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国試頻出!注射、点滴の最重要ポイントまとめ | 마이메르시 MyMerci
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国試頻出!注射、点滴の最重要ポイントまとめ

概念 1. 注射ルートごとの部位と角度

注射は、薬剤をどの深さに投与するかによって、刺入角度と部位が異なります。


皮内注射:ID
表皮と真皮の間に薬液を注入します。
ツベルクリン反応やアレルギー検査などで用いられます。

  • 角度:0度に近い角度

  • 部位:前腕内側など


皮下注射:SC
皮下組織に薬液を注入します。
インスリン注射などで用いられます。

  • 角度:10〜30度程度

  • 部位:上腕外側、腹部、大腿前外側など

  • 注意:インスリン注射後は原則として揉まない


筋肉内注射:IM
筋肉内に薬液を注入します。

  • 角度:45〜90度程度

  • 部位:三角筋、中殿筋など

  • 注意:神経損傷や血管損傷を避けるため、部位選定が重要


静脈内注射・採血:IV
静脈内に薬液を注入、または採血します。

  • 角度:10〜20度程度

  • 部位:肘正中皮静脈など


国試の出題ポイント
皮内は浅く、皮下は斜め、筋肉内は深く、静脈は血管に沿って刺入します。


概念 2. 点滴の滴下数計算

点滴の滴下数は、輸液量、輸液時間、輸液セットの滴下係数から計算します。


滴下係数

成人用輸液セット:1mL=20滴
小児用輸液セット:1mL=60滴

点滴の滴下数は、輸液量を輸液時間で割り、輸液セットの滴下数を掛けて求めます。成人用は20滴/mL、小児用は60滴/mLです


公式

1分間の滴下数 =(総輸液量 mL × 1mLあたりの滴数)÷ 投与時間 分

500mLを成人用20滴/mLセットで5時間投与する場合。

5時間 = 300分

(500 × 20)÷ 300
= 10000 ÷ 300
= 33.3...
≒ 33滴/分

国試の出題ポイント
時間は必ず「分」に直して計算します。
5時間なら300分です。


概念 3. 輸液ポンプのアラーム対応

輸液ポンプのアラームが鳴ったときは、機械を止めるだけでなく、原因を確認します。


閉塞アラーム

よくある原因

  • ルートが折れ曲がっている

  • 患者が腕を曲げている

  • クレンメが閉じている

  • フィルターや三方活栓が詰まっている

  • 針先の位置が悪い

  • 血管外漏出が起きている


気泡アラーム

ルート内に空気が混入している可能性があります。
そのまま投与せず、気泡の有無を確認し、施設の手順に従って除去します。


国試の出題ポイント
閉塞アラームでは、まずルートの屈曲、クレンメ、刺入部、患者の体位を確認します。
気泡アラームでは、ルート内の空気混入を確認します。


概念 4. 点滴漏れ・血管外漏出のアセスメント

点滴中に患者が「痛い」「腫れている」と訴えた場合は、血管外漏出を疑います。


主な症状

  • 刺入部の腫脹

  • 疼痛

  • 冷感

  • 発赤

  • 滴下不良

  • 皮膚のつっぱり

  • 薬液漏れ

  • しびれ

対応

  • 直ちに滴下を止める

  • 刺入部を観察する

  • 薬剤の種類を確認する

  • 医師・上司へ報告する

  • 施設の手順に従い抜針や処置を行う

  • 抗がん薬など組織障害性薬剤では特に慎重に対応する


国試の出題ポイント
腫脹、疼痛、冷感があれば、点滴漏れを疑います。
漏れを疑ったまま流し続けないことが重要です。


概念 5. 輸血の安全管理

輸血は血液製剤を体内に投与する医療行為であり、患者誤認や血液型不適合を防ぐため、厳格な確認が必要です。


開始前の確認

  • 患者氏名

  • 生年月日

  • 血液型:ABO・Rh

  • 血液製剤の種類

  • 製剤番号

  • 有効期限

  • 交差適合試験:クロスマッチ

  • 外観異常の有無

  • 医師の指示

  • 患者のバイタルサイン


開始直後の観察

輸血開始後は副作用が出やすいため、最初はゆっくり開始します。
開始5分間はベッドサイドを離れず、患者の訴えとバイタルサインを観察します。重篤な副作用は開始後5〜15分以内に起こることが多いとされています


観察する症状

  • 悪寒・戦慄

  • 発熱

  • 呼吸困難

  • 胸部不快感

  • 腰背部痛

  • 悪心・嘔吐

  • 発疹・蕁麻疹

  • 血圧低下

  • 頻脈

  • 褐色尿

副作用を疑う場合

  • 直ちに輸血を中止する

  • 医師へ報告する

  • ルートを確保し、生理食塩液へ切り替える準備をする

  • バイタルサインを測定する

  • 血液製剤と患者情報を再確認する

  • 指示に従い検査・処置を行う

GVHD予防

輸血後移植片対宿主病を予防するため、血液製剤に放射線照射を行うことがあります。


注射・点滴・輸血まとめ表

項目国試ポイント
皮内注射    0度に近い角度、前腕内側、ツベルクリン反応
皮下注射10〜30度、インスリン、注射後は揉まない
筋肉内注射  45〜90度、三角筋・中殿筋、神経損傷に注意
静脈内注射10〜20度、肘正中皮静脈など
滴下数計算         成人20滴/mL、小児60滴/mL、時間は分に直す
輸液ポンプ閉塞・気泡・血管外漏出を確認
点滴漏れ腫脹・疼痛・冷感。流し続けない
輸血開始5分間はベッドサイドで観察

まとめ

注射・点滴・輸血では、次の5つを押さえます。


注射角度
皮内は浅く、皮下は10〜30度、筋肉内は45〜90度、静脈内は10〜20度。


滴下数計算
成人用20滴/mL、小児用60滴/mL。輸液時間は分に直して計算する。


輸液ポンプ
閉塞アラームではルート屈曲・クレンメ・刺入部を確認し、気泡アラームでは空気混入を確認する。


血管外漏出
腫脹、疼痛、冷感があれば点滴漏れを疑い、流し続けない。


輸血
開始前に患者・血液製剤・クロスマッチを確認し、開始5分間はベッドサイドを離れず観察する。

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