# メラトニンの分泌が最も亢進する時間帯はどれか。

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> language: ja  
> subject: 生体リズムと恒常性

## 問題

メラトニンの分泌が最も亢進する時間帯はどれか。

## 選択肢

1. 明け方の4時から6時
2. 午前中の8時から10時
3. 正午の12時から14時
4. 夕方の16時から18時
5. 夜間の22時から深夜2時 **✔ 正解**

**正解: 5**

## 解説

メラトニンは暗闇で分泌が促進されるホルモンであり、夜間の22時から深夜2時頃に分泌ピークを迎える。光曝露により分泌は抑制される。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、メラトニン (Melatonin) の分泌リズムに関する生理学の基礎知識を問うています。メラトニンは、松果体 (Pineal Gland) から分泌されるホルモンで、体内時計（サーカディアンリズム）の調節に重要な役割を果たします。その分泌は、光刺激によって強く抑制され、暗闇によって促進されるという特徴があります。
**正解の根拠 (Answer Rationale)**: 最重要！ メラトニンの分泌は、一般的に日没後から徐々に上昇し始め、深夜（22時から深夜2時頃）にピークを迎えます。その後、明け方に向けて徐々に低下し、覚醒時には最低レベルになります。この分泌リズムが、質の良い睡眠を誘導するために不可欠です。
**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:
- 混同注意！ ①明け方の4時から6時は、メラトニン分泌が低下し始める時間帯です。交感神経系の活動が優位になり、覚醒に向けた準備が進みます。
- ②午前中の8時から10時、③正午の12時から14時は、メラトニン分泌が最も低い時間帯です。日中は光曝露により分泌が抑制されています。
- ④夕方の16時から18時は、まだ分泌は低い状態ですが、日没が近づくにつれて上昇を開始する準備期にあたります。
**関連概念の整理 (Related Concepts)**: メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、不眠症 (Insomnia) や 時差ボケ (Jet Lag) の治療に用いられることがあります。また、概日リズム睡眠障害 (Circadian Rhythm Sleep Disorder) の病態理解にも必須の概念です。看護師は、患者の睡眠環境（特に照明管理）を整えることで、メラトニン分泌を促進し、質の高い睡眠を支援することができます。

概念整理: メラトニン は 松果体から分泌 され、光 → 分泌抑制、暗闇 → 分泌促進。分泌ピークは深夜（22時～2時頃）。睡眠導入と体内時計調節に必須。

一目で比較！: メラトニン（睡眠促進）と コルチゾール (Cortisol)（覚醒・ストレスホルモン）は逆相関のリズムを示します。コルチゾールは早朝（6～8時）にピークを迎え、夜間に最低値となります。

看護過程ポイント:
- **アセスメント**: 患者の睡眠パターン、入眠困難の有無、寝室の照明環境を確認。
- **看護介入**: 最重要！ 夜間の不要な照明を消し、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控えるよう指導する（ブルーライトがメラトニン分泌を抑制）。日中の光曝露を促すことも重要。

暗記のコツ: 「メラトニンは“暗い夜”に分泌される」と覚えましょう。「メラ（メラメラ）」ではなく、「メラ（眠る）」とイメージすると良いでしょう。ピーク時間は「22時から2時（22-2）」は「夫婦（22）に（2）寝る時間」と語呂合わせで。

国試頻出ポイント: メラトニンの分泌ピーク時間帯、光による抑制、睡眠障害との関連は頻出です。また、高齢者 ではメラトニン分泌量が減少し、睡眠が浅くなりやすいことや、交代勤務看護師 の睡眠リズム障害の理解にも応用できます。

出題パターン注意！: 単純な分泌時間の知識問題に加えて、「夜間に不眠を訴える高齢患者への看護介入」や「海外旅行後の時差ぼけ対策」といった状況設定問題で、メラトニンの知識を応用させる出題が考えられます。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド
**臨床シナリオ (Clinical Scenario)**: 72歳の女性、A氏。大腿骨頸部骨折で入院し、手術後3日目。夜間に「眠れない」と頻回にナースコールをします。日中のリハビリは頑張って行っていますが、夜間は何度も目が覚めてしまいます。病室の廊下側の照明は夜間も薄明かりがついており、A氏のベッドサイドに光が差し込んでいます。
**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**: 最重要！ まず、睡眠を妨げる要因をアセスメントします。
1. **環境調整**: 廊下の明かりが気になる場合は、遮光カーテンを閉める、またはアイマスクの使用を提案します。ナースステーションからの話し声やモニターアラームなどの騒音も確認します。
2. **日中の活動促進**: 日中のリハビリや散歩を促し、十分な光曝露を得られるよう支援します。これにより、夜間のメラトニン分泌が促進されます。
3. **夜間のケアの工夫**: 夜間のバイタルサイン測定や処置は、可能な限り最小限の刺激で行い、睡眠を中断させないように配慮します。
**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**: 高齢者は転倒リスクが高いため、夜間のトイレ歩行時には、足元灯を点けるなど、安全を確保しつつ、睡眠を妨げない照明管理が求められます。また、睡眠導入剤の使用が必要な場合には、転倒リスクや翌日のふらつきに注意する必要があります。

看護プロトコル: 不眠を訴える患者には、**観察項目**として「睡眠パターン（入眠時間、中途覚醒の回数・時間、起床時間）」「日中の眠気の有無」「痛み・不快感の有無」「環境因子（騒音、照明、温度）」「心理的ストレス」を記録します。医師への報告はSBAR形式で行い、睡眠導入剤の内服の必要性を検討します。

先輩看護師の一言: 「不眠の患者さんに『お薬出しましょうか？』と言う前に、まずは『何が眠れない原因なのかな？』とアセスメントすることが大切です。環境調整やリラクゼーションで改善することも多いんですよ。そして、メラトニンのリズムを整えるために、『朝日を浴びること』と『夜の照明を落とすこと』をぜひ意識してみてくださいね！」

## 重要概念

- **メラトニン** — 松果体から分泌されるホルモン。睡眠を誘導し、概日リズムを調節する。光刺激により分泌が抑制される。
- **松果体** — 間脳の背側後方に位置する小さな内分泌器官。メラトニンを分泌する。
- **サーカディアンリズム** — 約24時間周期で変動する体内リズム。睡眠・覚醒、体温、ホルモン分泌など様々な生理現象に影響する。
- **概日リズム睡眠障害** — 体内時計の乱れにより、睡眠のタイミングや質に問題が生じる疾患。時差ぼけや交代勤務が原因となることがある。
- **ブルーライト** — スマートフォンやパソコンの画面から発せられる青色光。メラトニン分泌を強く抑制し、睡眠の質を低下させる。

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