# Aさん(70歳、男性)は神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入し在宅療養を開始することになった。Aさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。

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> url: https://mymerci.kr/pages/nclex_q.php?qn_id=359979  
> language: ja  
> subject: 一般・状況設定問題

## 問題

Aさん(70歳、男性)は神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入し在宅療養を開始することになった。Aさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。

## 選択肢

1. 外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
2. カテーテルは大腿の内側に固定する。
3. 蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
4. カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。 **✔ 正解**

**正解: 4**

## 解説

尿路感染を防ぐための最も重要な原則は「閉鎖式尿路ドレナージシステムを維持すること（接続を外さないこと）」です。不要に外すと細菌が侵入するリスクが高まります。

## 詳細解説

核心解説
この問題は、在宅療養中の膀胱留置カテーテル管理 (Indwelling Catheter Care at Home) における感染予防の基本原則を問うています。神経因性膀胱 (Neurogenic Bladder) は排尿筋の収縮障害や尿道括約筋の協調不全により、自然排尿が困難となる病態で、長期のカテーテル留置が必要となることが多く、尿路感染症 (Catheter-Associated Urinary Tract Infection: CAUTI) の予防が看護の最優先課題となります。

正解は **「カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない」** です。これは、最重要！ 閉鎖式尿路ドレナージシステム (Closed Drainage System) の完全性を維持するという感染予防の鉄則に基づきます。接続部を外すたびに細菌が侵入するリスクが格段に上昇するため、不要な開放手技は絶対に避けなければなりません。

**正解の根拠 (Answer Rationale)**:

膀胱留置カテーテル管理において、CAUTI予防のための最も基本的かつ強力な対策は、閉鎖式回路を維持することです。尿路は本来無菌状態であり、カテーテル挿入により膀胱と外部が直接つながるため、細菌の逆行感染経路となります。回路を開放（接続を外す）すると、細菌がカテーテル内腔やバッグ内に侵入しやすくなり、膀胱内へと上行して感染を引き起こします。そのため、不要な接続解除は禁忌行為とされています。特に在宅では清潔操作の徹底が難しいため、この原則はより重要です。

**誤答の分析 (Distractor Analysis)**:

①番の「外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する」は誤りです。外出時や就寝時など、蓄尿バッグに尿がたまった場合は、混同注意！ 廃棄口（ドレナージポート）から排液するのが適切であり、バッグとカテーテルの接続を外して廃棄する行為は閉鎖回路を破壊し感染リスクを高めるため、決して行ってはなりません。排液後は廃棄口を消毒し、清潔に保ちます。

②番の「カテーテルは大腿の内側に固定する」は誤りです。カテーテル固定の原則は、尿道への牽引力をかけないことです。大腿の内側に固定すると、大腿の屈伸運動や内転によってカテーテルが尿道に引っ張られ、尿道粘膜の損傷（肉眼的血尿の原因）やカテーテルの自己抜去、さらには膀胱頸部への刺激による膀胱痙攣を誘発するリスクがあります。適切な固定部位は、腹部（下腹部）の皮膚です。腹部固定により、陰茎（または陰唇）へのカテーテルのループを作り、牽引を防ぎます。

③番の「蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる」は誤りです。遮光カバーは、混同注意！ 主に高カロリー輸液や一部の薬剤（光分解性のある薬剤）に対して必要とされるものであり、通常の蓄尿バッグに遮光の必要性はありません。遮光カバーをかぶせることは、尿の色調や性状（混濁、血尿、沈殿物の有無）の観察を困難にするため、かえって異常の早期発見を妨げるため不適切です。尿の観察は感染や出血の早期発見に不可欠です。

**関連概念の整理 (Related Concepts)**:

CAUTI予防策の核心は「閉鎖式システムの維持」「適切な固定」「バッグの位置管理（常に膀胱より低く保ち、逆流防止）」「尿量・性状の観察」「定期的な交換（カテーテルは1ヶ月毎、バッグは1週間毎が目安）」です。特に在宅では、患者や家族への指導項目として、手洗いの徹底、排液時の清潔操作、バッグを床に置かない、夜間はベッド柵より低い位置にバッグを掛けるなども併せて指導する必要があります。

概念整理: 膀胱留置カテーテル管理の核心は閉鎖式尿路ドレナージシステムの維持であり、感染予防が最優先。その他の管理項目（固定位置、観察、排液）はすべてこの原則を基盤としている。

一目で比較！:

| 項目 | 正しい管理方法 | 誤った管理方法 |
| --- | --- | --- |
| 排液 | 廃棄口から排液する | 接続を外して廃棄する |
| 固定 | 腹部（下腹部）に固定する | 大腿内側に固定する |
| 観察 | 尿の色・混濁を直接観察 | 遮光カバーで隠す |

看護過程ポイント:

- **アセスメント**: 尿の色調（血尿、混濁）、臭気、沈殿物、排尿痛の有無、発熱の有無、カテーテルの自己抜去の危険性（認知症やせん妄のある患者では特に注意）、固定テープの汚染・剥がれ。

- **看護診断**: 「感染リスク状態（尿路感染）」「排尿パターン障害（神経因性膀胱に関連）」「知識不足（在宅管理）」。

- **計画・実施**: 感染予防策の指導（手洗い、閉鎖回路の維持、適切な固定、排液手技）、バイタルサイン測定（発熱チェック）、尿培養検査の必要性の説明。

- **評価**: 感染徴候（発熱、膿尿、細菌尿）の有無、患者・家族の手技の習得度。

暗記のコツ:

「カテーテル管理は『閉じる・つなぐ・見る』を覚えよう！」

- 閉じる → 接続は外さない（閉鎖式を守る）

- つなぐ → 腹部に固定する（牽引しない）

- 見る → 遮光せず観察する（異常を見逃さない）

国試頻出ポイント:

膀胱留置カテーテルの管理は、基礎看護学・成人看護学・在宅看護論のいずれでも頻出です。特に「感染予防」に直結する閉鎖式システムの維持（接続を外さない）と適切な固定位置（腹部）は毎年必ず問われる重要項目です。事例問題では「在宅療養中の高齢者」「神経因性膀胱」「術後管理」の文脈で出題されやすいです。

出題パターン注意！:

単純知識問題から発展し、「認知症のある高齢女性のカテーテル自己抜去後の対応」「夜間の蓄尿バッグの高さ」「排液時の手指衛生のタイミング」など、より臨床判断を要する状況設定問題に注意してください。

## 臨床シナリオ

臨床実践ガイド

在宅での膀胱留置カテーテル管理において、看護師は患者と家族に具体的な指導を行います。例えば、訪問看護の場面で「カテーテルとバッグをつないだままお風呂に入ることはできませんか？」と質問された場合、**入浴時は接続を外さずに、シャワー浴を勧め、バッグを清潔なタオルで包む**などの具体的な方法を指導します。また、外出時は、蓄尿バッグを下腿に固定する専用ホルダーを使用し、バッグを常に膀胱より低く保つ工夫を伝えます。

**看護介入と判断戦略 (Nursing Intervention & Clinical Judgment)**:

訪問時にまず、手指衛生を確認し、発熱や排尿時痛の有無を聴取します。次に、カテーテルとバッグの接続部が確実にロックされているか、固定テープが汚れていないか、尿の色調に異常がないかを観察します。排液が必要な場合は、廃棄口をアルコール綿で清拭し、清潔な容器に排液した後、廃棄口を再度消毒して閉じるよう指導します。これらの手技は、最重要！ 感染リスクを最小化するための必須動作です。

**患者安全・注意事項 (Patient Safety & Precautions)**:

- 逆流防止！ 蓄尿バッグは常に膀胱より低い位置（ベッド柵や専用スタンドに掛ける）に保つ。床に直接置かない。

- カテーテルの引っ張りによる尿道損傷を防ぐため、腹部固定テープの剥がれや皮膚トラブルの有無を確認。

- 尿量が急に減少した場合や、血尿・混濁尿が出現した場合は、すぐに訪問看護ステーションへ連絡するよう指導。

- 混同注意！ 便秘はカテーテル留置患者の膀胱痙攣や尿路感染のリスクを高めるため、便通の管理も重要。

看護プロトコル:

- **観察項目**: バイタルサイン（体温）、尿の性状（色、混濁、沈殿物）、尿量、カテーテルの位置と固定状態、バッグの高さ、排液口の清潔状態。

- **報告基準（SBAR）**: S（状況）「Aさん、今朝から38.5℃の発熱と尿の混濁あり」→ B（背景）「神経因性膀胱でカテーテル留置中、排液手技は家族が実施」→ A（アセスメント）「尿路感染の可能性が高い」→ R（提案）「尿培養と抗生剤の処方を依頼します」。

- **記録のポイント**: 指導内容（閉鎖式維持の遵守状況、固定位置、排液手技の評価）、異常所見（発熱の有無、尿の性状変化）、患者・家族の反応と理解度。

先輩看護師の一言:

「カテーテル管理は『閉じて、つないで、観察する』の繰り返しです。特に在宅では、患者さんやご家族が自分で管理するので、『なぜこれが大切なのか』をきちんと説明して、一緒に感染予防を考えてあげてくださいね。接続を外さないのは鉄則ですが、『外したくなったらまずは私たちに相談してね』という安心感も大切です！」

## 重要概念

- **閉鎖式尿路ドレナージシステム** — 膀胱留置カテーテルと蓄尿バッグを密閉式に接続し、尿を無菌的に回収するシステム。接続を外さないことが感染予防の最重要原則。
- **尿路感染症** — 尿道、膀胱、尿管、腎臓に細菌が感染する疾患。膀胱留置カテーテル関連尿路感染症は最も頻度の高い医療関連感染の一つ。
- **膀胱留置カテーテル** — 膀胱内に留置する細い管で、持続的な尿ドレナージのために使用される。挿入時は無菌操作が必須で、定期的な交換が必要。
- **神経因性膀胱** — 脳卒中、脊髄損傷、糖尿病などにより膀胱の排尿機能を制御する神経が障害される病態。尿閉や尿失禁をきたし、カテーテル留置が必要になることが多い。
- **尿の性状観察** — 尿の色、混濁度、沈殿物、臭いを観察し、感染症や出血の早期発見に役立てる看護技術。遮光カバーをかけずに行う。

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