# 高齢者の摂食・嚥下障害のスクリーニング検査として、最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=368820  
> language: ja  
> subject: 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

## 問題

高齢者の摂食・嚥下障害のスクリーニング検査として、最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 食道内圧検査
2. 24時間食道pHモニタリング
3. 腹部超音波検査
4. 反復唾液嚥下テスト **✔ 正解**
5. 上部消化管内視鏡検査

**正解: 4**

## 解説

反復唾液嚥下テストは、30秒間に何回唾液を飲み込めるかを計測する簡便なスクリーニング検査であり、高齢者の嚥下機能を評価する第一選択として適切である。他の選択肢は食道疾患や胃食道逆流症の評価に用いられる。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、高齢者の摂食・嚥下障害 (Dysphagia)のスクリーニング検査について問うています。嚥下障害のスクリーニング検査は、簡便・非侵襲的でベッドサイドで実施可能であることが求められます。特に高齢者は誤嚥性肺炎 (Aspiration Pneumonia)のリスクが高いため、早期発見が極めて重要です。
**正解の根拠 (Answer Rationale)**: 最重要！ ④番の反復唾液嚥下テスト (Repetitive Saliva Swallowing Test; RSST)は、30秒間に何回唾液を嚥下できるかを計測する簡便なスクリーニング検査です。特別な機器を必要とせず、侵襲もないため、高齢者の嚥下機能を評価する第一選択として非常に適切です。2回/30秒未満をカットオフ値とし、異常と判定します。
**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
- 混同注意！ ①番の食道内圧検査 (Esophageal Manometry)、②番の24時間食道pHモニタリング (24-hour Esophageal pH Monitoring)、⑤番の上部消化管内視鏡検査 (Upper Gastrointestinal Endoscopy)は、いずれも食道疾患や胃食道逆流症 (GERD)の精査を目的とした専門的検査です。侵襲が大きく、スクリーニング検査としては不適切です。
- ③番の腹部超音波検査 (Abdominal Ultrasound)は、肝臓、胆嚢、膵臓などの腹腔内臓器の形態評価に用いられ、嚥下機能の評価には直接用いられません。
**関連概念の整理 (Related Concepts)**: 他のスクリーニング検査としては、改訂水飲みテスト (Modified Water Swallowing Test; MWST)（3mlの水を嚥下させ、むせや呼吸変化を観察）や、フードテスト (Food Test)（ゼリーなどの食品を用いて評価）も頻用されます。これらはすべて非侵襲的でベッドサイドで実施可能です。確定診断には嚥下造影 (VF)や嚥下内視鏡検査 (VE)が用いられます。

概念整理: 高齢者の嚥下障害スクリーニングは、簡便・非侵襲・ベッドサイド実施が大原則。RSST、MWST、フードテストが代表的。専門的な検査（VF、VE）はスクリーニングで異常を認めた後の確定診断に用いる。

一目で比較！:

| 検査名 | 目的 | 侵襲性 | 実施場所 |
| --- | --- | --- | --- |
| 反復唾液嚥下テスト (RSST) | 嚥下機能スクリーニング | なし | ベッドサイド |
| 改訂水飲みテスト (MWST) | 嚥下機能スクリーニング | なし | ベッドサイド |
| 嚥下造影 (VF) | 嚥下動態の詳細評価（確定診断） | あり（造影剤・X線被曝） | 検査室（放射線科） |
| 食道内圧検査 | 食道運動機能評価（GERD精査） | あり | 検査室 |

看護過程ポイント:
- **アセスメント**: スクリーニングで異常が疑われたら、誤嚥のリスク (Risk for Aspiration)をアセスメント。食事中のむせ、食後の湿性嗄声、発熱の有無、栄養状態も評価する。
- **看護診断**: 嚥下障害 (Impaired Swallowing)、または誤嚥リスク状態 (Risk for Aspiration)。
- **計画・実施**: 検査結果に基づき、食事形態の調整（とろみ・ミキサー食）、摂食姿勢の指導（顎上げ嚥下など）、間接訓練（口腔ケア・舌運動）を実施する。
- **評価**: スクリーニング後の経過観察で、食事摂取状況や体重変化、肺炎発症の有無をモニタリングする。

暗記のコツ: 「スクリーニング」は「簡便（かんべん）」がキーワード！「RSST」は「R＝唾液 (Saliva)を飲み込む、S＝30秒 (Seconds)で何回？」と覚えましょう。

国試頻出ポイント: スクリーニング検査名とその具体的な手順（例：RSSTは30秒、MWSTは3ml）をセットで問われる。また、「スクリーニング検査」と「確定診断のための検査」の区別が頻出。

出題パターン注意！: 「高齢者が肺炎を繰り返している。まず行うべき検査は？」という事例問題で、RSSTやMWSTが選択肢に含まれるパターン。VFやVEと混同しないように。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
- **臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 80代女性、肺炎で入院。退院が近づき、食事の形態を検討することに。看護師がベッドサイドで「では、30秒間で何回唾液を飲み込めるかやってみましょう」とRSSTを実施。2回しか飲み込めず、スクリーニング陽性となりました。その後、VF検査で軽度の嚥下障害が確認され、ミキサー食＋とろみ調整で対応することになりました。
- **看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: 最重要！ RSST実施中はむせの有無、呼吸状態の変化を必ず観察。もしも激しいむせや呼吸困難が生じた場合は直ちに中止し、吸引や酸素投与などの応急処置を検討します。スクリーニング陽性なら、医師へSBARで報告（S: RSSTで異常あり、B: 高齢で肺炎後、A: 誤嚥リスクあり、R: VF検査のオーダーと食事形態の再検討を依頼）。
- **患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 意識レベルが低下している患者、著明な呼吸困難がある患者へのRSSTは禁忌です。検査前には口腔内の状態を確認し、義歯の安定性もチェックします。また、検査結果に一喜一憂せず、日々の食事観察（摂食状況、むせ、食後の声の変化）と併せて総合的に判断することが重要です。

先輩看護師の一言: 「国試では『スクリーニング』と『確定診断』の違いがよく問われます。現場では、まずベッドサイドでできるRSSTや水飲みテストで疑いを持ち、それが異常ならVFやVEでしっかり診断してもらう、という流れを覚えておいてください。患者さんの命を誤嚥性肺炎から守る第一歩です！」

## 重要概念

- **反復唾液嚥下テスト** — 30秒間に唾液を何回嚥下できるかを計測する簡便なスクリーニング検査。2回未満で異常と判定し、誤嚥リスクを評価する。
- **誤嚥性肺炎 (Aspiration Pneumonia)** — 食物や唾液が気管に入ることで発症する肺炎。高齢者の嚥下障害の主要な合併症で、スクリーニングによる予防が重要。
- **改訂水飲みテスト** — 3mlの冷水を嚥下させ、むせや呼吸変化を観察するスクリーニング検査。RSSTと並びベッドサイドで頻用される。
- **嚥下造影** — 造影剤を混ぜた食物を嚥下させ、X線透視で嚥下動態を評価する確定診断検査。誤嚥の有無やその程度を詳細に評価できる。
- **嚥下内視鏡検査** — 内視鏡を咽頭に挿入し、直接嚥下の様子を観察する確定診断検査。VFと同様に、スクリーニング後の精密検査として用いられる。

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