# 75歳の男性、妻と2人暮らし。最近、近所の老人クラブの活動に参加し始めた。老人クラブの活動として最も適切なものはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=368790  
> language: ja  
> subject: 高齢者の生活を支える看護

## 問題

75歳の男性、妻と2人暮らし。最近、近所の老人クラブの活動に参加し始めた。老人クラブの活動として最も適切なものはどれか。

## 選択肢

1. 会員同士の交流を目的としたサロン活動 **✔ 正解**
2. 介護予防を目的とした運動器機能向上プログラム
3. 専門職による個別機能訓練の実施
4. 医師による定期的な健康診断の実施
5. 要介護認定を受けた高齢者への訪問介護

**正解: 1**

## 解説

老人クラブは、地域の高齢者が自主的に運営する団体であり、会員同士の交流や親睦、生きがいづくりを目的としたサロン活動が中心である。個別機能訓練や訪問介護、医師による健康診断は保健・医療・介護サービスに該当する。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、地域包括ケアシステムにおける高齢者の社会参加の場としての老人クラブ (Senior Citizens' Club)の機能と役割を正しく理解しているかを問うています。老人クラブは、法律（老人福祉法）に基づく任意団体であり、行政からの補助を受けて運営されることが多いですが、その本質は「自主的・自発的な活動」にあります。すなわち、会員である高齢者自身が主体となって企画・運営し、仲間との交流や生きがいづくり、健康維持・増進のための活動を行う場です。看護師国家試験では、「高齢者の社会参加」「生きがい支援」「介護予防における自助・互助の概念」と関連付けて頻出です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
選択肢①の「会員同士の交流を目的としたサロン活動」は、老人クラブの最も基本的かつ中心的な活動です。お茶を飲みながらの雑談や、趣味の会、誕生日会など、会員同士が気軽に集まり、交流を深めることで、社会的孤立（Social Isolation）を防ぎ、精神的な健康を維持する効果があります。これは、介護予防における「閉じこもり予防」や「生きがいづくり」に直結する、非常に重要な活動です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
混同注意！ ②番の「介護予防を目的とした運動器機能向上プログラム」は、老人クラブの自主的な活動として行われることはありますが、最近では介護予防・日常生活支援総合事業（総合事業）の一環として、市町村が実施主体となり、地域の通所型サービス（C型・短期集中予防サービスなど）として提供されることが一般的です。老人クラブの「中心的な活動」ではありません。
③番の「専門職による個別機能訓練の実施」は、介護保険法に基づく訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションなどの公的介護サービスに該当します。
④番の「医師による定期的な健康診断の実施」は、健康増進法や労働安全衛生法に基づく健康診断、または特定健康診査（メタボ健診）といった公的医療保険制度によるものです。
⑤番の「要介護認定を受けた高齢者への訪問介護」は、介護保険法に基づく居宅サービスであり、老人クラブの活動とは全く性質が異なります。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
高齢者の社会参加と健康維持のための資源には、以下のようなものがあります。

| サービス種別 | 根拠法/制度 | 主な活動内容 |
| --- | --- | --- |
| 老人クラブ | 老人福祉法 (任意団体) | サロン活動、教養講座、軽スポーツ、友愛訪問など (自主的活動) |
| 介護予防事業 (総合事業) | 介護保険法 | 通所型サービスC（短期集中予防サービス）、訪問型サービスなど (市町村が実施主体) |
| 通いの場 (住民主体型) | 介護保険法 + 地域支援事業 | サロン、体操教室、カフェなど (住民ボランティアが運営主体) |
| 医療・介護サービス | 医療法 / 介護保険法 | 訪問看護、通所リハ、訪問介護、健康診断など (専門職による提供) |

概念整理: 老人クラブは「自主性・社会参加・生きがい」がキーワード。公的サービス（介護保険・医療保険）とは区別し、「自助・互助」の視点で捉えることが重要です。

一目で比較！: 「老人クラブ（自主的団体）」 vs 「介護予防事業（行政主体）」 vs 「介護保険サービス（専門職提供）」の3つを比較して覚えましょう。

看護過程ポイント: アセスメントでは、高齢者の社会的役割や人間関係、閉じこもりの有無、生きがいの有無を評価します。看護計画では、患者の状態に応じて、老人クラブなどの地域資源を活用した社会参加の促進を目標に掲げます。

暗記のコツ: 「クラブ」という言葉から「仲間（会員）」「楽しみ（交流）」「自主的（自分たちで）」を連想しましょう。公的なサービスは「お金（保険料・税金）」「専門職（医師・看護師・ケアマネ）」「契約（介護保険）」で覚えましょう。

国試頻出ポイント: 地域包括ケアシステム、介護予防、高齢者の社会参加、老人福祉法、介護保険法との関連で頻出。特に、各サービスが「何法に基づくか」「誰が主体か」「何を目的とするか」を問う問題がよく出ます。

出題パターン注意！: 「老人クラブの活動として最も適切なものはどれか」という単純知識問題だけでなく、「退院後のAさんに適した地域資源はどれか」という事例問題に発展します。事例の背景（年齢、要介護度、家族構成、社会参加の希望）を読み取り、適切な資源を選択できるようにしておきましょう。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**
80代女性、Aさん。脳梗塞の後遺症は軽度で、杖歩行は自立。退院後の生活について、ケアマネジャーが「何か楽しみがないと、家に閉じこもりがちになってしまう」と相談を受けました。Aさんは「昔、友達とお茶を飲むのが好きだった」と話します。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
1. **観察・アセスメント**: Aさんの身体機能（歩行能力、耐久性）、認知機能、社会参加への意欲、家族のサポート状況を評価します。
2. **情報提供と意思決定支援**: 「Aさんのように、気軽に集まれる場所として、地域の老人クラブのサロン活動がありますよ。お茶を飲みながら、同じ年代の方とお話しできる機会です。一度、見学してみませんか？」と提案します。
3. **介入と連携**: ケアマネジャーや地域包括支援センターと連携し、Aさんが無理なく参加できるサロン活動の情報を提供します。必要に応じて、同じクラブの会員に迎えに来てもらうなど、最初の一歩を支援します。
4. **評価**: 参加後のAさんの様子（笑顔が増えた、生活に張りが出たなど）を評価し、継続的な社会参加を支援します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
- 転倒リスク：慣れない場所での移動は転倒リスクが高まるため、歩行補助具の確認や、会場のバリアフリー状況を事前に確認しておくことが重要です。
- 感染対策：高齢者の集まる場では、季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の予防策（手指衛生、換気など）について情報提供します。
- 無理のない参加：体調が優れない時は無理をしないよう、自己管理を促します。

先輩看護師の一言
「病気の治療だけが看護じゃないんです。患者さんが退院後、『生きていてよかった』と思える生活を送るためには、人とのつながりが何より大切です。国試で『老人クラブ』という言葉が出てきたら、『患者さんの人生の質（QOL）を支える社会資源』だとイメージしてくださいね！」

## 重要概念

- **老人クラブ** — 老人福祉法に基づき、地域の高齢者が自主的に運営する任意団体。会員同士の交流や生きがいづくり、健康維持を目的とした活動（サロン、趣味の会、軽スポーツなど）を行う。
- **社会参加** — 高齢者が地域社会の一員として、様々な活動（趣味、ボランティア、就労など）に参加すること。閉じこもり予防、生きがいの創出、認知機能維持に効果があり、介護予防の重要な要素である。
- **介護予防・日常生活支援総合事業** — 介護保険法改正により創設された、要支援者等を対象とした市町村が実施主体となる事業。訪問型サービスや通所型サービスがあり、従来の介護給付に代わり、多様な主体による柔軟なサービス提供を可能とする。
- **地域包括ケアシステム** — 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される体制。自助・互助・共助・公助のバランスが重要。
- **生きがい支援** — 高齢者が生活に張りや目的を見出し、精神的に健康な状態を維持できるように支援すること。老人クラブの活動やボランティア、趣味活動などを通じて、役割や楽しみを創出することが含まれる。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

