# ベッドメイキングでシワを伸ばす目的はどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365859  
> language: ja  
> subject: 基本的日常生活援助技術

## 問題

ベッドメイキングでシワを伸ばす目的はどれか。

## 選択肢

1. 保温効果を高める
2. 見た目を良くする
3. アレルギーを予防する
4. 清潔を保つ
5. 褥瘡を予防する **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

シーツのシワは体圧を局所に集中させ、皮膚の血流障害や褥瘡発生のリスクを高める。そのため、ベッドメイキングでシワを伸ばすことは褥瘡予防に重要である。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、ベッドメイキング (Bed Making) における基本的な目的を問うています。看護技術の根拠を理解する上で重要な問題です。シーツのシワ (Wrinkles in Bed Sheets) は、患者の体とマットレスの間に局所的な圧迫を生じさせます。この圧迫が持続すると、皮膚の毛細血管が圧迫され、血流障害 (Circulatory Disturbance) と組織虚血 (Tissue Ischemia) を引き起こし、最終的に 褥瘡 (Pressure Ulcer / Bed Sore) の発生リスクを著しく高めます。したがって、シワを伸ばす最大の目的は褥瘡予防です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**:

正解は **⑤ 褥瘡を予防する** です。ベッド上で長期に臥床する患者にとって、わずかなシーツのシワでも、体重がかかる仙骨部、踵骨部、大転子部などの骨突出部に過度な圧力が集中します。この圧迫が褥瘡発生の最大の原因である「圧力 (Pressure)」と「ずれ力 (Shear Force)」を生み出します。シワをなくしてシーツをピンと張ることで、体圧を広い面積に分散させ、褥瘡発生を予防します。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:

混同注意！ 各選択肢はベッドメイキングの目的として一部正しい面もありますが、シワを伸ばすことの直接的な目的ではありません。

① 保温効果を高める: 保温は主に毛布や掛け布団、エアコンの温度設定などが関与します。シワを伸ばすことの直接的な目的ではありません。

② 見た目を良くする: 整ったベッド環境は患者の安楽や精神的安定に寄与しますが、シワを伸ばすことの 最重要 の生理学的目的は褥瘡予防です。見た目は副次的な効果です。

③ アレルギーを予防する: アレルギー予防はダニやほこり対策であり、シーツの清掃や交換が重要です。シワの有無はアレルギーに直接影響しません。

④ 清潔を保つ: 清潔の保持はシーツを清潔なものに交換することや、ほこりを落とすことが目的であり、シワを伸ばすことの目的ではありません。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:

褥瘡 (Pressure Ulcer) の発生要因として、「圧力」「ずれ力」「摩擦」「湿潤」の4つが挙げられます（NPUAP/EPUAP分類）。ベッドメイキングはこのうち「圧力」と「ずれ力」を軽減するための基本技術です。また、最重要！ 高齢者や低栄養状態の患者では、同じ圧迫時間でも褥瘡が発生しやすくなるため、より慎重なシーツの伸展と定期的な体位変換が必要です。

概念整理: ベッドメイキングの目的は、患者の安楽の提供、清潔環境の維持、そして最も重要な **褥瘡予防 (Prevention of Pressure Ulcers)** です。シワを伸ばすという行為は、体圧分散という生理学的根拠に基づいています。

看護過程ポイント: アセスメントでは、患者の皮膚の状態（特に骨突出部）を観察し、既に発赤やびらんがないか確認します。計画・実施では、シーツに1円玉程度のシワも残さないようにし、さらに 体圧分散マットレス (Pressure Redistribution Mattress) の使用も検討します。評価では、褥瘡の新規発生がないかを継続的に観察します。

暗記のコツ: 「シワ＝圧迫集中＝褥瘡」と覚えましょう。「シワが肌を圧迫して血行が悪くなり、褥瘡ができる」という因果関係をイメージすると記憶に残りやすいです。

国試頻出ポイント: ベッドメイキングの目的は基礎看護学の頻出テーマです。特に「褥瘡予防」と「安楽」を混同しないように。過去には「ギャッジアップ時のずれ」などと関連づけた問題も出題されています。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**:

あなたは整形外科病棟の看護師です。80代女性の大腿骨頸部骨折の患者さんが、術後2日目でベッド上安静中です。夜勤帯のラウンドで、患者さんのシーツに大きなシワが寄っているのを発見しました。患者さんは痛みが強く、自力で体位を変えることができません。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:

1. **観察 (Observation)**: まず、シワができている部位の皮膚の状態を観察します。特に仙骨部や踵部に発赤 (Redness)、硬結 (Induration)、水疱 (Blister) がないか確認します。同時に、患者さんの痛みの程度（Numerical Rating Scale: NRS）と全身状態も観察します。

2. **アセスメント (Assessment)**: 「このシワは、患者さんの仙骨部に持続的な圧迫を加え、褥瘡発生のリスクを高めている」とアセスメントします。患者さんは高齢で低栄養のリスクもあり、さらに術後の痛みで動けないため、褥瘡発生のハイリスク状態です。

3. **報告 (Report) & 介入 (Intervention)**: 最重要！ 直ちにシーツのシワを伸ばし、フラットな状態に整えます。患者さんの状態に応じて、部分除圧 (Partial Offloading) のために、かかとを浮かせるクッションや、体圧分散マットレスの適応を医師や先輩看護師と相談します。可能な範囲で体位変換も検討します。

4. **評価 (Evaluation)**: 介入後、再び皮膚の色調と血流状態を確認します。発赤が持続するか、消退するかを評価し、経過記録に残します。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:

- シーツを引っ張るときは、患者さんの皮膚に摩擦が生じないように、患者さんの体を持ち上げてから行う（ずれ力 (Shear Force) の発生防止）。

- 高齢者の皮膚は脆弱なため、過度な圧迫や摩擦は避ける。

- 褥瘡予防のためには、シーツのシワ伸ばしだけでなく、2時間ごとの体位変換や栄養状態の改善も同時に必要である。

先輩看護師の一言: 「ベッドメイキングは一見単純な作業に見えますが、患者さんの肌を守る大切な看護技術です。シワ一つで褥瘡ができる可能性があることを忘れずに、『このシワが患者さんのどこに圧迫を与えているか』を考えながら行いましょう。国試では『なぜ？』を問われるので、技術の意味をしっかり理解しておいてくださいね！」

## 重要概念

- **褥瘡** — 圧迫・ずれ力・摩擦・湿潤などにより生じる皮膚・皮下組織の局所的な損傷。
- **体圧分散** — 身体の圧力を広い面積に分散させ、特定部位への圧迫集中を防ぐこと。
- **ずれ力** — 皮膚と骨が異なる方向に動くことで生じる組織の変形。褥瘡の原因の一つ。
- **体位変換** — 患者の姿勢を定期的に変え、同一部位への持続的圧迫を避ける看護介入。
- **ベッドメイキング** — 患者のベッドを清潔で安楽に整える看護技術。褥瘡予防、感染予防、安楽の提供が目的。

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