# 根拠に基づいた実践 (EBP) において、臨床疑問をPICO形式で定式化する際の「P」が示すものはどれか?

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=365509  
> language: ja  
> subject: 看護の展開

## 問題

根拠に基づいた実践 (EBP) において、臨床疑問をPICO形式で定式化する際の「P」が示すものはどれか?

## 選択肢

1. 患者・対象集団 (Patient/Population) **✔ 正解**
2. 研究デザイン (Research Design)
3. 看護介入 (Nursing Intervention)
4. アウトカム (Outcome)
5. 比較対照 (Comparison)

**正解: 1**

## 解説

PICOはEBPにおける臨床疑問の構成要素であり、PはPatient/Population (患者・対象集団)、IはIntervention (介入)、CはComparison (比較対照)、OはOutcome (アウトカム) を表す。PICO形式で疑問を明確にすることで、効率的な文献検索が可能となる。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、根拠に基づいた実践（EBP）における臨床疑問の定式化方法である PICO (Patient/Population, Intervention, Comparison, Outcome) の基本的な構成要素を問うています。EBPでは、漠然とした疑問をPICO形式で構造化することで、文献データベース（例：PubMed, Cochrane Library）での効率的な検索が可能となり、最良のエビデンスを臨床に適用できるようになります。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
最重要！ PICOの「P」は Patient/Population（患者・対象集団） を指します。これは「どのような患者さんに（例：急性心筋梗塞 (AMI) 発症後72時間以内の高齢者）」という臨床疑問の対象を特定するための要素です。

PICOの各要素は以下の通りです。

| 要素 | 英語 | 日本語 | 例 |
| --- | --- | --- | --- |
| P | Patient / Population | 患者・対象集団 | 急性心筋梗塞 (AMI) 発症後72時間以内の高齢者 |
| I | Intervention | 介入 | 早期リハビリテーション（段階的離床） |
| C | Comparison | 比較対照 | 安静臥床管理 |
| O | Outcome | アウトカム | 再発率、入院期間、QOL |

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
混同注意！
- **②番の研究デザイン (Research Design)** はPICOの要素ではありませんが、PICOで定式化された疑問に基づき、どの研究デザイン（例：RCT, コホート研究）が最適かを検討する際に用いられます。混同注意！
- **③番の看護介入 (Nursing Intervention)** は「I (Intervention)」に該当します。「P」と「I」はよく混同されますが、Pは「誰に」、Iは「何を」行うかを区別しましょう。
- **④番のアウトカム (Outcome)** は「O (Outcome)」に該当します。介入の効果を評価する指標です。
- **⑤番の比較対照 (Comparison)** は「C (Comparison)」に該当します。対象介入と比較する標準ケアや代替介入です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
EBPの5つのステップ（Ask, Acquire, Appraise, Apply, Assess）の第一歩である「Ask（疑問の定式化）」において、PICOは核心的なツールです。また、臨床疑問には「背景疑問（Background Question）」（疾患の一般的な知識）と「前景疑問（Foreground Question）」（特定の患者への介入効果）があり、PICOは前景疑問の構造化に特に有用です。さらに、看護研究では「PICO」に「T（Time：時間的要素）」を加えた「PICOT」形式もよく用いられます。

概念整理: EBPの臨床疑問定式化の基本ツール。P:患者 (Patient/Population), I:介入 (Intervention), C:比較対照 (Comparison), O:アウトカム (Outcome) の頭文字を取ったもの。看護研究や文献検索の効率を最大化する。

一目で比較！: 「背景疑問」vs「前景疑問」。背景疑問は「なぜ」を問う（例：糖尿病の病態とは？）。前景疑問は「どの介入が有効か」を問う（例：2型糖尿病患者への食事療法 vs 運動療法、どちらが血糖コントロールに効果的か？）。前景疑問はPICOで定式化する。

看護過程ポイント: アセスメント段階で「この患者に最適なケアは何か」という臨床疑問が生じた際、PICO形式に整理することで、チーム内での情報共有（SBAR）やエビデンス検索がスムーズになる。計画段階ではPICOの「O」に基づき、具体的で測定可能な目標を設定する。

暗記のコツ: PICO は「Patient (患者さん) に Intervention (何を) して、Comparison (何と比べて) Outcome (どう変わったか)？」とストーリーで覚えましょう。「P」は最初の「患者さん」で決まりです。

国試頻出ポイント: PICOの各要素の定義を直接問う問題（本問のような選択問題）だけでなく、「ある臨床疑問をPICOで表しなさい」という記述式の応用問題や、研究デザイン（RCT, コホート研究など）との組み合わせ問題としても出題されやすい。EBPの定義とともに、看護研究の基礎として確実に押さえるべき領域です。

出題パターン注意！: 「糖尿病患者のフットケアにおいて、看護師主導の教育プログラムは、医師主導の定期診察と比較して、足潰瘍の発生率を低下させるか？」という疑問をPICOに当てはめる問題が出た場合、Pは「糖尿病患者」、Iは「看護師主導の教育プログラム」、Cは「医師主導の定期診察」、Oは「足潰瘍の発生率」と整理できることを確認しておきましょう。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
EBPとPICOは、臨床現場での疑問解決のフレームワークとして、実際の病棟カンファレンスやケア計画立案で頻繁に活用されます。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

「80代女性、左大腿骨頸部骨折で手術後3日目。安静度は車椅子移乗許可が出ている。看護師Aは『高齢者に安静臥床が続くと筋力低下やせん妄リスクが高まる。しかし、転倒リスクもあるため、早期離床が本当に安全なのか』と疑問を持った。」

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**
1. **PICOの作成 (Ask)**: 看護師Aはチームでこの疑問をPICO形式に整理する。

**P**: 大腿骨頸部骨折術後高齢者

**I**: 早期離床プログラム（理学療法士と連携した段階的離床）

**C**: 従来の安静臥床管理

**O**: 術後合併症（せん妄、肺炎、深部静脈血栓症）発生率、転倒発生率
2. **文献検索 (Acquire)**: このPICOに基づき、PubMedや医学中央雑誌で「大腿骨頸部骨折 早期離床 せん妄」などのキーワードで検索する。
3. **批判的吟味と適用 (Appraise & Apply)**: 検索結果から高エビデンスレベルの論文（系統的レビューやRCT）を選び、自施設の高齢患者の特性（認知機能、併存疾患）に当てはめてケア計画を修正する。
4. **評価 (Assess)**: 早期離床を導入後、患者の転倒リスクと合併症予防効果を継続的に評価する。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**
PICOで「I」を考える際は、常に 患者安全 を最優先にしてください。特に高齢者や認知機能低下のある患者では、転倒・転落リスクを無視した早期離床は禁忌です。エビデンスが「有効」と示していても、患者個別のリスクアセスメント（例：Morse Fall Scale のスコア）を必ず行い、介入の適応を判断します。

看護プロトコル: PICOをチームで共有する際は、SBAR（Situation, Background, Assessment, Recommendation）の形式で報告すると効率的です。S（状況）：「大腿骨頸部骨折術後3日目の患者で早期離床の効果を検討したい」、B（背景）：「文献では早期離床がせん妄予防に有効と報告あり」、A（アセスメント）：「患者の転倒リスクは低リスクと評価」、R（推奨）：「明日から理学療法士と連携し段階的離床を開始してはどうか」という流れで記録に残します。

先輩看護師の一言
「PICOは国試のためだけにあるわけじゃないよ。『この患者さんにこのケアをして本当にいいのかな？』という日常の疑問を、『調べられる形』に変換する便利な道具なんだ。慣れるとカンファレンスで『その疑問、PICOで整理してみよう！』と自然に言えるようになるよ。国試でも、PICOの定義だけでなく、『どのように使うか』のプロセスをイメージして勉強してね！」

## 重要概念

- **PICO** — 根拠に基づいた実践（EBP）において、臨床疑問を明確化するためのフレームワーク。P（患者・対象集団）、I（介入）、C（比較対照）、O（アウトカム）の頭文字を取ったもの。
- **根拠に基づいた実践 (Evidence-Based Practice, EBP)** — 最良の研究エビデンス、臨床専門家の経験、患者の価値観・状況を統合して、患者ケアの意思決定を行うプロセス。
- **臨床疑問 (Clinical Question)** — 臨床現場で生じる疑問。背景疑問（疾患の基本知識）と前景疑問（特定の患者への介入効果）に大別される。PICOは前景疑問の定式化に用いる。
- **介入** — PICOの「I」に該当する要素。患者に対して行う看護ケア、治療、教育、プログラムなどを指す。
- **アウトカム** — PICOの「O」に該当する要素。介入の効果を評価するための結果指標。例：死亡率、症状改善度、QOL、患者満足度。

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More free questions: [過去問](https://mymerci.kr/pages/exam_bank.php?exam=jp_nurse)

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