# 動脈血の水素イオン濃度（pH）が7.25の場合、この状態を正しく表しているのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=363107  
> language: ja  
> subject: 生体リズムと恒常性

## 問題

動脈血の水素イオン濃度（pH）が7.25の場合、この状態を正しく表しているのはどれか。

## 選択肢

1. 代償性アルカローシスである。
2. アルカローシス（アルカリ血症）である。
3. 呼吸性アルカローシスである。
4. アシドーシス（酸性血症）である。 **✔ 正解**
5. 正常範囲内である。

**正解: 4**

## 解説

動脈血pHの正常範囲は7.35～7.45である。pH 7.25はこの範囲を下回っており、アシドーシス（酸性血症）の状態を示す。原因が呼吸性か代謝性かは、PaCO2とHCO3-の値を併せて評価する必要がある。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、動脈血ガス分析 (Arterial Blood Gas Analysis, ABG) の基本である pH (水素イオン濃度指数) の解釈を問うています。血液のpHは生体内の恒常性（ホメオスタシス）を維持するための最も重要な指標の一つであり、正常範囲は 7.35～7.45 と厳密に調節されています。pH 7.25はこの範囲を下回っているため、最重要！ アシドーシス (Acidosis) / 酸性血症 (Acidemia) と判断します。この問題では「状態」だけを問うているため、原因（呼吸性か代謝性か）の特定は不要です。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**
選択肢④が正解です。動脈血pH 7.25は正常範囲（7.35～7.45）を下回っており、これは体内で 水素イオン (H+) 濃度が上昇 している状態、すなわち アシドーシス (Acidosis) を意味します。pH 7.25は緊急性を要する可能性のある中等度のアシドーシスであり、迅速な原因検索と対応が必要です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**
①番：混同注意！ 「代償性 (Compensated)」とは、生体が呼吸数や腎臓の機能を変化させてpHを正常範囲に戻そうとしている状態を指します。pHが7.25と異常値を示している時点で、代償が不十分（非代償性）または代償が破綻している状態です。
②番：pHが正常範囲を上回った状態（>7.45）を アルカローシス (Alkalosis) / アルカリ血症 (Alkalemia) と言います。pH 7.25は低いため、誤りです。
③番：「呼吸性 (Respiratory)」は原因を特定する分類です。pH単独では原因は判別できず、PaCO2 と HCO3- の値が必要です。この設問は「状態」を尋ねているため、原因分類は不要です。
⑤番：正常範囲は7.35～7.45です。7.25は明らかに異常値です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**
ABG解釈の基本ステップを確実に押さえましょう。
1. **pHを見る**：正常（7.35-7.45）か、アシドーシス（7.45）か。
2. **原因を特定する**：PaCO2（正常値: 35-45 mmHg） と HCO3-（正常値: 22-26 mEq/L） を確認。PaCO2の異常なら呼吸性、HCO3-の異常なら代謝性。
3. **代償の評価**：pHが異常なら非代償性。pHが正常範囲に戻っていれば代償性。

概念整理: 動脈血ガス分析 (ABG) におけるpHの解釈。pH 7.35未満 = アシドーシス (Acidemia)。pH 7.45超 = アルカローシス (Alkalemia)。原因の特定にはPaCO2とHCO3-の同時評価が必須。

一目で比較！:

| 状態 | pH | PaCO2 (呼吸性因子) | HCO3- (代謝性因子) |
| --- | --- | --- | --- |
| 呼吸性アシドーシス | 低下 | 上昇 | 正常 (慢性では上昇) |
| 呼吸性アルカローシス | 上昇 | 低下 | 正常 (慢性では低下) |
| 代謝性アシドーシス | 低下 | 正常 (代償では低下) | 低下 |
| 代謝性アルカローシス | 上昇 | 正常 (代償では上昇) | 上昇 |

看護過程ポイント:
- **アセスメント**：ABG採血後の バイタルサイン (Vital Signs) と 呼吸状態（呼吸数、深さ、リズム、SpO2）の同時評価。意識レベル（アシドーシスによる意識障害の有無）も確認。
- **看護診断 (Nursing Diagnosis)**：ガス交換障害 (Impaired Gas Exchange) または非効果的呼吸パターン (Ineffective Breathing Pattern)。
- **計画・実施**：医師の指示に基づく 酸素療法 (Oxygen Therapy)、原因疾患に応じた治療（例：糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)への輸液・インスリン投与、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪への非侵襲的陽圧換気(NPPV)）。
- **評価**：pHが正常範囲に改善しているか、原因となるPaCO2やHCO3-が是正されているか。

暗記のコツ: pH の「p」は「potential（可能性）」、「H」は「水素 (Hydrogen)」。pHが低い（

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 75歳男性、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の既往あり。肺炎のため入院中。夜間の痰詰まりで呼吸状態が悪化し、動脈血ガス分析の結果が pH 7.25, PaCO2 65 mmHg, HCO3- 28 mEq/L でした。あなたは受け持ち看護師です。このABGデータから何をアセスメントし、どのような対応をとるべきでしょうか？

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:
1. **観察 (Observation)**：意識レベル（JCS, GCS）、呼吸数・パターン（努力呼吸、胸郭の動き）、SpO2、血圧、心拍数、咳嗽の有効性、痰の量・色・性状。
2. **アセスメント (Assessment)**：最重要！ 本例はPaCO2が異常高値であり、pHが低下しているため、呼吸性アシドーシス (Respiratory Acidosis) と判断。COPD患者の急性増悪による高二酸化炭素血症の可能性が高い。意識レベル低下はCO2ナルコーシスの前兆であり、緊急対応が必要です。
3. **報告 (Report - SBAR)**:
- S (Situation): 「75歳男性、COPDの患者さんです。夜間から呼吸状態が悪化し、ABGの結果がpH 7.25、PaCO2 65と呼吸性アシドーシスを示しています。意識レベルが少し低下しています。」
- B (Background): 「肺炎で入院中。慢性呼吸不全のベースがあります。」
- A (Assessment): 「私は呼吸性アシドーシスによるCO2ナルコーシスの前兆と考えています。」
- R (Recommendation): 「医師の指示に基づき、酸素投与量の調整と非侵襲的陽圧換気(NPPV)の準備を開始したいと考えています。至急、指示を仰ぎます。」
4. **介入 (Intervention)**：
- 気道確保と体位変換：ファウラー位またはセミファウラー位。口腔・気道内の痰を吸引。
- 酸素療法：COPD患者への高濃度酸素投与は禁忌（Haldane効果によりCO2ナルコーシスを悪化させる）。医師の指示に基づき、低流量酸素（1-2 L/min, 経鼻カニューラ）でSpO2 88-92%を目標に調節。
- NPPV準備：BiPAPなどの非侵襲的陽圧換気の準備とセッティング。
- 薬剤投与：医師の指示により、気管支拡張薬（β2刺激薬）の吸入や、ステロイド薬の静脈内投与を実施。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:
- 最重要！ COPD患者への酸素投与は、酸素中毒とCO2ナルコーシスのリスクがあるため、SpO2の目標値を厳守する。高流量は絶対に避ける。
- 意識レベルが低下した場合は、気管挿管と人工呼吸器管理の準備も同時に進める。
- 転倒・転落予防：意識レベル低下によりリスクが高まるため、ベッド柵の設置、コールの手元への配置、定期的な見回りを徹底する。

看護プロトコル:
- **観察項目**：バイタルサイン（特に呼吸数、SpO2、意識レベル）、ABG（必要時毎回、または医師指示に基づき繰り返し測定）、呼吸音（ウィージング、ラ音の有無）、痰の喀出力。
- **報告基準 (SBAR)**：上記参照。特に意識レベルの変化とABGの悪化は、躊躇せずに報告。
- **記録のポイント**：ABGの結果（pH, PaCO2, PaO2, HCO3-）、酸素投与量（L/minまたは濃度）、SpO2値、呼吸状態の経時的変化、実施したケアとその反応。
- **家族への説明の留意点**：「今、呼吸の状態が悪くなっていて、意識も少しぼんやりされています。酸素の量を調節しながら、呼吸を助ける機械（NPPV）の準備をしています。」と状況を簡潔に伝え、不安を軽減する。

先輩看護師の一言
「ABGのpHを見たら、まず『アシドーシスかアルカローシスか』を瞬時に判断してください。そして、その患者さんの呼吸状態、意識レベルと照らし合わせることが現場で求められる第一歩です。国試では数値だけを問われますが、現場では『このpHの患者さんに、今何をすべきか』が常に問われます。数値を覚えるだけでなく、その裏にある病態と看護をリンクさせましょう！」

## 重要概念

- **アシドーシス** — 体液のpHが7.35未満に低下した状態。水素イオン濃度の上昇を示す。
- **アルカローシス** — 体液のpHが7.45を超えて上昇した状態。水素イオン濃度の低下を示す。
- **代償** — 生体がpHを正常範囲に維持しようとする生理的反応。呼吸性代償（呼吸数・深さの変化）と腎性代償（HCO3-の再吸収・排泄）がある。
- **動脈血ガス分析 (Arterial Blood Gas Analysis)** — 動脈血を採取し、pH、PaO2、PaCO2、HCO3-、SaO2などを測定する検査。呼吸状態と酸塩基平衡の評価に不可欠。
- **水素イオン濃度 (Hydrogen Ion Concentration)** — 酸性度の指標。濃度が高いほどpHは低く（酸性）、低いほどpHは高い（アルカリ性）。

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