# 清拭を行う際の水温として適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365883  
> language: ja  
> subject: 基本的日常生活援助技術

## 問題

清拭を行う際の水温として適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 37～39℃
2. 40～42℃ **✔ 正解**
3. 46～48℃
4. 43～45℃
5. 32～34℃

**正解: 2**

## 解説

清拭の際の水温は40～42℃が適切である。この温度は患者に温かく感じられ、血行促進やリラックス効果が期待できる。32～34℃では冷たく感じられ、43℃以上では熱すぎて患者に不快感や皮膚損傷を与える可能性がある。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、清拭 (Bed Bath)における適切な水温を問う、基礎看護技術 (Basic Nursing Skills)の基本問題です。清拭の目的は、皮膚の清潔保持、血行促進、リラックス効果、患者とのコミュニケーションの機会です。これらの効果を最大限に引き出し、かつ患者に安全で快適なケアを提供するためには、適切な水温の選択が不可欠です。水温が低すぎると患者は冷たく感じ、筋肉が緊張し、血行促進効果が得られません。逆に高すぎると、皮膚の損傷（やけど）や不快感、発汗を誘発する恐れがあります。したがって、皮膚の感覚や体温調節機能を考慮した、標準的な温度範囲を理解することが重要です。

1. **核心概念の分析 (Key Concept)**: 清拭の目的は、単に皮膚の汚れを落とすだけでなく、血行促進 (Circulation Promotion) による筋緊張の緩和と安楽の提供です。40～42℃という温度は、人間の皮膚温よりやや高く、温かく心地よく感じられる範囲であり、血管を拡張させ血行を促進する効果が期待できます。この温度域が長年の臨床経験と研究に基づく標準とされています。
2. **正解の根拠 (Answer Rationale)**: ②番 40～42℃ が正解です。最重要！ この温度は、患者に「温かい」と感じられ、清拭による血行促進とリラックス効果を最大限に引き出します。また、皮膚を損傷するリスクが最も低い安全な温度範囲です。
3. **誤答の分析 (Distractor Analysis)**: 混同注意！ ①番 37～39℃ は、体温よりやや高いものの、清拭には低すぎます。この温度ではすぐに冷めてしまい、患者が冷たく感じるため、適切ではありません。③番 46～48℃ と④番 43～45℃ は、熱すぎます。特に高齢者や感覚障害のある患者では、やけどのリスクが高く、絶対に避けるべき温度です。⑤番 32～34℃ は、ぬるま湯としては低すぎ、患者に不快な冷たさを与え、血行を促進するどころか、血管を収縮させてしまいます。この温度は、解熱時のぬれタオル (Wet Towel)や冷却枕 (Cooling Pillow)に使用する温度帯であり、清拭の目的と混同しないようにしましょう。
4. **関連概念の整理 (Related Concepts)**: 清拭と混同しやすいケアとして、部分浴 (Partial Bath)や足浴 (Foot Bath)があります。足浴では血行促進の目的から40～42℃が標準ですが、患部の状態によって微調整が必要です。また、熱傷や皮膚疾患のある患者では、医師の指示に従い、水温や清拭方法を変更する必要があります。清拭時の室温は 26～28℃、湿度は 50～60％ が目安です。

概念整理: 清拭の目的（清潔保持・血行促進・安楽）を達成するための適切な水温は 40～42℃ である。この温度は、患者にとって温かく快適であり、血行促進とリラックスに寄与する。高齢者や皮膚の脆弱な患者では、より低めの温度から開始するなど、個別性に配慮する。

一目で比較！:

| ケアの種類 | 適切な水温 | 主な目的 |
| --- | --- | --- |
| 清拭 | 40～42℃ | 清潔保持・血行促進・リラックス |
| 足浴 | 40～42℃ | 血行促進・清潔・疲労回復 |
| ぬれタオル（解熱目的） | 32～34℃ | 熱放散（冷却） |
| 全身浴（一般浴） | 38～41℃ | 温熱効果・リラックス・清潔 |

看護過程ポイント: **アセスメント**: 患者の年齢、皮膚の状態（乾燥、発赤、脆弱性）、感覚（冷温感覚の有無）、全身状態（発熱の有無、血圧）を確認する。**看護介入**: 水温を確認し、肘の内側で温度を確かめる（肘内テスト (Inner Elbow Test)）。患者に「熱すぎませんか」「冷たくないですか」と声をかけながら実施する。露出部は最小限にし、タオルで覆うなどプライバシーと保温に配慮する。

暗記のコツ: 「清拭はお風呂（40℃）くらい」と覚えましょう。人はお風呂に入るとき、42℃以上だと「熱い」と感じ、40℃くらいが「ちょうどいい温かさ」です。この感覚を清拭にも応用します。冷却目的の32～34℃は「清拭の水温」ではなく「解熱の水温」とセットで覚えると混同しません。

国試頻出ポイント: 清拭の水温は、看護技術の基本中の基本であり、毎年のように出題される可能性があります。単純な数値の暗記だけでなく、「なぜその温度なのか」という根拠を問う問題や、温度設定の間違いによるリスク（やけど・低体温）を問う問題が出題されます。特に、高齢者や糖尿病など感覚障害のある患者では、標準温度でもやけどを起こす可能性があるため、注意が必要です。

出題パターン注意！: 「清拭中の患者が『気持ちいい』と発言した。水温は何℃か」のような単純な知識問題から、「糖尿病患者への清拭で注意すべき点はどれか」のような応用問題に発展します。水温の設定根拠を押さえておけば、応用問題にも対応できます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
- **臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 80代女性、脳梗塞後遺症 (Post-stroke Sequelae)で右片麻痺があり、ベッド上で清拭を行います。発語は不明瞭ですが、表情や発声で気持ちを伝えられます。看護師は、清拭の準備として湯温を40～42℃に調整し、まず自分の肘の内側で温度を確認しました。その後、患者さんの健側（左腕）から拭き始め、「温かいですか？気持ちいいですか？」と声をかけながら実施しました。
- **看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: 最重要！ **1. 準備**: 湯温は必ず40～42℃に設定し、バケツの湯の温度は経時的に下がるため、適宜新しい湯と交換する。室温を26～28℃に調整し、プライバシー (Privacy)の確保（カーテンやタオルケットの使用）と保温 (Warmth Preservation)に注意する。**2. 実施中の観察**: 患者の表情や発声から、温かさに対する反応を観察する。もし顔をしかめたり「熱い」と訴えたら、すぐに拭き取り、水温を下げる（やや低めの38～39℃から再調整）。麻痺側（右側）は感覚が鈍くなっている可能性があり、やけどに特に注意する。**3. 報告・記録**: 清拭後の皮膚の状態（発赤・乾燥・湿潤の有無）と患者の反応（「気持ちよかった」「温かかった」など）を記録する。
- **患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: やけど防止！ 特に高齢者 (Elderly)、糖尿病 (Diabetes Mellitus)患者、末梢神経障害 (Peripheral Neuropathy)患者、意識障害 (Consciousness Disorder)患者は、温痛覚が低下しているため、標準温度でもやけどを起こす危険性があります。必ず肘内テストを実施し、清拭中も患者の反応を絶えず確認することが重要です。また、清拭後は水分を拭き残さず、皮膚を清潔で乾燥した状態に保ち、スキンケア (Skin Care)に努めましょう。

看護プロトコル: **観察項目**: 全身状態（顔色、呼吸状態）、皮膚の色調・湿潤・発疹・損傷の有無、褥瘡の有無、患者の訴え（温かさ・冷たさ・痛み）。**報告基準（SBAR）**: 「S（状況）：清拭中に患者が右腕の熱さを訴え、皮膚に発赤が見られた」「B（背景）：患者は右片麻痺で感覚鈍麻がある」「A（アセスメント）：やけどの可能性がある」「R（推奨）：皮膚の状態を医師に確認し、今後の清拭方法を検討したい」。**記録のポイント**: 実施日時、水温、患者の反応、皮膚の状態（特に異常があった場合の詳細）、看護ケアの内容。

先輩看護師の一言: 「清拭は患者さんにとって『清潔になる』だけでなく、『気持ちいい』『温かい』と感じられる大切なケアの時間です。でも、患者さんによって感じ方は違います。特に高齢者や感覚が鈍っている患者さんは、自分で『熱い』と伝えられないこともあります。だからこそ、私たち看護師が『いつもと違う』反応に気づくことが大切なんです。水温一つとっても、そこには患者さんへの細やかな配慮が必要ですよ！」

## 重要概念

- **清拭 (Bed Bath)** — 寝たきりの患者などが入浴できない場合に、湯で絞ったタオルで全身を拭き、清潔を保つ看護技術。血行促進やリラックス効果も期待する。
- **肘内テスト (Inner Elbow Test)** — 清拭や足浴などの前に、自分の肘の内側で水温を確認する方法。手よりも肘の内側の方が皮膚が薄く、温度感覚が鋭いため、患者の皮膚に近い感覚で確認できる。
- **血行促進 (Circulation Promotion)** — 温かい刺激により末梢血管が拡張し、血流が良くなること。清拭の重要な効果の一つで、筋緊張の緩和や疲労回復、リラックス効果をもたらす。
- **スキンケア (Skin Care)** — 皮膚の清潔を保ち、乾燥や損傷を防ぐためのケア全般。清拭後の保湿ケアや褥瘡予防のための観察とケアを含む。
- **やけど** — 熱などによる皮膚・粘膜の損傷。清拭では、高齢者や感覚障害のある患者で起こりやすく、適切な水温管理と観察が重要。

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