# 患者の排泄の自立度を評価する際に、バーセルインデックス（Barthel Index）で評価される項目として正しいのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365838  
> language: ja  
> subject: 基本的日常生活援助技術

## 問題

患者の排泄の自立度を評価する際に、バーセルインデックス（Barthel Index）で評価される項目として正しいのはどれか。

## 選択肢

1. 金銭管理
2. 排便コントロール **✔ 正解**
3. 階段昇降
4. 整容
5. 買い物

**正解: 2**

## 解説

バーセルインデックスは日常生活動作（ADL）の評価指標であり、排便コントロール、排尿コントロール、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣の10項目で構成される。買い物や金銭管理は手段的日常生活動作（IADL）に分類される。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、日常生活動作 (Activities of Daily Living: ADL) の評価尺度であるバーセルインデックス (Barthel Index)の構成項目を問うています。看護師国家試験では、ADL評価尺度と手段的日常生活動作 (IADL) 評価尺度の混同が頻出のポイントです。バーセルインデックスは、基本的ADL (Basic ADL: BADL) を評価するための代表的な指標であり、排泄に関する項目として「排便コントロール」と「排尿コントロール」が含まれます。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
正解は②番の「排便コントロール」です。バーセルインデックスは、10項目（食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロール）で構成されており、排泄の自立度を評価するために「排便コントロール」と「排尿コントロール」が含まれています。これは、患者が便意を感じてからトイレで排泄するまでの一連の動作（コントロールと処理）が自立しているかを評価するための重要な項目です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
混同注意！ ①金銭管理と⑤買い物は、手段的日常生活動作 (Instrumental Activities of Daily Living: IADL) に分類されます。IADLは、より複雑な社会生活的な活動を指し、老研式活動能力指標 (TMIG-IC) やFrenchay Activities Index (FAI)などで評価されます。
混同注意！ ③階段昇降と④整容（洗面、歯磨き、整髪など）は、確かにバーセルインデックスの評価項目に含まれます。しかし、問題文は「**排泄の自立度**を評価する際に、バーセルインデックスで評価される項目」と限定しています。排泄の自立度に直接関係するのは「排便コントロール」と「排尿コントロール」の2項目です。階段昇降や整容は、排泄とは直接関係のないADL項目です。問題の条件を正確に読むことが重要です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
ADL評価尺度とIADL評価尺度の分類を整理しましょう。
- **基本的ADL (BADL) 評価尺度**: バーセルインデックス (Barthel Index)、機能的自立度評価法 (FIM)、Katz Index
- **手段的ADL (IADL) 評価尺度**: 老研式活動能力指標 (TMIG-IC)、Frenchay Activities Index (FAI)、LawtonのIADL尺度
バーセルインデックスは「できるADL（能力）」を評価するのに対し、FIMは「しているADL（実際の遂行状況）」と介助量を評価する点も国試ではよく比較されます。

概念整理: バーセルインデックス (Barthel Index)は、基本的ADL (BADL)の評価尺度です。10項目の評価項目（食事、車椅子からベッドへの移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロール）で構成され、各項目の自立度を0点、5点、10点、15点で採点し、合計点（満点100点）でADLの自立度を評価します。特に排泄関連項目は、患者の尊厳とQOLに直結するため、看護アセスメントでは重要な観点です。

一目で比較！:

| 評価尺度 | 分類 | 評価項目の例 |
| --- | --- | --- |
| バーセルインデックス | 基本的ADL (BADL) | 食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロール |
| 老研式活動能力指標 | 手段的ADL (IADL) | 公共交通機関の利用、買い物、食事の準備、金銭管理、書類の記入、新聞を読む、健康への関心、友人訪問 |

看護過程ポイント: **アセスメント**: 排泄の自立度を評価する際は、バーセルインデックスの「排便コントロール」「排尿コントロール」の点数だけでなく、トイレ動作（移乗、更衣、後始末）の点数も合わせて総合的に解釈します。**看護診断**: 点数が低い場合は「排泄パターン変化 (Bowel Incontinence / Urinary Incontinence)」や「セルフケア不足 (Toileting Self-Care Deficit)」が該当します。**計画・実施**: 評価に基づき、ポータブルトイレの導入、排泄ケアのタイミング調整、環境整備（手すりの設置など）を計画します。**評価**: 介入後に再度バーセルインデックスを評価し、点数が改善しているかを確認します。

暗記のコツ: バーセルインデックスは「**バ（バ）・セ（セルフケア）・イ（イ）・ン（日常生活）・デ（デキル？）・ッ（と）・ク（9）・ス（10）**」と覚える方法があります。また、10項目の頭文字を「食・移・整・ト・入・歩・階・更・排・排」と覚えると良いでしょう。

国試頻出ポイント: バーセルインデックスの評価項目の具体的名称（特に「整容」が含まれること、「階段昇降」が含まれること）と、IADL尺度（老研式活動能力指標、Lawton尺度）の評価項目との混合を防ぐ問題が頻出です。また、バーセルインデックスとFIMの違いもよく問われます。

出題パターン注意！: 単純な「バーセルインデックスの評価項目はどれか」という知識問題に加えて、「脳卒中後の患者のADL評価にバーセルインデックスを用いた。この評価項目に含まれないのはどれか」という消去法の問題や、「退院支援のためにADL評価を行った結果、排便コントロールが5点だった。看護師のアセスメントとして適切なのはどれか」という応用問題も出題されます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: あなたは回復期リハビリテーション病棟に勤務する看護師です。70代の男性患者A氏が、左片麻痺を伴う脳梗塞発症後3週目で転院してきました。ADLの自立度を評価するため、バーセルインデックスを用いて評価を行います。排泄動作の評価では、トイレへの移乗は軽介助、ズボンの上げ下ろしは中等度介助、後始末は全介助が必要です。排便は自力でコントロールできていますが、排尿は尿意を感じても間に合わず、しばしば失禁があります。
**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: 観察 → アセスメント → 報告 → 介入 → 評価の流れで考えます。

1. **観察**: A氏の実際の排泄動作を、安全面と自立度の観点から観察します。また、排尿パターンや失禁の状況（時間帯、誘因など）を記録します。

2. **アセスメント**: バーセルインデックスの各項目を採点します。排便コントロールは自立（10点）、排尿コントロールは時に失禁あり（5点）、トイレ動作は部分介助（5点程度）と評価します。総合点から、排泄に関するセルフケア不足 (Toileting Self-Care Deficit) および 排尿パターン変化 (Urinary Incontinence) が看護問題として抽出されます。

3. **報告（SBAR）**: 「**S**：A氏、排尿コントロールが不十分で、尿意を感じてもトイレまで間に合わず失禁することがあります。**B**：脳梗塞後、左片麻痺があり、トイレ動作に介助が必要です。**A**：排尿パターンは日中の頻尿傾向で、バーセルインデックスでは排尿コントロール5点と評価しています。**R**：トイレ誘導のタイミングの調整や、必要に応じて泌尿器科医へのコンサルテーションを提案します。」

4. **介入**: 決まった時間にトイレへ誘導するタイムドボイディング (Timed Voiding) を開始します。ポータブルトイレの導入や、衣類を簡単に着脱できるようにするなどの環境調整も行います。

5. **評価**: 1週間後、バーセルインデックスを再評価し、排尿コントロールの点数が改善しているか、失禁の頻度が減少したかを確認します。
**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 最重要！ 移乗動作時の転倒・転落リスクが高いため、必ず介助者の立ち位置と患者の麻痺側への配慮を行います。また、失禁による皮膚トラブル（特に陰部のびらんや褥瘡）を予防するため、清潔と保湿を徹底します。尿道留置カテーテルが挿入されている場合は、尿路感染症のリスクに注意し、適切なカテーテル管理を行います。

看護プロトコル: **観察項目**: 排泄パターン（回数、時間帯、尿量、性状）、失禁の有無とその状況、皮膚の状態、患者の訴え（尿意・便意の有無、不快感）。**報告基準（SBAR）**: 上記シナリオ参照。**記録のポイント**: バーセルインデックスの点数と各項目の評価理由、具体的な排泄ケアの内容と患者の反応、医師への報告内容と指示。**家族への説明**: バーセルインデックスの評価結果をわかりやすく伝え、退院後の生活環境（トイレの改修など）について、ケアマネジャーと連携して情報提供する。

先輩看護師の一言: 「排泄の自立は、患者さんのQOL（Quality of Life）に直結する大切なケアです。バーセルインデックスの点数だけを見るのではなく、『なぜこの患者さんはトイレで間に合わないのか』『何を改善すれば自立できるのか』を、病態（麻痺、感覚障害、高次脳機能障害など）と環境（トイレまでの距離、手すりの有無など）の両面から考えることが大切です。国試でも、評価尺度の暗記だけでなく、それを臨床でどう活かすかが問われていますよ！」

## 重要概念

- **バーセルインデックス (Barthel Index)** — 日常生活動作（ADL）の評価尺度の一つ。食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールの10項目を評価し、点数化する。満点は100点で、点数が高いほど自立度が高いことを示す。
- **基本的日常生活動作 (Basic ADL: B-ADL)** — 日常生活を営む上で最低限必要な基本的な動作のこと。食事、排泄、入浴、更衣、移動などが含まれ、バーセルインデックスやFIMなどで評価される。
- **手段的日常生活動作 (Instrumental ADL: I-ADL)** — 基本的ADLよりも複雑で、社会的な生活を営むために必要な動作のこと。買い物、金銭管理、電話の使用、交通機関の利用、服薬管理などが含まれ、老研式活動能力指標などで評価される。
- **排泄コントロール** — 便意や尿意を感じてから、適切な場所（トイレなど）で排泄するまでの一連の動作を、自分の意思でコントロールできること。バーセルインデックスでは「排便コントロール」と「排尿コントロール」が独立した項目として評価される。
- **老研式活動能力指標 (TMIG-IC)** — 手段的日常生活動作（IADL）の評価尺度の一つ。東京都老人総合研究所が開発した。手段的自立、知的能動性、社会的役割の3因子13項目で構成される。

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