# 体液のうち、細胞外液に含まれないものはどれか。

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> language: ja  
> subject: 体液

## 問題

体液のうち、細胞外液に含まれないものはどれか。

## 選択肢

1. 血漿
2. 脳脊髄液
3. リンパ液
4. 組織間液
5. 細胞内液 **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

体液は細胞内液と細胞外液に大別される。細胞外液には血漿、組織間液、リンパ液、脳脊髄液などが含まれる。細胞内液は細胞外液には含まれない。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、体液 (Body Fluids) の基本的な区画（コンパートメント）を問う基礎的な問題です。

体液は大きく、細胞内液 (Intracellular Fluid, ICF) と 細胞外液 (Extracellular Fluid, ECF) に分類されます。

細胞外液はさらに、血管内を循環する 血漿 (Plasma)、細胞と細胞の間を満たす 組織間液 (Interstitial Fluid)、そして リンパ液 (Lymph) や 脳脊髄液 (Cerebrospinal Fluid, CSF) などの特殊な液体を含む 経細胞液 (Transcellular Fluid) に分けられます。

正解である「細胞内液」は細胞の内部に存在する体液であり、明らかに細胞外液には含まれません。この区別は、最重要！ 輸液療法 (Fluid Therapy) や浮腫 (Edema) の病態理解の基礎となります。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

体液区画の定義から、細胞内液（ICF）は細胞膜（Cell Membrane）で隔てられた細胞内の水分であり、細胞外液（ECF）の一部ではありません。成人の体液の約2/3が細胞内液、約1/3が細胞外液です。 したがって、「細胞外液に含まれないもの」として最も適切なのは細胞内液です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

混同注意！

①番の **血漿 (Plasma)**：細胞外液の一部であり、血管内に存在します。

②番の **脳脊髄液 (CSF)**：細胞外液の特殊な形態である経細胞液に含まれます。

③番の **リンパ液 (Lymph)**：組織間液からリンパ管に流入した液体で、細胞外液の一部です。

④番の **組織間液 (Interstitial Fluid)**：細胞外液の主要な構成要素の一つです。

これら4つは全て細胞外液に分類されるため、誤答です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

体液区画の理解には、細胞膜 (Cell Membrane) と 毛細血管壁 (Capillary Wall) という二つの主要なバリアの存在が重要です。細胞膜は細胞内液と細胞外液（組織間液）を隔て、毛細血管壁は血漿と組織間液を隔てています。この二つのバリアの機能障害が、それぞれ 細胞性浮腫 と 血管性浮腫 の原因となります。

概念整理: 体液は大きく分けて「細胞内液」と「細胞外液」に二分される。細胞外液は「血漿」「組織間液」「経細胞液（リンパ液、脳脊髄液、消化液など）」から構成される。

一目で比較！:

| 区画 | 構成 | 比率（成人） |
| --- | --- | --- |
| 細胞内液 (ICF) | 全細胞内の水分 | 約40% (体重の) |
| 細胞外液 (ECF) | 血漿 + 組織間液 + 経細胞液 | 約20% (体重の) |

看護過程ポイント: **アセスメント**では、体液量の異常（脱水か過剰か）を判断するために、まず「どの区画に異常があるのか」を考える。例えば、下痢による脱水は主に細胞外液（組織間液）の減少、浮腫は細胞外液（組織間液）の増加、低Na血症による脳浮腫は細胞内液の増加というように、病態と区画を結びつけることが重要。

暗記のコツ: 「細胞の外」にあるものを想像しよう。血管の中（血漿）、細胞と細胞の間（組織間液）、リンパ管の中（リンパ液）、脳と脊髄の周り（脳脊髄液）…これらは全て「細胞の外」にあるよね？「細胞の内」にあるのは「細胞内液」だけ、と覚えよう。

国試頻出ポイント: 体液区分の知識は、輸液の選択（細胞外液補充液か、細胞内液補充液か）、電解質異常の病態、脱水の種類（高張性脱水 vs 低張性脱水 vs 等張性脱水）の理解に直結するため、基本問題として頻出。

出題パターン注意！: 単純な知識問題としてだけでなく、「急性胃腸炎の患者にみられる脱水はどの区画の減少か」「ネフローゼ症候群の浮腫はどの機序か」といった、病態と関連付けた状況設定問題でも出題されやすい。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

術後2日目の70代男性。消化器外科で胃切除術を受けた。朝のバイタルサインは安定しているが、体重が術前より2kg増加、下肢に軽度の 圧痕性浮腫 (Pitting Edema) を認める。尿量は1日1000mlと少なめ。輸液は維持量の細胞外液補充液（乳酸リンゲル液）が投与中。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**

1. **観察**: 浮腫の程度（圧痕の深さ、回復時間）、体重推移、尿量、バイタルサイン (Vital Signs)、頸静脈怒張の有無、呼吸音（湿性ラ音の有無）を確認。

2. **アセスメント**: 術後の ADH（抗利尿ホルモン） や アルドステロン (Aldosterone) の分泌亢進により、細胞外液が増加している可能性が高い。心機能に問題がなければ、生理的な術後反応の範囲内であることが多い。

3. **報告**（SBAR）: 「S（状況）：胃切除術後2日目の〇〇様、下肢浮腫と体重増加あり。B（背景）：術後の輸液管理中。A（アセスメント）：細胞外液の軽度過剰と考えられるが、心不全や腎不全の兆候はない。R（推奨）：輸液量の減量指示と、浮腫の経過観察を依頼したい。」
**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**

最重要！ 高齢者や心疾患・腎疾患の既往がある患者では、輸液過剰が容易に 心不全 (Heart Failure) や 肺水腫 (Pulmonary Edema) を引き起こす。特に夜間の呼吸状態の変化（起座呼吸、発作性夜間呼吸困難）に注意が必要。

看護プロトコル: 観察項目として、**浮腫の評価（圧痕の深さを0~4+で記録）**、**体重測定（毎日同じ条件で）**、**IN/OUTバランス（正確な測定）**、**呼吸音聴取**。報告基準は、体重が1日1kg以上の増加、または浮腫が急速に増悪する場合。

先輩看護師の一言: 「体液の区分を理解していると、『なぜこの患者さんにこの輸液が選択されたのか』『浮腫が出た時に何を疑うべきか』のアセスメントが格段に速くなります！国試の知識は、まさに現場の患者さんの安全を守る武器です。頑張って覚えましょう！」

## 重要概念

- **細胞外液 (Extracellular Fluid, ECF)** — 細胞の外部に存在する体液の総称。血漿、組織間液、リンパ液、脳脊髄液などを含む。
- **細胞内液 (Intracellular Fluid, ICF)** — 細胞の内部に存在する体液。全体の約2/3を占める。
- **組織間液 (Interstitial Fluid)** — 細胞と細胞の間（間質）を満たす液体。毛細血管から濾過される。
- **血漿** — 血液の液体成分。細胞外液の一種で、血管内を循環する。
- **経細胞液 (Transcellular Fluid)** — 能動的な輸送によって産生される特殊な細胞外液。脳脊髄液、消化液、関節液など。

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