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国試頻出!術前・術後の看護の最重要ポイントまとめ | 마이메르시 MyMerci
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国試頻出!術前・術後の看護の最重要ポイントまとめ

概念 1. 術前指導は術後合併症予防の準備

術後は、麻酔の影響、創部痛、不安、疲労により、患者が新しい動作や呼吸法を理解しにくくなります。
そのため、術後に必要となる呼吸訓練や離床の説明は、できるだけ術前に行います。


術前指導のポイント

呼吸訓練
深呼吸、咳嗽、インセンティブ・スパイロメトリーなどを術前から練習します。
術後の無気肺や肺炎を予防するためです。


禁煙指導
喫煙は、術後呼吸器合併症や創傷治癒遅延、手術部位感染のリスクになります。
手術前日だけでなく、できるだけ早期から禁煙を支援します。


術後の流れの説明
ドレーン、点滴、尿道カテーテル、疼痛管理、早期離床の必要性を説明し、不安を軽減します。


国試の出題ポイント
術後に必要な呼吸訓練や離床の説明は、術前から行います。
「痛くなってから」「術後に初めて説明する」より、術前指導が適切です。


概念 2. 術後合併症はタイムラインで予測する

状況設定問題では、術後何日目かが大きなヒントになります。


術後直後〜24時間

注意すること

  • 術後出血

  • 気道閉塞

  • 呼吸抑制

  • ショック

  • 麻酔からの覚醒状態

  • 悪心・嘔吐

  • 低体温

術後1〜3日目

注意すること

  • 無気肺

  • 術後肺炎

  • 深部静脈血栓症

  • 肺塞栓症

  • 麻痺性イレウス

  • 術後せん妄

早期離床は、呼吸や循環を促し、無気肺、麻痺性イレウス、深部静脈血栓症などの術後合併症予防につながるとされています


術後4〜7日目以降

注意すること

  • 手術部位感染:SSI

  • 縫合不全

  • 膿性排液

  • 発熱

  • 創部発赤・腫脹・疼痛

  • ドレーン排液の異常

国試の出題ポイント
術後直後は出血と呼吸。
術後1〜3日目は無気肺、DVT、イレウス、せん妄。
術後4日目以降は感染と縫合不全を考えます。


概念 3. ドレーン排液は色・量・性状で判断する

ドレーン排液は、体内で起きている異常を早期に知る重要な情報です。


正常経過の目安

術後直後
→ 血性。

術後1〜2日
→ 淡血性。

術後3日以降
→ 漿液性へ変化し、量も減少していく。


異常を疑うサイン

  • 鮮血が急に増える

  • 1時間あたりの排液量が急増する

  • 悪臭がある

  • 膿性排液がある

  • 便汁様・胆汁様の排液がある

  • 排液が急に止まる

  • ドレーン周囲から漏れる

  • 発熱や腹痛を伴う


国試の出題ポイント
術後数時間後に鮮血の排液が急増した場合は、術後出血を疑います。
術後数日後に膿性・便汁様排液や発熱があれば、感染や縫合不全を考えます。


概念 4. 疼痛管理と早期離床はセットで考える

早期離床は、無気肺、DVT、麻痺性イレウス、廃用症候群の予防に重要です。
しかし、創部痛が強い状態で無理に歩かせると、患者の不安や苦痛が強くなり、離床が進みにくくなります。


看護のポイント

  • 離床前に疼痛を評価する

  • 鎮痛薬の効果時間を考えて使用する

  • 鎮痛薬の効果が出たタイミングで離床を促す

  • 創部を支持して咳嗽や体動を助ける

  • 点滴、ドレーン、尿道カテーテルを整理する

  • 起立性低血圧を観察する

長期臥床は術後合併症の誘因になるため、疼痛が離床の妨げになる場合は、鎮痛薬を使用して早期離床を進めることが重要です


国試の出題ポイント
痛みを我慢させて歩かせるのは不適切。
一方で、痛いから終日安静にするのも不適切。
鎮痛薬を活用し、痛みが軽減したタイミングで離床します。


概念 5. 術後せん妄は高齢者で注意する

術後せん妄は、高齢者、認知症既往、睡眠障害、脱水、疼痛、感染、環境変化などで起こりやすくなります。


みられやすい症状

  • 夜間に不穏になる

  • 点滴やドレーンを抜こうとする

  • つじつまの合わない話をする

  • 幻視がある

  • 見当識障害がある

  • 昼夜逆転する

  • 急にぼんやりする

看護のポイント

  • 昼夜のリズムを整える

  • 日中はカーテンを開けて光を入れる

  • 時計やカレンダーを見える場所に置く

  • 家族写真や普段使っている物を置く

  • 眼鏡・補聴器・義歯を使用する

  • 疼痛、尿閉、便秘、脱水、低酸素を確認する

  • 身体抑制を最初の選択肢にしない

せん妄ケアでは、静かで落ち着いた環境、時計・カレンダー・家族写真などの見当識の手がかり、家族による支援、眼鏡や補聴器の使用が役立つとされています


国試の出題ポイント
術後高齢者が夜間に急に混乱した場合は、認知症の進行だけでなく術後せん妄を考えます。
環境調整、見当識支援、原因の確認を行います。


術後合併症カレンダー

時期予測する合併症観察ポイント
帰室直後〜24時間出血、気道閉塞、呼吸抑制、ショック  バイタル、意識、呼吸、ドレーン排液、創部
術後1〜3日目       無気肺、肺炎、DVT、肺塞栓、麻痺性イレウス、せん妄SpO₂、呼吸音、下肢腫脹、排ガス、意識
術後4〜7日目以降SSI、縫合不全       発熱、創部発赤、膿性排液、便汁様排液、腹痛

まとめ

周術期看護シナリオでは、次の5つを押さえます。


術前指導
呼吸訓練、禁煙、術後の流れの説明は術前から行う。


合併症タイムライン
術後直後は出血・呼吸、術後1〜3日目は無気肺・DVT・イレウス・せん妄、術後4日目以降は感染・縫合不全。


ドレーン排液
血性から淡血性、漿液性へ変化し量が減るのが目安。鮮血急増、膿性、便汁様は異常。


疼痛管理と離床
鎮痛薬を活用し、痛みが軽減したタイミングで早期離床を促す。


術後せん妄
高齢者では注意。時計・カレンダー・家族写真、昼夜リズム、疼痛や脱水の確認で対応する。

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