# 筋紡錘からの求心性情報を脊髄に伝える神経線維はどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=363210  
> language: ja  
> subject: 神経系

## 問題

筋紡錘からの求心性情報を脊髄に伝える神経線維はどれか。

## 選択肢

1. Aδ線維（鋭い痛覚・冷覚）
2. C線維（鈍い痛覚・温覚）
3. Ia線維（筋紡錘一次終末） **✔ 正解**
4. Aβ線維（触覚）
5. Aα線維（運動性）

**正解: 3**

## 解説

Ia線維（Aα群に分類されるが、特に筋紡錘からの求心性線維を指す）は、筋紡錘の一次終末からの情報（筋長の変化速度）を脊髄前角のα運動ニューロンに伝え、伸張反射（膝蓋腱反射など）の求心路を構成する。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、筋紡錘 (Muscle Spindle) とその求心性神経線維の種類を問う、神経生理学の基本問題です。筋紡錘は筋の長さとその変化速度を感知する感覚器官であり、その情報を脊髄へ伝える線維が何かを正確に理解する必要があります。筋紡錘からの情報は主に Ia線維 (Group Ia Fiber) によって伝達され、これは伸張反射（Stretch Reflex）の求心路を構成する最も重要な神経線維です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**

最重要！ 筋紡錘の一次終末（Primary Endings / Annulospiral Endings）からの情報（特に筋長の変化速度：動的応答）は、Ia線維（Aα群に分類される感覚性線維）を介して脊髄後根から脊髄に入り、直接 α運動ニューロン (Alpha Motor Neuron) にシナプス結合します。この単シナプス反射が 伸張反射 (Stretch Reflex)（例：膝蓋腱反射）の基盤です。Ia線維は最も太く、伝導速度が最も速い感覚線維です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**

- ①番：混同注意！ Aδ線維は鋭い痛覚（Sharp Pain）と冷覚（Cold Sensation）を伝える細い有髄線維です。侵害受容に関わるため、筋紡錘の情報伝達とは無関係です。
- ②番：C線維は鈍い痛覚（Dull Pain / Burning Pain）と温覚（Warm Sensation）を伝える無髄線維です。こちらも侵害受容に関わるため、筋感覚（固有感覚）とは異なります。
- ④番：Aβ線維は触覚（Touch）と圧覚（Pressure）を伝える有髄線維です。皮膚の機械受容器（メルケル細胞、マイスナー小体など）からの情報を伝えます。筋紡錘からの情報は伝えません。
- ⑤番：Aα線維は混同注意！ 分類上、筋紡錘からのIa線維もAα群に含まれますが、通常「Aα線維」と言う場合はα運動ニューロンの遠心性線維（運動性）を指します。求心性のIa線維と区別するために、問題文では「Ia線維」が最適です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**

筋紡錘には一次終末（Ia線維）と二次終末（II線維）があります。II線維は筋長の静的変化（筋の長さそのもの）を伝え、伸張反射には関与しにくいとされています。また、筋紡錘の感度は γ運動ニューロン (Gamma Motor Neuron) によって調節されており、これにより筋紡錘が常に筋の伸縮を正確に感知できるようになっています。

概念整理: 神経線維は伝導速度と直径によりAα（Ia, Ib）, Aβ（II）, Aδ（III）, C（IV）に分類されます。筋紡錘一次終末（動的応答）→ Ia線維 → α運動ニューロン → 伸張反射。筋紡錘二次終末（静的応答）→ II線維。ゴルジ腱器官 → Ib線維 → 拮抗抑制。

一目で比較！:

| 線維 | 機能 | 由来 |
| --- | --- | --- |
| Ia | 筋長変化速度（動的） | 筋紡錘一次終末 |
| II | 筋長（静的） | 筋紡錘二次終末 / 皮膚圧受容器 |
| Ib | 筋張力 | ゴルジ腱器官 |

国試頻出ポイント: 神経線維の分類と機能の組み合わせ、特に「Ia線維＝筋紡錘一次終末＝伸張反射の求心路」は毎年出題される核心知識です。Aδ（痛覚・冷覚）とC（痛覚・温覚）の対比もよく出ます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**

脳卒中後の左片麻痺患者、70代女性の 膝蓋腱反射 (Patellar Tendon Reflex) を評価しています。神経学的診察で重要なのは、反射が正常・亢進・低下・消失のいずれかを判定することです。この反射はIa線維とα運動ニューロンからなる単シナプス伸張反射を利用しており、その経路のどこかに障害があると反射異常として現れます。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**

- 観察：患者をリラックスさせ、膝を軽く屈曲した状態でアキレス腱を軽く叩打。下腿の伸展の程度を観察します。反射の強さをスケール（0：消失、1：低下、2：正常、3：亢進、4：クローヌス）で記録します。
- アセスメント：反射亢進（3+以上）は上位運動ニューロン障害（脳卒中、脊髄損傷など）を示唆。反射消失（0）は下位運動ニューロン障害（末梢神経障害、脊髄前角細胞障害など）を示唆します。左右差の有無も重要です。
- 報告（SBAR）：Situation「左片麻痺の患者、膝蓋腱反射を評価したところ左側は3+で亢進、右側は2+で正常でした」→ Background「脳卒中後2週目」→ Assessment「上位運動ニューロン障害による反射亢進と考えます」→ Recommendation「経過観察とリハビリ継続で、急変時は再度評価します」。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**

反射検査は非侵襲的ですが、患者が緊張していると反射が出にくくなることがあります。また、腱叩打の強さは一定にすることが重要です。反射が対称性に消失している場合は、脊髄ショック（Spinal Shock）や重症末梢神経障害を疑い、緊急対応が必要です。

先輩看護師の一言: 「神経学的診察は、学生のうちに正しい手技と正常・異常のパターンを身につけておくと、現場で患者さんの変化にすぐ気づけますよ！特にIa線維の反射弓は国試頻出なので、『叩く＝伸張＝Ia線維が興奮＝α運動ニューロンが興奮＝筋肉が収縮』という流れをイメージしながら覚えましょう！」

## 重要概念

- **筋紡錘** — 筋の長さとその変化速度を感知する感覚器官。骨格筋内に存在し、伸張反射の受容器となる。
- **Ia線維** — 最も太く伝導速度の速い感覚性神経線維。筋紡錘一次終末からの情報を脊髄へ伝え、伸張反射の求心路を構成する。
- **伸張反射** — 筋が急に伸ばされたときに反射的に収縮する現象（例：膝蓋腱反射）。Ia線維とα運動ニューロンによる単シナプス反射である。
- **α運動ニューロン** — 脊髄前角に存在する運動ニューロン。その軸索はAα遠心性線維となり、骨格筋を支配する。
- **γ運動ニューロン** — 脊髄前角に存在する小型の運動ニューロン。筋紡錘内の錘内筋線維を支配し、筋紡錘の感度を調節する。

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