（眼科）の分野で、「この症状がある患者にどの検査を行うか」を問う問題が頻出です。特に緑内障のスクリーニング（眼圧 + 眼底 + 視野）と、糖尿病網膜症のスクリーニング（眼底検査）の組み合わせは必須知識です。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 75歳女性、在宅療養中。最近、歩行中にドア枠にぶつかるようになり、転倒しやすくなったと訪問看護師に相談。視野狭窄が疑われます。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:
1. **観察**: 患者の歩行の様子（壁や物にぶつかりやすい）、夜間の転倒歴、眼振の有無。
2. **アセスメント**: 緑内障の既往があるか、脳血管障害の既往がないか。
3. **報告・連携**: 医師・眼科に 視野検査（ゴールドマン視野計） の必要性を伝え、予約調整。
4. **安全介入**: 視野狭窄が確認されたら、生活環境の調整（段差の解消、照明の増加、家具の配置変更）を指導。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 視野狭窄のある高齢者は転倒リスクが著しく高い！ 検査中も転倒防止に注意（検査台の近くに椅子を置く、検査時間が長いため休憩を促す）。

先輩看護師の一言: 「高齢者の『転びやすい』の原因は、足腰だけじゃないんです。目の病気が隠れていることも多い。『視野が狭くなって周りが見えづらい』と患者さんが言えるかどうかも重要。国試で検査を覚える時は、『この検査の結果が悪いと、患者さんの日常生活にどんな困りごとが起きるか』まで想像してみてください。現場で役立つ知識になりますよ！」

## 重要概念

- **視野 (Visual Field)** — 眼球を固定した状態で見える範囲のこと。ゴールドマン視野計で測定する。
- **ゴールドマン視野計 (Goldmann Perimeter)** — 視野の広さと感度を定量的に測定する検査機器。半球状のスクリーンに光を呈示する。
- **緑内障** — 視神経の障害により視野狭窄が進行する疾患。眼圧上昇が主なリスク因子。
- **半盲** — 視野の半分が見えない状態。脳血管障害による視交叉以降の損傷で生じる。
- **視力 (Visual Acuity)** — 物体の細部を識別する能力。視力表（ランドルト環など）で測定する。

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