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国試頻出!体位の種類と体位変換の最重要ポイントまとめ | 마이메르시 MyMerci
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国試頻出!体位の種類と体位変換の最重要ポイントまとめ

概念 1. 基本の体位と目的

体位は、患者の安楽、呼吸・循環の改善、処置・検査、褥瘡予防のために選択します。
病態や目的に合わせて適切な体位を選ぶことが重要です。


仰臥位
背部を下にした仰向けの体位です。
安定しやすく、休息時によく用いられます。


側臥位
横向きの体位です。
背部清拭、褥瘡予防、排痰、誤嚥予防などで用いられます。


腹臥位
うつ伏せの体位です。
背部の除圧や、呼吸状態の改善を目的に用いられることがあります。


ファウラー位・半坐位
上体を起こした体位です。
呼吸困難時、食後の逆流予防、経管栄養時などに用いられます。


シムス位
半腹臥位に近い側臥位です。
浣腸、直腸診、妊婦の安楽な体位などで用いられます。


国試の出題ポイント
呼吸困難
→ ファウラー位・起坐位。

妊婦の安楽
→ シムス位。

浣腸・直腸診
→ シムス位。


概念 2. 褥瘡好発部位は体位で変わる

褥瘡は、骨突出部に圧がかかり続けることで起こりやすくなります。
体位ごとに圧が集中する部位が異なります。


仰臥位の好発部位

  • 後頭部

  • 肩甲骨部

  • 肘頭部

  • 仙骨部

  • 踵骨部

側臥位の好発部位

  • 耳介部

  • 肩峰部

  • 肋骨部

  • 腸骨部

  • 大転子部

  • 膝関節部

  • 外果部・内果部

腹臥位の好発部位

  • 耳介部

  • 頬部

  • 肩峰部

  • 乳房

  • 男性外性器

  • 膝関節部

  • 足趾

体位ごとの褥瘡好発部位として、仰臥位では後頭部・肩甲骨部・仙骨部・踵骨部、側臥位では耳介部・肩峰部・大転子部・膝関節部などが挙げられています。


国試の出題ポイント
仰臥位
→ 仙骨部・踵骨部。

側臥位
→ 大転子部。

ファウラー位
→ 仙骨部・坐骨部、ずれによるせん断力に注意。


覚え方
褥瘡は、骨が当たるところにできる。
体位ごとの骨突出部を見る。


概念 3. 特殊な体位:頭低位と截石位

検査、処置、循環管理のために、特殊な体位をとることがあります。


頭低位:トレンデレンブルグ位
頭を低く、下肢を高くした体位です。
低血圧やショック時に一時的に用いられることがありますが、心不全、呼吸困難、頭蓋内圧亢進がある場合には注意が必要です。


截石位
仰臥位で両下肢を挙上し、股関節を開いた体位です。
分娩、婦人科診察、泌尿器科処置などで用いられます。


国試の出題ポイント
婦人科診察・分娩
→ 截石位。

ショック時の一時的な循環補助
→ 頭低位・下肢挙上を検討。


注意
体位は患者の疾患や呼吸・循環状態によって禁忌になることがあります。
「この体位なら必ずよい」と覚えず、患者の状態を観察して選択します。


概念 4. ボディメカニクスの原則

ボディメカニクスは、患者を安全に動かし、看護師自身の腰痛や負担を減らすための身体の使い方です。


主な原則

  • 支持基底面を広くする

  • 重心を低くする

  • 患者に近づく

  • 大きな筋群を使う

  • 体をねじらない

  • 移動方向に足先を向ける

  • 患者の身体を小さくまとめる

  • 摩擦を少なくする

  • 水平移動を利用する

  • てこの原理を利用する

ボディメカニクスの基本として、支持基底面を広くする、重心を低くする、患者との距離を近づける、大きな筋肉を使う、体をねじらない、水平移動やてこの原理を利用するなどが示されています。


国試の出題ポイント
患者を動かすときは、腕だけで持ち上げません。
膝を曲げ、患者に近づき、足を開いて、身体全体を使います。


覚え方
近づく。
低くする。
足を開く。
ねじらない。
持ち上げずに滑らせる。


概念 5. 体位変換の間隔と皮膚評価

自力で寝返りができない患者では、同じ部位への圧迫を避けるために体位変換を行います。
体位変換は、褥瘡予防だけでなく、関節拘縮、循環障害、神経麻痺、苦痛の予防にもつながります。体位変換は、同一体位による苦痛軽減、関節拘縮・変形、循環障害、神経麻痺、褥瘡予防を目的に行われます。


体位変換の間隔

一般的には、2時間ごとが目安として用いられます。
ただし、体圧分散マットレス、栄養状態、皮膚状態、体格、疾患、発汗、失禁の有無によって調整します。

「2時間おき」はよく使われる目安ですが、マットレスの種類や体格、皮膚状態により、より短い間隔や長い間隔が適切な場合があります。


皮膚評価

体位変換時には、圧迫部位の発赤、熱感、硬結、浮腫、水疱、皮膚剥離を観察します。


指で押して消える発赤

一時的な反応性充血の可能性があります。


指で押しても消えない発赤
持続する発赤であり、褥瘡の初期を疑います。指押し法では、発赤部分を押して白っぽく変化するかを確認し、白くならない場合は持続する発赤、つまり褥瘡と判断できます。


国試の出題ポイント
自力で体位変換できない患者
→ 体位変換と除圧。
→ 皮膚発赤を観察。
→ 指で押して消えない発赤は褥瘡を疑う。


体位の使い分け早見表

状況適した体位の例理由
呼吸困難  ファウラー位・起坐位    横隔膜が下がり、呼吸補助筋を使いやすい
妊婦の安楽シムス位・左側臥位下大静脈圧迫を軽減しやすい
浣腸・直腸診シムス位肛門・直腸の処置が行いやすい
婦人科診察截石位 会陰部・腟の観察や処置が行いやすい
仙骨部の除圧      側臥位・30度側臥位仙骨部への圧を逃がす
低血圧・ショック         下肢挙上・頭低位を検討静脈還流を増やす目的

まとめ

体位と体位変換では、次の5つを押さえます


基本体位
仰臥位、側臥位、腹臥位、ファウラー位、シムス位を目的とセットで覚える。


褥瘡好発部位
仰臥位は仙骨部・踵骨部、側臥位は大転子部、ファウラー位は仙骨部・坐骨部に注意。


特殊体位
頭低位、截石位などは目的と禁忌を確認して用いる。


ボディメカニクス
支持基底面を広くし、重心を低く、患者に近づき、体をねじらず大きな筋群を使う。


体位変換と評価
2時間ごとは目安。患者の状態に合わせて調整し、指で押して消えない発赤は褥瘡を疑う。

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