# 呼吸音の聴診において、吸気終末から呼気初期にかけて聞かれる連続性の高い音はどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366520  
> language: ja  
> subject: 呼吸機能障害のある患者の看護

## 問題

呼吸音の聴診において、吸気終末から呼気初期にかけて聞かれる連続性の高い音はどれか。

## 選択肢

1. 胸膜摩擦音 (pleural friction rub)
2. 断続性ラ音 (coarse crackles)
3. 断続性ラ音 (fine crackles)
4. 連続性ラ音 (rhonchi)
5. 連続性ラ音 (wheezes) **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

連続性ラ音 (wheezes) は、狭窄した気道を空気が通過する際に発生する高調で連続性のある音であり、吸気と呼気の両方で聞かれるが、特に呼気時に強く聴取される。気管支喘息やCOPDで認められる。断続性ラ音 (crackles) は非連続性の音であり、胸膜摩擦音は擦過音である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、呼吸音 (Breath Sounds) の聴診所見の鑑別、特に「吸気終末から呼気初期にかけて聞かれる連続性の高い音」という時間的・質的特徴を問うています。呼吸音の分類は、発生機序と音の性質（連続性・非連続性、高調・低調）を理解することが鍵となります。ここでは、気道が狭窄している病態が背景にあり、空気が通過する際に生じる音を正しく識別する必要があります。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**:

問題文の「連続性の高い音」かつ「吸気終末から呼気初期にかけて」という時間的特徴に最も合致するのは、連続性ラ音 (Wheezes) です。Wheezesは、狭窄した気管支を空気が通過する際に発生する、高調で連続性のある音楽様の音です。通常、呼気時に強く聴取されますが、狭窄が高度になると吸気時にも聞かれます。問題文の「吸気終末から呼気初期」という記述は、まさにこの特徴を捉えています。代表的な疾患として、気管支喘息 (Bronchial Asthma) や COPD (Chronic Obstructive Pulmonary Disease) が挙げられます。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:

混同注意！ ①番の 胸膜摩擦音 (Pleural Friction Rub) は、連続性のない擦過音であり、呼吸に伴い胸膜が擦れることで生じます。連続性・断続性の区別ができていない選択肢です。

混同注意！ ②番の 断続性ラ音 (Coarse Crackles) と③番の 断続性ラ音 (Fine Crackles) は、どちらも非連続性（断続性）の音です。問題文は「連続性の高い音」と明記しているため、これらは該当しません。Coarse Cracklesは低調で、呼気終末から吸気早期にかけて聞かれることが多く、Fine Cracklesは高調で、吸気終末に聞かれることが多いですが、いずれも断続的です。

混同注意！ ④番の 連続性ラ音 (Rhonchi) も連続性の音ですが、低調（低いブーンという音）であり、呼気時に強く聴取されます。しかし、問題文が「吸気終末から呼気初期」という時間的特徴に加えて、特に気管支喘息で代表的な高調なWheezesを意図している点、およびRhonchiは主に気管や太い気管支の狭窄で生じ、より低調で断続的に聞こえることもある点から、Wheezesの方がより適切です。国試では、WheezesとRhonchiの区別が頻出です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:

呼吸音は、以下のように分類されます。

| 分類 | 音の種類 | 発生機序 | 代表疾患 |
| --- | --- | --- | --- |
| 断続性ラ音 (Crackles) | Fine Crackles (高調) | 末梢気道の突然の解放 | 間質性肺炎、肺線維症 |
|  | Coarse Crackles (低調) | 気道内分泌物の移動 | 気管支炎、気管支拡張症 |
| 連続性ラ音 (Continuous Sounds) | Wheezes (高調) | 狭窄気道の通過 | 気管支喘息、COPD |
|  | Rhonchi (低調) | 太い気道の狭窄 | 慢性気管支炎 |
| その他 | 胸膜摩擦音 (Pleural Friction Rub) | 胸膜の擦過 | 胸膜炎、肺梗塞 |

概念整理: 呼吸音の聴診は、「連続性 vs 断続性」と「高調 vs 低調」の2軸で整理すると理解しやすいです。Wheezesは「連続性・高調」、Rhonchiは「連続性・低調」、Fine Cracklesは「断続性・高調」、Coarse Cracklesは「断続性・低調」と覚えましょう。

一目で比較！: 混同注意！ Wheezes（ヒューヒュー）は気管支喘息の典型的な聴診所見、Rhonchi（ゴロゴロ）は気管支炎で痰が絡んでいる時に聞こえやすいです。どちらも連続性ラ音ですが、音の高さと原因疾患が異なります。

看護過程ポイント: アセスメント：呼吸音の聴診は、バイタルサイン（特に呼吸数、SpO2）と合わせて実施します。Wheezesが聴取された場合、気道狭窄の程度を評価するため、呼吸困難の有無、補助呼吸筋の使用、チアノーゼの有無を観察します。看護診断：「気道クリアランスの低下 (Ineffective Airway Clearance)」や「非効果的呼吸パターン (Ineffective Breathing Pattern)」が考えられます。介入：医師の指示に基づき、酸素療法 (Oxygen Therapy) や 気管支拡張薬 (Bronchodilator) の吸入を準備・実施します。

暗記のコツ: 「Wheeze（ウィーズ）」は「息を吸う・吐く」の「ウィ」の部分を連想し、息が細くヒューヒュー出るイメージで覚えましょう。Rhonchi（ロンカイ）は「ゴロゴロ」という音から「痰が絡む（ゴロゴロ）」と関連付けると良いです。

国試頻出ポイント: 呼吸音の聴診所見と疾患の組み合わせは頻出です。特に「Wheezes＝気管支喘息」「Coarse Crackles＝気管支炎」「Fine Crackles＝間質性肺炎/心不全」の組み合わせは、最重要！ 必ず覚えておきましょう。問題文の「吸気終末から呼気初期」という時間的特徴を正確に読み取る力も問われます。

出題パターン注意！: 単純な用語問題から、「気管支喘息発作中の患者の聴診所見は？」という状況設定問題へと発展します。また、心不全 (Heart Failure) による肺水腫のFine Crackles（吸気終末）との鑑別もよく出題されるため、併せて学習しましょう。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**:

あなたは夜勤の看護師です。40代男性、気管支喘息で入院中の患者さんが、深夜に「息が苦しい」とナースコールをしました。訪室すると、患者さんは座位をとり、呼気時にヒューヒューという音が聴かれます。バイタルサインは、呼吸数28回/分、SpO2 92%（室内気）、心拍数110回/分、血圧140/90mmHgです。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:

1. **観察 (Observation)**: まず、バイタルサインを測定し、呼吸音の聴診（特にWheezesの程度と部位）を行います。呼吸困難の徴候（補助呼吸筋の使用、鼻翼呼吸、チアノーゼ、発汗）も観察します。意識レベル（JCS）も確認します。

2. **アセスメント (Assessment)**: 喘息発作の増悪と判断します。SpO2 92%は 低酸素血症 (Hypoxemia) を示しており、呼吸数増加と頻脈もこれに伴う代償性反応です。

3. **報告 (Report - SBAR)**: 医師にSBARで報告します。

- S (Situation): 「喘息で入院中の〇〇様が、呼吸苦を訴えています。」

- B (Background): 「夜間も安定していましたが、5分前に急変しました。」

- A (Assessment): 「Wheezesが両肺に聴取されます。SpO2が92%、呼吸数28回です。」

- R (Recommendation): 「酸素投与と吸入薬の追加投与が必要と考えます。指示をお願いします。」

4. **介入 (Intervention)**: 医師の指示を受け、酸素療法 (Oxygen Therapy) を開始（例：酸素マスク 5L/分）。指示があれば、短時間作用型β2刺激薬 (SABA) の吸入を実施します。患者さんを楽な体位（座位、前傾姿勢）にします。

5. **評価 (Evaluation)**: 介入後、SpO2の改善（95%以上を目標）、呼吸数の減少、Wheezesの軽減を確認します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:

- 最重要！ 急変時は、まず医師への報告と酸素投与の準備を最優先します。患者さんを一人にせず、観察を継続します。

- 吸入薬は、正しい吸入方法（デバイスの違いに注意）で使用されているか確認します。

- 喘息発作の誘因（アレルゲン、ストレス、感染、薬剤など）を特定し、再発予防に努めます。

- 重症発作（SpO2 90%未満、呼吸数30回/分以上、会話困難、意識障害）のサインを見逃さないようにします。重症の場合は、非侵襲的陽圧換気 (NPPV) や気管挿管の準備が必要になることもあります。

看護プロトコル: 観察項目：バイタルサイン（特にSpO2と呼吸数）、呼吸音（Wheezesの部位と程度）、呼吸パターン、意識レベル、咳嗽の有無と痰の性状。報告基準（SBAR）：上記シナリオ参照。記録のポイント：発症時刻、誘因（あれば）、介入内容とその後の経過（SpO2、呼吸音の変化）。家族への説明：発作時の対応方法、予防薬（吸入ステロイド）の継続の重要性について説明します。

先輩看護師の一言: 「呼吸音の聴診は、ただ音を聞くだけじゃなくて、『どのタイミングで（吸気/呼気）』『どんな質の音か（連続性/断続性、高調/低調）』を意識して聞くことが大切です！国試の勉強でも、音の名前を覚えるだけでなく、その音がなぜ出るのか（病態生理）を理解すると、急変時の対応もスムーズになりますよ。患者さんの『いつもと違う呼吸音』に気づける看護師を目指しましょう！」

## 重要概念

- **Wheezes** — 狭窄した気管支を空気が通過する際に発生する、高調で連続性のある音楽様の呼吸音。気管支喘息やCOPDで聴取される。
- **Rhonchi** — 気管や太い気管支の狭窄、または分泌物の存在により発生する、低調で連続性のある呼吸音。慢性気管支炎などで聴取される。
- **Crackles** — 非連続性（断続性）の呼吸音。Fine Crackles（高調、吸気終末）とCoarse Crackles（低調、吸気早期）に分類される。間質性肺炎や心不全などで聴取される。
- **胸膜摩擦音 (Pleural Friction Rub)** — 炎症などで肥厚した胸膜が呼吸に伴って擦れ合うことで発生する、連続性のない擦過音。胸膜炎で聴取される。
- **気管支喘息 (Bronchial Asthma)** — 気道の慢性炎症を背景に、気道過敏性が亢進し、可逆的な気道狭窄発作を繰り返す疾患。Wheezesが代表的な聴診所見である。

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