# 特定の疾患を対象に、症状が出現する前の段階で検査を実施し、早期発見と早期治療を目的とする予防はどれか?

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=364088  
> language: ja  
> subject: 疾病に対する医療

## 問題

特定の疾患を対象に、症状が出現する前の段階で検査を実施し、早期発見と早期治療を目的とする予防はどれか?

## 選択肢

1. 三次予防
2. 一次予防
3. 二次予防 **✔ 正解**
4. 健康増進
5. 疾病管理

**正解: 3**

## 解説

二次予防は、無症状の段階でスクリーニング検査などを行い、疾患を早期に発見し治療につなげる予防である。一次予防は健康増進や特異的防御、三次予防は疾病の悪化防止や社会復帰を目的とする。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、予防医学 (Preventive Medicine) における 予防の三段階 (Three Levels of Prevention) の概念を問うています。これは看護師国家試験でも頻出のテーマであり、各レベルの目的と介入内容を正確に理解することが求められます。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

正解は **二次予防** です。

二次予防（Secondary Prevention）とは、疾患が無症状またはごく初期の段階で、スクリーニング検査や定期健診などを実施し、早期発見・早期治療 (Early Detection and Early Treatment) を目的とする予防活動を指します。問題文の「症状が出現する前の段階で検査を実施し、早期発見と早期治療を目的とする」という記述は、まさにこの二次予防の定義に合致します。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

混同注意！ ①番の「三次予防」は、疾病が発症・進行した後、悪化を防ぎ、リハビリテーションなどを通じて社会復帰を支援する段階です。②番の「一次予防」は、疾患が発生する前に、ワクチン接種や健康教育などによって、疾病の発生そのものを予防する活動です。④番の「健康増進」は一次予防に含まれる概念で、生活習慣の改善などにより健康レベルを高めるものです。⑤番の「疾病管理」は、慢性疾患などが発症した後の経過管理を指し、二次予防の後、あるいは三次予防の一部として行われます。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

予防の三段階は、疾患の自然史（Natural History of Disease）に沿って考えます。

| 予防レベル | 目的 | 具体例 |
| --- | --- | --- |
| 一次予防 | 疾病の発生を予防する | 予防接種、禁煙指導、健康教育、安全な環境整備 |
| 二次予防 | 早期発見・早期治療 | がん検診、健診、乳幼児健診、特定健診・保健指導 |
| 三次予防 | 悪化防止・社会復帰 | リハビリテーション、疾病管理、重症化予防、合併症予防 |

概念整理: 予防の三段階は、一次予防（疾病発生予防）→ 二次予防（早期発見・早期治療）→ 三次予防（悪化防止・社会復帰）の順に段階が進行します。この順序と目的をセットで覚えましょう。

一目で比較！:

- **一次予防 vs 二次予防**: 一次予防は「健康な人」を対象に疾病を起こさないようにする。二次予防は「まだ症状のない患者」を対象に早期に見つける。

- **二次予防 vs 三次予防**: 二次予防は「無症状の段階」での介入。三次予防は「症状や障害が出た後」での再発・悪化防止。

暗記のコツ: 「1次（一次）は予防（ワクチン）、2次（二次）は早期発見（検診）、3次（三次）は社会復帰（リハビリ）」と数字とキーワードを結びつけると覚えやすいです。

国試頻出ポイント: 「特定健診・保健指導」は二次予防の代表例として頻出です。また、「ワクチン接種」は一次予防の特異的防御として出題されます。問題文のキーワード（症状出現前、早期発見）から判断する練習をしておきましょう。

出題パターン注意！: 単純な知識問題として出題されるほか、事例問題で「この患者さんにはどのレベルの予防が必要か？」という形で応用されます。例えば「健康な成人に対する禁煙指導」は一次予防、「糖尿病の重症化予防のための食事指導」は三次予防といった形で、事例に合わせて判断できるようにしておきましょう。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド

この概念は、病院・地域・施設を問わず、看護師が患者や住民の健康を守るための基本フレームワークとなります。

**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

あなたは地域包括支援センターに勤務する看護師です。75歳の女性が、健診で血糖値が高め（HbA1c 6.8%）と指摘され、保健指導をすることになりました。まだ自覚症状はなく、日常生活は自立しています。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**

1. **アセスメント**: この方は、糖尿病の無症状期にあり、二次予防（早期発見・早期治療）の対象です。

2. **介入**: 健診結果を基に、特定保健指導の枠組みで、食事・運動などの生活習慣改善を支援します。必要に応じて医療機関受診を勧奨します。

3. **評価**: 3ヶ月後の再検査で血糖値が改善しているか、生活習慣に変化が見られるかを評価します。もし改善が見られず、糖尿病と診断された場合は、三次予防（重症化予防）に移行します。

先輩看護師の一言: 「国試では『予防の三段階』を覚えるのはもちろん大切ですが、現場では『この患者さんは今どの段階にいて、次にどんな予防が必要か』を常に考えることが求められます。健診結果一つとっても、ただ『異常あり』と伝えるだけでなく、その先の予防行動にどうつなげるかが看護師の腕の見せどころです！」

## 重要概念

- **予防の三段階** — 疾病の自然史に基づき、一次予防（発生予防）、二次予防（早期発見・早期治療）、三次予防（悪化防止・社会復帰）に分類される健康管理の基本概念。
- **一次予防** — 健康増進と特異的防御により、疾病の発生そのものを予防する段階。予防接種や健康教育が代表例。
- **二次予防** — 無症状の段階でスクリーニング検査などを実施し、早期発見と早期治療を目的とする段階。がん検診や特定健診が該当。
- **三次予防** — 疾病が発症・進行した後、悪化を防ぎ、リハビリテーションや社会復帰を支援する段階。
- **特定健診・保健指導** — メタボリックシンドロームに着目した、40～74歳の被保険者・被扶養者を対象とする二次予防の制度。

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