# ハヴィガーストが提唱した成人期（壮年期を含む）の発達課題に含まれないものはどれか？

> source: MyMerci (mymerci.kr)  
> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366315  
> language: ja  
> subject: 成人の特徴と生活

## 問題

ハヴィガーストが提唱した成人期（壮年期を含む）の発達課題に含まれないものはどれか？

## 選択肢

1. 子どもの養育と社会化
2. 職業の選択と確立
3. 身体的老化への適応 **✔ 正解**
4. 配偶者またはパートナーとの関係構築
5. 市民としての社会的責任の遂行

**正解: 3**

## 解説

ハヴィガーストの発達課題において、成人期には職業の選択と確立、配偶者との関係構築、子どもの養育、市民としての責任の遂行などが含まれる。「身体的老化への適応」は老年期（60歳以降）の主な発達課題である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、ハヴィガースト (Robert J. Havighurst) が提唱した発達課題理論のうち、特に成人期（壮年期を含む）に焦点を当てた知識を問うています。ハヴィガーストは、人間の生涯を6つの段階に分け、各段階で達成すべき発達課題を提示しました。発達課題とは、「個人が各発達段階で習得すべき課題」であり、その達成が健全な発達と次の段階への移行を可能にします。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
正解は③番「身体的老化への適応」です。この課題は混同注意！ハヴィガーストの分類では老年期（65歳以降）の発達課題に含まれます。成人期（壮年期を含む18～60歳頃）では、職業や家庭、社会における役割の確立と遂行が中心テーマであり、「老化への適応」は次の老年期に持ち越される課題です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
①「子どもの養育と社会化」: 成人期（特に壮年期）の発達課題の一つ。親として子どもを育て、社会に適応できるよう導く役割を担います。
②「職業の選択と確立」: 成人期初期の最も重要な課題の一つ。経済的自立と社会的地位の確立を目指します。
④「配偶者またはパートナーとの関係構築」: 成人期初期の課題。親密な関係を築き、結婚やパートナーシップを通じて情緒的安定を得ます。
⑤「市民としての社会的責任の遂行」: 成人期から壮年期にかけての課題。地域社会や国家の一員としての役割（投票、地域活動、職業倫理など）を果たします。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
ハヴィガーストの6つの発達段階と主な課題は以下の通りです。

| 発達段階 | 主な発達課題（一部抜粋） |
| --- | --- |
| 乳幼児期 (0～5歳) | 歩行の習得、言語の獲得、基本的信頼感の育成 |
| 児童期 (6～12歳) | 基礎的な読み書き計算の習得、仲間との協調性の発達 |
| 青年期 (13～18歳) | 自我同一性の確立、職業選択の準備、異性との新しい関係 |
| 成人期初期 (18～35歳) | 職業の選択と確立、配偶者との関係構築、子どもの養育 |
| 壮年期 (35～60歳) | 社会的責任の遂行、経済的水準の維持、余暇活動の調整 |
| 老年期 (60歳以上) | 身体的老化への適応、退職後の生活への適応、死の受容 |

概念整理: ハヴィガーストの発達課題は「ライフサイクルにおける達成目標」。成人期は「社会的役割の確立」、老年期は「喪失と変化への適応」がテーマ。③番は老年期に属するため、成人期の課題には含まれません。

一目で比較！: エリクソンの発達理論（心理社会的危機）との混同に注意。エリクソンでは成人期は「親密性 vs 孤立（青年期～成人期）」「生殖性 vs 停滞（壮年期）」ですが、ハヴィガーストはより具体的な「行動課題」を列挙している点が特徴です。

国試頻出ポイント: ハヴィガーストの発達課題は「乳幼児期」「青年期」「成人期」「老年期」の各段階の代表的な課題を問う形式で頻出。「身体的老化への適応」は老年期のキーワードとして覚えておきましょう。

出題パターン注意！: 「該当するものを選べ」「含まれないものを選べ」の両方の形式が出ます。問題文をよく読み、「含まれない」場合は不正解の課題がどの発達段階に属するか（この問題では老年期）を必ず確認すること。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
この理論は看護面接や患者教育において非常に有用です。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**
45歳の男性患者。会社の管理職で、2型糖尿病（Type 2 Diabetes Mellitus）と診断され、食事療法と運動療法の指導が必要です。患者は「仕事が忙しくて、運動する時間も食事を気にする余裕もない」と述べています。看護師としてどのようにアセスメントし、支援すべきでしょうか？

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
まず、患者は壮年期にあり、職業の確立と社会的責任の遂行 という発達課題の真っ只中にいます。そのため、単に「運動しなさい」と指導するだけでは行動変容につながりません。
1. **観察・アセスメント**: 患者の価値観（仕事優先か健康優先か）、ストレス状況、生活パターンを傾聴します。発達課題の達成が健康行動と衝突している可能性を考慮。
2. **介入**: 「仕事の合間にできる短時間の運動（例：5分間のストレッチや階段利用）」や「外食時のメニュー選びのコツ」など、職業生活と両立可能な具体的なアドバイスを提供します。「市民としての責任」の観点から、健康管理が家族や職場への貢献につながることを伝えます。
3. **評価**: 患者が無理なく実行できたか、血糖コントロールが改善したかを確認し、計画を修正します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
発達課題の理解不足から「患者のやる気がない」と誤解しないこと。壮年期の患者には、役割葛藤 (Role Conflict) や 燃え尽き症候群 (Burnout Syndrome) のリスクも考慮し、無理のない目標設定を支援します。

先輩看護師の一言
「国試で発達課題を覚えるときは、『この年齢の患者さんは今どんなことで悩んでいるのかな？』と想像してみてください。成人期の患者には『仕事と家庭の両立』が大きなテーマ。その視点を持つだけで、患者教育や看護介入の優先順位がぐっと現実的になりますよ！」

## 重要概念

- **発達課題** — ハヴィガーストが提唱した、各発達段階で個人が習得すべき社会的・心理的課題。達成が次の段階への健全な移行を促す。
- **ハヴィガースト** — アメリカの教育心理学者。生涯発達理論の先駆者で、発達課題を6つの段階に分類した。
- **成人期** — ハヴィガーストの分類では18歳～60歳頃。職業確立、配偶者との関係構築、子どもの養育、社会的責任の遂行が主な課題。
- **老年期** — 60歳以降。身体的老化への適応、退職後の生活調整、死の受容などが課題。
- **社会的責任** — 市民としての義務（選挙、納税）や地域貢献、職業倫理の遂行。成人期～壮年期の重要な発達課題。

## 同じテーマの問題

- [エリクソンの発達段階理論において、成人期（20～39歳）の発達課題として正しいものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366312)
- [成人期（20～39歳）における身体的な特徴として正しいものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366313)
- [成人期の心理社会的発達に関する記述で正しいものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366314)
- [成人期の家族形成期における看護の役割として最も適切なものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366316)
- [成人期のキャリア発達に関する記述で正しいものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366317)
- [成人期の健康管理に関する記述で適切なものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366318)
- [成人期におけるストレス対処（コーピング）の特徴として適切なものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366319)
- [成人期の社会参加と役割に関する記述で正しいものはどれか？](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=366320)

---

More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

