# 患者の呼吸状態を評価する際に、チェーンストークス呼吸の特徴として正しいものはどれか。

> source: MyMerci (mymerci.kr)  
> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365904  
> language: ja  
> subject: 診療に伴う技術

## 問題

患者の呼吸状態を評価する際に、チェーンストークス呼吸の特徴として正しいものはどれか。

## 選択肢

1. 吸気と呼気が交互に途切れる
2. 呼吸が深く遅い状態が持続する
3. 呼吸が浅く速い状態が持続する
4. 呼吸が徐々に深くなり、その後浅くなり、無呼吸期を挟む **✔ 正解**
5. 呼気時に喘鳴が聴取される

**正解: 4**

## 解説

チェーンストークス呼吸は、呼吸が徐々に深くなり（増大）、その後徐々に浅くなり（減小）、無呼吸期を繰り返す周期性呼吸である。心不全や脳血管障害、薬物中毒などで見られる。1は頻呼吸、2は徐呼吸、4はビオー呼吸、5は喘息発作を示唆する。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、呼吸パターンの異常 (Abnormal Breathing Patterns)の中でも、特に チェーンストークス呼吸 (Cheyne-Stokes Respiration) の特徴を正しく理解しているかを問うています。周期性呼吸の一種であり、病態生理を押さえることが重要です。

1. **核心概念の分析 (Key Concept)**: チェーンストークス呼吸は、呼吸中枢の感受性低下または呼吸調節のフィードバック機構の障害によって生じます。具体的には、呼吸が徐々に増大（過呼吸）した後、徐々に減小（低呼吸）し、最終的に無呼吸期 (Apnea)を挟むという周期性パターンが特徴です。これは主に、心不全 (Heart Failure)による循環時間の延長や、脳血管障害 (Cerebrovascular Disease)による呼吸中枢の障害で出現します。

2. **正解の根拠 (Answer Rationale)**: ④「呼吸が徐々に深くなり、その後浅くなり、無呼吸期を挟む」が正解です。これがチェーンストークス呼吸の周期的パターン（増大呼吸 → 減小呼吸 → 無呼吸）の正確な記述です。患者の病態として、最重要！ 心拍出量 (Cardiac Output) の低下により、肺から脳へのCO₂運搬時間が延長し、呼吸中枢へのフィードバックが遅れることでこの周期性が生じます。

3. **誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
- ①吸気と呼気が交互に途切れる → 混同注意！ これはビオー呼吸 (Biot's Respiration)の特徴です。ビオー呼吸は、呼吸が不規則に中断し、突然の無呼吸と浅い呼吸が繰り返されるパターンで、髄膜炎や脳幹障害で見られます。呼吸の深さが徐々に変化するチェーンストークス呼吸とは区別が必須です。
- ②呼吸が深く遅い状態が持続する → これはクスマウル呼吸 (Kussmaul Respiration)の特徴です。代謝性アシドーシス（例：糖尿病性ケトアシドーシス）での代償性過呼吸であり、チェーンストークス呼吸のように無呼吸期を挟みません。
- ③呼吸が浅く速い状態が持続する → これは頻呼吸 (Tachypnea)です。発熱や不安、肺塞栓症など様々な原因で見られますが、周期性はありません。
- ⑤呼気時に喘鳴が聴取される → これは喘息 (Asthma)やCOPDの急性増悪時に見られる徴候であり、呼吸パターンそのものの名称ではありません。

4. **関連概念の整理 (Related Concepts)**: 異常呼吸パターンの鑑別は国試頻出です。チェーンストークス呼吸とビオー呼吸の違いは「呼吸の深さが徐々に変化するか（チェーンストークス）」vs「突然変化し不規則か（ビオー）」です。また、クスマウル呼吸（深く速い持続的呼吸）とチェーンストークス呼吸（無呼吸期あり）の違いも押さえてください。これらの異常は、意識レベル (Level of Consciousness)やバイタルサイン (Vital Signs)の評価と併せてアセスメントする必要があります。

概念整理: チェーンストークス呼吸は、呼吸中枢の反応遅延による周期性呼吸。パターンは「増大呼吸 → 減小呼吸 → 無呼吸」のサイクル。主な原因：心不全、脳血管障害。

一目で比較！:

| 呼吸パターン | 特徴 | 主な原因 |
| --- | --- | --- |
| チェーンストークス呼吸 | 増大→減小→無呼吸（周期性） | 心不全、脳血管障害 |
| ビオー呼吸 | 不規則な呼吸と突然の無呼吸 | 髄膜炎、脳幹障害 |
| クスマウル呼吸 | 深く速い呼吸（持続的） | 代謝性アシドーシス |
| 頻呼吸 | 浅く速い呼吸（持続的） | 発熱、不安、肺塞栓症 |

看護過程ポイント: アセスメントでは、呼吸パターンだけでなく、意識レベル、血圧、心拍数、SpO₂を同時に評価。看護診断は「非効果的呼吸パターン (Ineffective Breathing Pattern)」が該当。計画では、無呼吸期の持続時間と頻度を記録し、SpO₂が低下した場合は酸素投与や体位変換を検討。評価として、介入後の呼吸パターンの改善度とバイタルサインの安定性を確認。

暗記のコツ: 「チェーン（鎖）がつながるように、呼吸が徐々に深くなり、また浅くなる。そして無呼吸（鎖が切れる）を挟む」とイメージすると覚えやすいです。または「チェーンストークス＝心不全（心臓が悪い）」とセットで覚えるのも有効です。

国試頻出ポイント: 異常呼吸パターンの名称と特徴を問う問題は毎年出題されます。特に、チェーンストークス呼吸とビオー呼吸の鑑別、クスマウル呼吸と代謝性アシドーシスの関連は頻出です。

出題パターン注意！: 単純な知識問題から、「心不全患者の夜間の呼吸パターンとして正しいものを選べ」といった状況設定問題に発展します。また、呼吸パターンと原因疾患の組み合わせを問う問題も多いです。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
この概念が実際の病院・在宅・施設の臨床現場でどのように適用されるかをリアルに説明します。

- **臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: あなたは夜勤中の循環器病棟の看護師です。80代男性、うっ血性心不全 (Congestive Heart Failure) で入院中の患者さん。日中のバイタルサインは安定していましたが、夜間巡回時、患者さんが眠っている様子で呼吸パターンが「徐々に深くなり、その後浅くなり、数秒間の呼吸停止」を繰り返しているのに気づきました。バイタルサインは、血圧 100/60 mmHg、脈拍 90回/分、SpO₂ 92%（室内気）です。あなたはどのようにアセスメントし、対応すべきでしょうか？
- **看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:
1. **観察とアセスメント**: 最重要！ まず、この呼吸パターンはチェーンストークス呼吸であり、心不全の増悪を示唆する重要な徴候です。SpO₂低下（正常下限: 95%）と合わせて、心拍出量低下による組織低酸素の可能性をアセスメントします。意識レベル（GCS）、頸静脈怒張、下腿浮腫の有無、尿量も確認します。
2. **報告と介入**: 直ちに医師にSBARで報告します（Situation: 患者氏名、チェーンストークス呼吸出現、SpO₂低下。Background: 心不全の診断。Assessment: 心不全増悪の可能性。Recommendation: 酸素投与指示と心不全治療の見直しを依頼）。医師の指示のもと、酸素投与（経鼻カニューラ 2L/min）を開始し、12誘導心電図記録や胸部X線撮影の準備をします。
3. **継続観察**: 呼吸パターン、SpO₂、バイタルサインを15分ごとに再評価します。無呼吸期が長くなる、SpO₂が90%未満に低下する、意識レベルが低下する場合は、緊急対応が必要です。
- **患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:
- 注意！ チェーンストークス呼吸は夜間に出現しやすいため、夜勤帯の観察が特に重要です。
- 酸素投与時は、火気厳禁の注意を徹底。また、CO₂ナルコーシスのリスクを考慮し、酸素流量は医師の指示範囲内で調整します（特にCOPD合併例）。
- 無呼吸期に患者さんが覚醒し、不安を訴えることがあります。穏やかな声かけと安心できる環境調整を行いましょう。

看護プロトコル: 観察項目: 呼吸数、呼吸パターン、SpO₂、血圧、脈拍、意識レベル、頸静脈怒張、浮腫、尿量。報告基準（SBAR）: 上記シナリオ参照。記録のポイント: 呼吸パターンの変化に気づいた時刻、無呼吸期の持続時間、SpO₂最低値、実施したケアとその効果、医師への報告内容と指示内容。

先輩看護師の一言: 「チェーンストークス呼吸を見つけたら、『あ、心不全が悪化してるかもしれない』と直感できるようになりましょう。バイタルサインやSpO₂と一緒に、患者さんの全身状態を素早くアセスメントすることが、急変を未然に防ぐ鍵です。『なぜこの呼吸パターンが出ているのか』を考えられる看護師になりましょう！」

## 重要概念

- **チェーンストークス呼吸 (Cheyne-Stokes Respiration)** — 呼吸が徐々に増大し、その後徐々に減小し、無呼吸期を繰り返す周期性呼吸。心不全や脳血管障害で見られる。
- **ビオー呼吸 (Biot's Respiration)** — 呼吸が不規則に中断し、突然の無呼吸と浅い呼吸が繰り返されるパターン。髄膜炎や脳幹障害で見られる。
- **クスマウル呼吸 (Kussmaul Respiration)** — 深く速い呼吸が持続するパターン。代謝性アシドーシス（糖尿病性ケトアシドーシスなど）の代償反応として出現する。
- **頻呼吸** — 呼吸数が増加した状態。発熱、不安、肺塞栓症など様々な原因で見られる。
- **心不全 (Heart Failure)** — 心臓のポンプ機能が低下し、全身への十分な血液を送り出せない病態。チェーンストークス呼吸の主要な原因の一つ。

## 同じテーマの問題

- [成人の正常な呼吸数（1分間）として最も適切なものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365898)
- [橈骨動脈での脈拍触知において、正常な脈拍の特徴として最も適切なものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365899)
- [成人の腋窩での体温測定において、発熱と判断される基準値として最も適切なものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365900)
- [観血的動脈圧測定において、カテーテル挿入後に最も注意すべき合併症はどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365901)
- [パルスオキシメータで測定されるSpO2の原理として正しいものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365902)
- [体温測定部位のうち、最も中枢温に近い値を示すものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365903)
- [心電図モニタ装着時、電極を貼付する前に必要な皮膚処理として最も適切なものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365905)
- [低体温症の患者に対する看護介入として最も適切なものはどれか。](https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365906)

---

More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

_学習参考用です。実際の臨床は最新のガイドラインと所属機関のプロトコルに従ってください。_

