# 40歳男性。健康診断でBMI 28、空腹時血糖 110mg/dL、血圧 135/85mmHgと指摘された。この患者への看護師の対応として最も適切なものはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366338  
> language: ja  
> subject: 成人における健康の保持・増進・疾病の予防

## 問題

40歳男性。健康診断でBMI 28、空腹時血糖 110mg/dL、血圧 135/85mmHgと指摘された。この患者への看護師の対応として最も適切なものはどれか。

## 選択肢

1. すぐに内服治療を開始するよう医師に相談する。
2. 食事は今まで通りで問題ないと指導する。
3. 異常なしと伝え、経過観察不要とする。
4. 生活習慣の改善について情報提供する。 **✔ 正解**
5. 精密検査のため即日入院を勧める。

**正解: 4**

## 解説

この患者はメタボリックシンドロームの予備群であり、生活習慣の改善が第一選択となる。薬物療法の開始や入院は、より重症化した場合に検討される。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、メタボリックシンドローム (Metabolic Syndrome)のスクリーニング段階における看護師の役割を問うています。患者のデータ（BMI 28、空腹時血糖110mg/dL、血圧135/85mmHg）は、いずれも境界域（正常高値）であり、診断基準を満たすものの、即座に薬物療法や入院が必要なレベルではありません。看護師の対応として最優先されるのは、生活習慣の改善 (Lifestyle Modification)への支援です。これは、日本内科学会などのメタボリックシンドローム診断基準において、腹部肥満を必須項目とし、脂質異常・高血圧・高血糖のうち2項目以上該当で診断されることと連動します。本例では腹部肥満（BMI28はほぼ該当）と血糖・血圧の軽度上昇があり、一次予防として生活習慣への介入が最も適切です。最重要！ 薬物療法や精密検査・入院は、生活習慣改善後も改善が見られない場合や、すでに心血管疾患・糖尿病などの合併症がある場合に検討されます。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

この患者は「メタボリックシンドローム予備群」または「ハイリスク状態」と評価されます。看護師の役割は、疾患の早期発見と予防的介入です。したがって、生活習慣改善（食事指導・運動指導・減量）に関する情報提供と行動変容への動機づけが最も適切な対応です。患者が自らの健康課題を認識し、主体的に改善に取り組めるよう支援することが、看護の専門性を発揮する場面です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

混同注意！ ①番（すぐに内服治療）は、血糖・血圧が明らかな病的レベル（例：空腹時血糖200mg/dL以上、収縮期血圧180mmHg以上）でなければ第一選択とはなりません。③番（異常なし・経過観察不要）は、正常範囲外の数値がある以上誤りで、予防的介入の機会を逃します。⑤番（即日入院）は過剰な対応であり、医療資源の無駄と患者への不要な不安を与えます。②番（今まで通りで問題ない）は、現状の生活習慣に問題がある可能性を無視しており、看護介入として不適切です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

メタボリックシンドロームの診断基準（日本）は、腹部肥満（ウエスト周囲径：男性85cm以上、女性90cm以上）が必須で、これに高トリグリセリド血症・低HDLコレステロール血症・高血圧・高血糖のうち2項目以上が該当します。本例はBMIと血圧・血糖の軽度上昇から、ウエスト周囲径を測定し評価を進めることが重要です。生活習慣改善の具体例として、食事療法（適正エネルギー量、塩分制限、食物繊維摂取）、運動療法（週3回以上、30分以上の有酸素運動）、禁煙・節酒が挙げられます。

概念整理: メタボリックシンドローム予備群に対する看護介入は、「治療」ではなく「予防と健康増進」が中心です。生活習慣の改善が第一選択であり、薬物療法や入院は、その後の評価で必要と判断された場合のみ考慮されます。

一目で比較！:

| 状態 | 対応 |
| --- | --- |
| 正常範囲 | 経過観察・健康教育 |
| 予備群/ハイリスク | 生活習慣改善指導（第一選択） |
| 診断確定/合併症あり | 薬物療法・専門医紹介・入院 |

看護過程ポイント: アセスメントではBMI・血圧・血糖値・脂質プロファイル・ウエスト周囲径・生活習慣（食行動・運動習慣・喫煙・飲酒）を包括的に評価。看護診断例：「非効果的健康維持パターン (Ineffective Health Maintenance)」や「肥満 (Obesity)」。計画では、患者のセルフケア能力と動機づけを高める目標設定（例：3ヶ月で体重5%減）を立案。実施では、患者の生活スタイルに合わせた具体的な食事・運動プランを提案。評価では、3〜6ヶ月後に再検査と生活習慣の変化を確認。

暗記のコツ: 「メタボは予備群からが看護の出番！まずは生活習慣改善（食事・運動・減量）、薬は後回し。」と覚えましょう。

国試頻出ポイント: メタボリックシンドロームの診断基準値（ウエスト径・脂質・血圧・血糖）と、予備群への介入（薬物療法開始ではなく生活指導）は頻出テーマです。事例問題では、検査値から患者の状態を判断し、適切な看護介入を選ぶ問題が出やすい。

出題パターン注意！: 単純な知識問題から、「40歳男性、健康診断でBMI 28、空腹時血糖110mg/dL。3ヶ月後の再診で値が改善していない場合の次の対応は？」という発展事例問題に繋がります。その際、薬物療法開始の判断基準（例：HbA1c 7.0%以上）や専門医紹介のタイミングも問われます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
この事例は、健診結果に基づく保健指導や特定保健指導の場面を想定しています。
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

40歳男性会社員、年に一度の定期健康診断の結果説明に来室。血圧135/85mmHg、BMI 28、空腹時血糖110mg/dLと軽度異常。本人は「特に症状はないし、仕事が忙しくて運動する時間もない。食事は外食やコンビニが多い」と話す。看護師はどのように対応すべきでしょうか？
**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**

1. **観察とアセスメント**: まず、患者の現在の健康状態を数値で示し、異常の程度をわかりやすく説明します（例：「血圧が正常より少し高い状態です。すぐに治療が必要なほどではありませんが、このままでは将来、高血圧や糖尿病になるリスクが高まります」）。
2. **具体的な指導**: 患者の生活習慣（外食・コンビニ食・運動不足）を聞き出し、改善可能なポイントを一緒に見つけます。例えば、「毎日10分だけ歩く時間を作れませんか？」「昼食に野菜を一品追加してみませんか？」と、スモールステップで提案します。
3. **リソースの紹介**: 必要に応じて、保健センターや病院の栄養相談・運動指導のプログラムを紹介します。最重要！ 強制ではなく、患者自身が「やってみよう」と思えるような共感的な関わりが重要です。
4. **フォローアップ計画**: 3〜6ヶ月後の再検査を提案し、改善度を評価する計画を立てます。
**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**

- 患者に過度な不安を与えないこと（緊急性がないことを強調）。
- 無理な食事制限や過剰な運動は、低血糖や整形外科的トラブル（膝痛など）を引き起こす可能性があるため、安全な範囲で指導する。
- 特定保健指導の基準に該当する場合は、積極的に利用を促す（医療保険者による支援）。

看護プロトコル: 観察項目：BMI、血圧、空腹時血糖、脂質プロファイル、ウエスト周囲径。報告基準：数値が明らかに病的レベル（収縮期血圧180mmHg以上、空腹時血糖200mg/dL以上など）の場合は医師へ即時報告。記録：指導内容と患者の反応、フォローアップ計画。家族への説明：必要に応じて、家族の協力を得るための情報提供（例：家庭での食事内容の見直し）。

先輩看護師の一言: 「予防は治療に勝る！看護師は、病気になる前の『気づき』と『行動変容のきっかけ』を与える重要な役割を担っています。この問題のように、数値だけ見て『異常なし』と片付けず、患者さんの生活背景に目を向けて、一緒に改善策を考えられる看護師を目指しましょう！国試でも、『まずは生活指導』が鉄則ですよ！」

## 重要概念

- **メタボリックシンドローム** — 内臓脂肪型肥満を基盤として、糖代謝異常・脂質異常・高血圧が複合した病態で、心血管疾患のリスクを高める。
- **特定保健指導** — メタボリックシンドロームの該当者・予備群に対し、生活習慣改善を目的として行われる保健指導。医療保険者（健康保険組合など）が実施する。
- **生活習慣改善** — 食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣を見直し、疾病の予防・改善を図ること。メタボリックシンドロームでは第一選択の介入となる。
- **一次予防** — 疾病の発症そのものを予防すること。健康増進活動や予防接種、生活習慣改善指導などが含まれる。
- **ハイリスクアプローチ** — 疾病の発症リスクが高い集団（ハイリスク群）に焦点を当てた予防対策。本例のように健康診断で異常を指摘された人への個別指導が該当する。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

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