# 患者の症状をアセスメントする際に、主観的データと客観的データを区別して収集する必要がある。次のうち、客観的データに該当するものはどれか?

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365644  
> language: ja  
> subject: 共通基本技術

## 問題

患者の症状をアセスメントする際に、主観的データと客観的データを区別して収集する必要がある。次のうち、客観的データに該当するものはどれか?

## 選択肢

1. 「昨夜から頭がズキズキする」という患者の発言
2. 体温38.2℃という測定値 **✔ 正解**
3. 「食事の味がしない」という患者の訴え
4. 「階段を上ると息が苦しくなる」という患者の訴え
5. 「お腹が痛い」という患者の表情による訴え

**正解: 2**

## 解説

客観的データは、観察や測定によって得られる数値化・確認可能な情報である。体温・血圧・検査値などが該当する。1,2,4,5はすべて患者自身の感覚や体験に基づく主観的データである。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、看護過程 (Nursing Process) のアセスメント (Assessment) 段階において、情報を「主観的データ (Subjective Data)」と「客観的データ (Objective Data)」に正しく分類できるかを問うています。これは、患者の状態を正確に把握し、適切な看護診断 (Nursing Diagnosis) へとつなげるための基礎中の基礎です。

**核心概念の分析 (Key Concept)**

看護におけるデータ収集は、主観的データ と 客観的データ の2つに大別されます。

- 主観的データ: 患者自身が感じたり、経験したりしていることを言葉で表現した情報です。「～が痛い」「～が気持ち悪い」「～ができない」など、本人にしかわからない感覚や感情が含まれます。測定や観察が困難なため、患者の主観をそのまま尊重することが重要です。

- 客観的データ: 看護師が五感（視覚、聴覚、触覚、嗅覚）を使って観察したり、測定機器を用いて数値化できる情報です。体温、血圧、脈拍、呼吸音、創部の状態、検査データなどが該当します。再現性があり、複数の医療者間で情報を共有しやすいという特徴があります。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

選択肢②「体温38.2℃という測定値」は、体温計 (Thermometer) という測定機器を用いて数値化された情報です。これは看護師が観察・測定した結果であり、誰が測定しても同じ値（または誤差範囲内の値）が得られる、客観的データ (Objective Data) です。発熱という身体的な徴候を客観的に示しており、感染症などのアセスメントに直接活用できる重要な情報です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

- ①番「「昨夜から頭がズキズキする」という患者の発言」: 混同注意！ これは患者が自分の感覚（痛み）を言葉で表現したものです。頭痛の程度や質は患者にしかわからないため、主観的データです。

- ③番「「食事の味がしない」という患者の訴え」: 味覚異常 (Dysgeusia) という症状を患者自身が訴えています。客観的に測定できるものではなく、患者の主観的体験に基づく主観的データです。

- ④番「「階段を上ると息が苦しくなる」という患者の訴え」: 労作時の呼吸困難 (Dyspnea on Exertion) という症状を患者が言葉で説明しています。これも患者の主観的な感覚であり、客観的データではありません。ただし、実際に階段を上らせてSpO2や呼吸数を測定した結果は客観的データになります。

- ⑤番「「お腹が痛い」という患者の表情による訴え」: 混同注意！ 表情や動作は看護師が観察できる客観的データの一部ですが、「お腹が痛い」という内容は患者の主観的な訴え（言葉による表現）を看護師が解釈したものです。厳密には、患者の表情（顔をしかめている、身動きがとれないなど）を観察した事実が客観的データであり、そこから「痛みがある」と解釈することはアセスメントに該当します。この問題文では「患者の表情による訴え」とあるため、情報源は患者の主観に基づくものであり、主観的データとして分類するのが一般的です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

データの種類を区別する目的は、アセスメントの客観性と信頼性を高めることにあります。主観的データと客観的データが一致しない場合（例：「痛くない」と言っているが、顔をしかめて冷や汗をかいている）、看護師はその矛盾に気づき、より深くアセスメントする必要があります。例えば、痛みの評価では、Numerical Rating Scale (NRS) や Face Scale を用いて主観的データを数値化し、客観的データ（表情、バイタルサインの変化）と統合して評価します。

概念整理: データ収集は看護過程の第一歩です。主観的データ（患者の言葉）と客観的データ（観察・測定値）を車の両輪のように捉え、統合することで、患者の全体像を正確にアセスメントできます。

一目で比較！:

| データの種類 | 定義 | 具体例 | 情報源 |
| --- | --- | --- | --- |
| 主観的データ | 患者の言葉や感情で表現される情報 | 「痛い」「気分が悪い」「不安だ」 | 患者本人（インタビュー） |
| 客観的データ | 観察・測定で得られる数値化可能な情報 | 体温38.0℃、血圧150/90mmHg、創部の発赤 | 看護師の観察・測定機器 |

看護過程ポイント: アセスメントの段階では、主観的データと客観的データを切り分けて収集し、その後に両者を統合して分析することが重要です。例えば、「患者は『息が苦しい』（主観的）と言い、呼吸数が28回/分でSpO2が92%（客観的）である」という情報から、「ガス交換障害 (Impaired Gas Exchange)」という看護診断を導き出します。

暗記のコツ: 「主観＝主（ぬし）の言葉」と覚えましょう。患者（主）が自ら語る言葉が主観的データです。「客観＝客（たい）に見える」と覚えましょう。体温計や血圧計など、道具を使って「客（たい）」に見える形にしたデータが客観的データです。

国試頻出ポイント: 看護過程の基礎問題として、主観的データと客観的データの分類は頻出です。事例問題で「このうち客観的データはどれか」と問われたり、「アセスメントとして適切でないものはどれか」という形で、データの解釈の誤りを指摘させる問題もよく出題されます。

出題パターン注意！: 「患者の訴え（主観的データ）を看護師がどのようにアセスメントするか」という応用問題に発展することがあります。例えば、「『お腹が痛い』と訴える患者に対して、客観的データを収集するための看護師の行動として適切なものはどれか」といった問題です。この場合、腹部の視診・聴診・触診、バイタルサイン測定などが正解となります。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
このデータ分類の概念は、毎日の臨床現場で常に意識する必要があります。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: あなたは外科病棟の看護師です。術後2日目の患者さんが「傷口がすごく痛いんです」と訴えました（主観的データ）。あなたはすぐに患者さんの顔を観察し（表情はゆがんでいる）、創部のガーゼを確認すると少量の血液が滲んでおり、バイタルサインを測定すると血圧が160/90mmHg、脈拍が100回/分と上昇していました（客観的データ）。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: あなたは主観的データと客観的データを統合し、「急性疼痛 (Acute Pain)」に関連した状態とアセスメントします。まず、医師の指示を確認し、鎮痛薬 (Analgesic) の投与を検討します。同時に、創部の状態を詳しく観察し（出血量、発赤、腫脹、排膿の有無）、感染の有無をアセスメントします。鎮痛薬投与後、30分後に再度痛みの程度（NRSなど）とバイタルサインを評価し、効果を確認します。この一連の流れが、データの種類を区別し、統合してアセスメントする看護過程の実践です。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 患者の「痛み」の訴え（主観的データ）は、たとえ客観的データに異常がなくても、決して軽視してはいけません。 痛みは患者の生の体験です。また、客観的データのみに頼りすぎると、患者の心理的・社会的なニーズを見落とす危険性があります。常に「患者の言葉」と「観察事実」の両方を尊重する姿勢が大切です。

先輩看護師の一言: 「国試の勉強で『主観的データ』『客観的データ』と聞くと、ただの分類問題だと思いがちですが、現場ではこれが看護の質を左右するんです。患者さんの『気持ち悪い』という言葉を聞いたら、『いつから？どんな感じ？』と問診しつつ、すぐにバイタルサインや顔色を観察する。この同時進行のアセスメントが、本当の意味でのデータ統合です。勉強と実践はつながっていますよ！」

## 重要概念

- **主観的データ (Subjective Data)** — 患者自身の感覚や体験を言葉で表現した情報で、測定や観察が困難なデータ。
- **客観的データ (Objective Data)** — 看護師の観察や測定機器によって得られる、数値化・確認可能なデータ。
- **看護過程 (Nursing Process)** — アセスメント、看護診断、計画、実施、評価の5段階からなる、問題解決志向の看護実践の枠組み。
- **アセスメント** — 看護過程の第一段階で、患者に関する情報を収集・整理・分析し、看護診断の根拠を明確にするプロセス。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)** — 患者の健康問題や反応を臨床的判断として記述したもので、看護介入の方向性を示す。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

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