# 76歳の女性。パーキンソン病で通院中。症状は進行性で、最近は歩行時に小刻み歩行とすくみ足がみられる。本人は「転ぶのが怖くて、外に出られない」と話す。一方で、「以前は趣味の園芸が楽しみだった」とも語る。この高齢者の身体・精神・生活の連動を支援する看護介入として最も適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=368690  
> language: ja  
> subject: 高齢者の健康

## 問題

76歳の女性。パーキンソン病で通院中。症状は進行性で、最近は歩行時に小刻み歩行とすくみ足がみられる。本人は「転ぶのが怖くて、外に出られない」と話す。一方で、「以前は趣味の園芸が楽しみだった」とも語る。この高齢者の身体・精神・生活の連動を支援する看護介入として最も適切なのはどれか。

## 選択肢

1. パーキンソン病の進行について詳しく説明する。
2. 転倒予防のため、外出を控えるよう指導する。
3. 歩行訓練のため、無理にでも外を歩くよう促す。
4. 園芸を室内で行える方法を一緒に考える。 **✔ 正解**
5. 家族に付き添いでの外出を依頼する。

**正解: 4**

## 解説

身体機能の低下(歩行障害)が精神面(転倒恐怖)に影響し、生活行動(外出・園芸)を制限している。この連動を支援するには、身体機能の制限を認めつつ、本人の価値観や楽しみ(園芸)を継続できる方法を共に考えることが重要である。外出を控える指導は生活の質を低下させ、無理な歩行訓練は転倒リスクを高める。本人の希望を尊重した調整が最も適切である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、パーキンソン病 (Parkinson's Disease) の高齢者における、身体機能・精神状態・生活行動の相互連動 (Interrelationship of Physical, Mental, and Life Activities) を支援する看護介入を問うています。症状が進行し、小刻み歩行 (Festination) やすくみ足 (Freezing of Gait) などの運動症状に加え、転倒への恐怖という精神的な影響が、趣味の園芸という生活の質 (Quality of Life, QOL) に直結する活動を制限しています。看護の目標は、単に身体機能を改善することではなく、最重要！ 患者の価値観や楽しみを尊重しながら、安全で実現可能な方法で生活行動を維持・再構築することです。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

④番「園芸を室内で行える方法を一緒に考える」が最も適切です。この介入は、身体機能の低下（歩行障害）と精神面（転倒恐怖）という制限を認めた上で、本人の価値観（園芸の楽しみ）を継続するための創造的な解決策を共に模索するものです。身体・精神・生活の連動を支援する看護の本質に合致します。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

混同注意！ ①番の「パーキンソン病の進行について詳しく説明する」は、医学的情報提供ですが、患者の不安を増強させ、転倒恐怖を悪化させる可能性があり、現在のニーズ（園芸を続けたい）に直接応えていません。

②番の「転倒予防のため、外出を控えるよう指導する」は、転倒リスクを軽減する一方で、混同注意！ 生活の質 (QOL) を著しく低下させ、社会的孤立を促進する可能性があり、身体・精神・生活の連動支援の観点からは不適切です。

③番の「歩行訓練のため、無理にでも外を歩くよう促す」は、患者の転倒恐怖を無視した介入であり、転倒リスクを高め、心理的抵抗を強めるため逆効果です。

⑤番の「家族に付き添いでの外出を依頼する」は、家族の負担を増やす可能性があり、患者自身の主体性や自己決定を尊重する視点が不足しています。患者の希望（園芸）に直接応えるものではありません。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

この問題は、老年看護学 (Gerontological Nursing) の重要な視点である「その人らしい生活の継続支援」と「エンパワメント (Empowerment)」に関連します。パーキンソン病の薬物療法（L-dopa製剤）やリハビリテーションの知識だけでなく、混同注意！ 疾患による機能障害を「できないこと」と捉えるのではなく、「どのようにすればできるか」を患者と共に考える看護の創造性が問われています。

概念整理: パーキンソン病の進行に伴う身体機能低下（歩行障害）→精神面（転倒恐怖、自信喪失）→生活行動（外出・趣味の制限）の悪循環を断ち切るには、制限内で可能な活動の「代償方法」を共に考え、自己効力感 (Self-Efficacy) を高める支援が鍵です。

一目で比較！:

| 介入の方向性 | 身体機能 | 精神状態 | 生活行動 | 評価 |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| ④室内園芸の検討 | 制限内で安全に実施 | 楽しみ・達成感の維持 | 趣味の継続 | 適切 |
| ②外出を控える指導 | 転倒予防 | 孤立・抑うつリスク | 趣味の喪失 | 不適切 |
| ③無理な歩行訓練 | 転倒リスク上昇 | 恐怖・不安の増強 | 活動への抵抗感 | 不適切 |

看護過程ポイント: **アセスメント**: 身体機能（UPDRS、歩行状態）、精神状態（転倒恐怖尺度、抑うつ評価）、生活歴・価値観（趣味、役割）。**看護診断**: 「転倒リスク状態」「活動耐性低下」「社会的孤立リスク」。**計画**: 安全な環境調整と代償方法の導入。**実施**: 患者の主体性を尊重した話し合い。**評価**: 活動の実現度とQOLの変化。

暗記のコツ: 「できないこと」を探すのではなく、「どうすればできるか」を考えるのが看護の真髄。パーキンソン病患者には「制限を受け入れつつ、楽しみを捨てない」支援を覚えましょう。

国試頻出ポイント: パーキンソン病の症状（固縮、振戦、無動、姿勢反射障害）と薬物療法（L-dopaの副作用）の知識に加え、老年看護の視点から「患者のQOLを支える介入」が頻出。単なる医学的知識ではなく、患者の思いを尊重した看護介入の優先順位が問われます。

出題パターン注意！: 状況設定問題で「パーキンソン病の高齢者が『外出が怖い』と言った時、看護師の最初の対応は？」という形で出題。選択肢に「リハビリを促す」「安全指導をする」「気持ちを傾聴する」が混在します。まずは患者の気持ち（転倒恐怖）を受け止め、その上で具体的な解決策を共に考えるプロセスが正解のパターンです。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
この問題の背景にある臨床現場での看護を具体的に説明します。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

あなたは訪問看護師。76歳女性、パーキンソン病歴8年。ご自宅を訪問すると、ご本人が「昔は庭でバラを育てるのが楽しみだったけど、この頃はつまずくのが怖くて外にも出られない」と涙ぐみながら話します。家族からは「家にこもりがちで、最近は趣味もなくして元気がない」と相談があります。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**

1. **観察と傾聴**: まずは患者の「怖い」「できない」という気持ちを否定せず、しっかりと傾聴します。「どんな時に転びそうになるか」「どんな花を育てていたのか」など、具体的な状況や思いを引き出します。

2. **アセスメント**: 身体機能（歩行状態、筋力、バランス）と環境（家屋内の段差、手すりの有無）をアセスメント。転倒リスクを客観的に評価しつつ、患者の「園芸をしたい」という希望の強さも確認します。

3. **計画立案（患者と共に）**: 「外に出るのは怖いけれど、花は触りたい」という気持ちを尊重し、最重要！ 「室内でできる園芸」の可能性を一緒に考えます。例えば、玄関先にプランターを置く、窓辺で鉢植えを育てる、テーブルの上でミニ盆栽やハーブを育てるなど、安全で実現可能な方法を提案します。

4. **実施**: 実際に室内でできる園芸セット（軽量な鉢、扱いやすい土、種や苗）を準備し、一緒に作業を始めます。作業中は、椅子に座って行う、転倒防止のため動作はゆっくり行うなどの安全指導も行います。

5. **評価**: 「花が咲いた」「水やりが楽しみになった」など、患者の表情や言葉の変化を評価。転倒の有無も確認します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**

危険！ 無理に外での歩行訓練を促すと、転倒による骨折（特に大腿骨頸部骨折）のリスクが高まります。パーキンソン病患者は姿勢反射障害があるため、ちょっとした段差でも転倒しやすいです。また、抗パーキンソン病薬（L-dopa製剤）の副作用としての起立性低血圧 (Orthostatic Hypotension) にも注意が必要です。室内園芸の際も、立ち上がる時はゆっくりと、必要に応じて手すりや歩行器を使用するよう指導します。

看護プロトコル: **観察項目**: 歩行状態（小刻み歩行、すくみ足の有無）、転倒恐怖の程度、趣味・活動に対する意欲、家族の介護負担感。 **報告基準 (SBAR)**: S（状況）「患者様が転倒恐怖で外出を控え、趣味の園芸ができず落ち込んでいます」B（背景）「パーキンソン病で歩行障害が進行」A（アセスメント）「QOL低下と社会的孤立リスクあり」R（提案）「室内園芸の導入と環境調整を提案します」。 **記録のポイント**: 患者の語った言葉（例：「花を育てたい」）、提案内容と患者の反応、転倒の有無と安全対策の実施状況。

先輩看護師の一言: 「この患者さん、『できないこと』を数えるのではなく、『できること』を一緒に探してあげてくださいね。外に出られなくても、窓辺の小さな鉢植えが、その人の明日の楽しみになるんです。看護師は、疾患と向き合うだけでなく、その人の人生に寄り添うプロです。国試で『患者の希望を叶える』選択肢があったら、それは大抵正解ですよ！」

## 重要概念

- **パーキンソン病 (Parkinson's Disease)** — 中脳黒質のドパミン神経細胞の変性により、振戦、固縮、無動、姿勢反射障害を呈する進行性神経変性疾患。
- **小刻み歩行** — パーキンソン病に特徴的な歩行障害で、歩幅が狭くなり、加速して前傾姿勢になる。
- **すくみ足 (Freezing of Gait)** — 歩行開始時や方向転換時などに足が地面に張り付いたように動かなくなる現象。
- **QOL (Quality of Life)** — 生活の質。身体的・精神的・社会的に満足した状態を指し、看護の最終目標の一つ。
- **エンパワメント** — 患者が自身の力で問題を解決し、自己決定していく力を引き出す支援の考え方。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

